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星の降る街に  作者: 霧島
第1章
1/92

1 出会い

。訪問していただきありがとうございます。4/1に同じタイトルでアップしましたが、手違いがありましたのでこちらに再度アップさせて頂いてます。これから山あり谷ありの宇宙旅行に、お付き合いいただければと思っています。よろしくお願いします^^

ある街外れの、古びた一軒家の不動産屋の張り紙。


【あなたも住んでみませんか?】


どこかと場所をみると、太陽系をすぎて更に数日行った星。最近開発されている所のようで

。ちなみに、地球発の列車の終着駅らしい。珍しい・・王政国家か。


近頃は、地球を離れ他の星に移住するひと達が増えてるって、噂で聞いたけど。

「ふぅ…ん。興味はあるわねぇ。でも…。」



はり紙の前で、ぶつぶつぼやきながら見ているのは、一人の女性。

名前は、鳴沢ケイ(なるさわ けい)29歳。

商社に勤めるOL。同期の仲間が寿退社する中、仕事を続けている。

仕事も責任職にも就くようになってからは、更に仕事に打ち込むようになった。

今のところ彼もいないし、結婚の予定もない。実家の母親はうるさいけれど

聞かないことにしている。

それでも近頃、このままで私はいいのか・・と漠然と思うようになってきた。

結婚だけが幸せではない。でも、一生一人は寂しすぎるな・・と。

人生の分岐点にきているのかもしれない。

でも、どうすればいいか。答えはでない。


気がついたら、会社では、同期で残っているのは、隣のデスクに座る、はやとだけ。

渡辺隼人(わたなべ はやと)31歳。彼も、独身だけどなぜ結婚しないか不思議なくらい。

仕事も完璧でできるし、モデルなみの容姿をしているし。

彼に憧れる女性社員は、数知れず・・。

社内では、1.2位を争う位(らしい・・噂では)もてるみたい。

もちろん、付き合った女性の噂は聞いているけれど、結婚まではいかないらしい。

仕事中は、情け容赦ないので、とても近寄りがたい。

「氷のプリンス」と周りに呼ばれていることを、彼は知っているだろうか。

厳しいけれど、そのあとちゃんと後輩などのフォローをさりげなくやっているところを

知っている私。なぜか、彼は、私にはやさしくて甘い・・・。

もちろん、私より役職は上。同期なのに悔しいな・・と思う心は秘めているけど。

あえて口にはださない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「住むと決める前に、様子を見に行くのもいいかもね」


と、軽い気持ちで不動産屋の扉を叩いた。


これが、彼女の人生を大きく変えることになるなんて、思ってもみなかったこと。






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