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5.集合

放課後になり、実行委員会の集まりに樹莉ちゃんと共に指定された教室へと向かう。

担任曰わく実行委員は1クラス2名ずつ選ばれるらしい。

「――ふぁぁぁぁああ」

樹莉ちゃんは相変わらず眠そうだ。

席替えをしたばかりの時は運動部だから授業中は可愛い寝顔が見られるのかと思っていたら、意外にも彼女は授業中一切寝ないのだ。

以前ふと理由を聞いてみたところ、「ウチ、馬鹿だから」と言っていた。

言動からは想像できない答えが返ってきてとても驚いたことを覚えている。


「そういえばさ、樹莉ちゃんの知り合いで実行委員になった人いた?」

「んー、いるのかなー?」

「そっかー、僕もわかんないんだよねー」

一応、休み時間等に女の子数人には声を掛けたが誰もいなかった。

「まぁ行けばわかるでしょ」

「そうだね、もし知り合いがいなかったら仲良くしてね」

「え、やだ」

「ひどっ」

「嘘だって、ウチも知り合いいなかったらヤバいしねー」

「お互い仲良くしよっか」

「はいはい、あれ? そこの教室だっけ?」

樹莉ちゃんが指差す教室には既に何人か人がいるようで騒がしい。

教室の扉を開ける。

一瞬全員の視線がこっちに集まり、元に戻る。

ぱっと見15人程度、実行委員が30人ぐらいだから半分か。

知っている人は…………いない。


「あー優ー!!」

隣にいた樹莉ちゃんが近くにいた女の子を指差して言う。

「あ、樹莉」

「へーアンタも実行委員だったんだー」

「樹莉が実行委員やるなんて珍しいね」

「いやー担任がさー」

「えーなになにー?」


「優」と呼ばれた少し茶色がかったボブの女の子。

一言で言うと凄く可愛い。

ただの可愛さだけでなく、素材の可愛さを自ら理解し、確実に活かしている感じ。

素振り、仕草、喋り方、等々ほぼ非の打ち所が無い。

外見は完璧、中身、性格が気になる。


「――樹莉ちゃんの友達ー?」

2人の話が一区切りついた所で会話に入り込む

「んー? そうよー可愛いでしょ」

「ちょっ、樹莉ー!!」

樹莉ちゃんはふふんと鼻を鳴らす。

ここはあまり反応せずに……

「えーっと、樹莉ちゃんの友達の代木蒼輔です、よろしくね」

「あっ、栗野優(くりのゆう)です。樹莉と同じ中学、です。」

「優はねーこう見えて元陸上部なんだよー」

「へー凄いね!! 吹奏楽とかかと思ったよ」

「えへへ、よく言われます」



恐らくだが内面も完璧だと思う。超可愛い。



しばらく3人でくだらない話をしていたら担当の先生が来て委員会が始まる。


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