思考停止
先日の雨は心の空虚をいくらか埋めてくれた
あまりにも荒んだ毎日は
手のつけようがないくらいにどうしようもない
人生の全てが嫌になる
自分には欠点しかないのではないか
そんな自問自答が頭の中で反芻している
友人は全て居なくなった
俺のことを完全に見限ったのだと思う
気持ちは分かる
俺だって他人ならば見限りたくなる
ふと土手の河原に出向いて川を眺めてみた
川には悩み事や苦しい事が一才ないので
そんな思考停止の状態を羨ましく思う
何も考えないこと
そんな境地を獲得出来たのなら
もう少しだけ人生を生きてみようとは思うんだ。