表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
38/130

私と暮らしたい?

「陛下に会わせるために呼んだというのもあるが、私は君とキュアーをここに連れて来たかった」

 グレイス様がそう言った。


 私は、竜たちのいる湖を見た。

 きっと、この景色と仲間の竜たちを見せたかったのだろう。


「キューちゃん、仲間と一緒に暮らしたい?」

 そう訊くと、キュアーは私にぐりぐりと頭を擦りつけてきた。

 まるで、私と一緒のほうがいいと言っているようで、嬉しくなった。


「キューちゃん、私と暮らすほうがいい?」

「キュ」

 キュアーがそう答えてくれた。たぶん、肯定の意味だと思う。

(キューちゃんと離れなくていいんだ)

 仲間の所へ行きたいんじゃないかと、不安だった気持ちが落ち着いた。 これから、キュアーと一緒に王都で頑張っていこうと思った。



 帰りもまた一悶着あった。

 竜たちが引き止めるように皆で鳴くのだ。

「こりゃ、ずいぶんと好かれたな」

 ライドさんが苦笑している。

 グレイス様は、竜たちを宥めるように話しかけていた。

「リゼとキュアーは、また連れてくる」

 そう何度も言い聞かせ、ようやく城に帰ることができたのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ