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【プロットタイプ】偏食

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

昔に比べて優しくはなりましたよ。

でも其れを続ければどうなるか、今の現代日本のアレルギー患者の膨大を見れば、分かることだと思いますよ。

アレルギー反応。本来無害な物質に対して免疫が過剰反応する事によって起こる現象。くしゃみ、鼻水、肌の炎症などがこれに当たる。

尚、現代日本に対してここまで多くのアレルギーが頻発したのは、衛生環境が整い過ぎた結果、感染源に触れる機会が減った為、免疫系のバランスが崩れた事に起因するらしい。

日本の縮図だと感じた。


鏡花は周期的に偏食を繰り返すことがある。時にはジャンクフード、時には甘いケーキ、時にはラーメン。そう言った栄養の偏りのある物をただひたすら貪り食う。

そして今はケーキだった。俺と居る時は遠慮して過度に食べたがらないが、休日になると欲望が弾け飛ぶ。狂った様に口に詰める。

そして今、その悪癖が平日にも侵食して来たので、釘を刺す事にした。

「食事に置いて最もやっては行けない事は偏食だと俺は思うんだが」

体に良いからと言って、野菜だけを食べる。肉だけを食べる。米だけを食べる。一日や二日ならば問題にならないが、其れを一週間、一ヶ月、一年と続ければ必然的にバランスが崩れて来る。

だからこそ良い悪いに関わらず、体に取り込む事が大事なのだと。良かろうが、害があろうが、その身に携える事が大事なのだと。とある漫画に書いてあった。悪食は褒められた物だが、偏食は戴けない。

「分かってるよ。ある物に偏ってしまうと、他の物を食べた時に拒絶反応起こすって。今の私は現代日本が抱えるアレルギー患者みたいだって。

アレルギーが爆発的に増えた理由って知ってる? 衛生環境が整い過ぎたから。悪いもの、嫌な物を全て排除してしまったから。その方が生きやすいという欲望に従った結果。

人間、欲望に従う生き物なんだ。だからどうしても自分がしたいように、楽な方、楽な方へと進む」

そう言って最後の一切れを口の中に押し込むと、ポテトチップスの袋に手を掛ける。俺にも食べる様にと袋を揺すって渡された。

「数年前に比べて、社会は優しくなったよ。『学校に行きたくないなら行かなくて良い』、『苦しいなら会社休んで良い』なんて昔は考えられなかった。

でもそうなった結果、不登校は爆発的に増えた。退職代行も減ることを知らない。人間、優しいと甘いは紙一重。だから何処までも堕ちてしまえる」

そう言って一枚だけ口に咥えると、パリパリと咀嚼をする。次を食べようと手を伸ばすも、躊躇った様に手を引っこめる

「……だから私の欲望はこれでお終い。もうしないよ。本来、清く、正しく、美しく、優しくっていのは、限度あっての事だからね」

以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。


アレルギー、偏食、メンタル故の不登校、クローン。

全く違う事象に思えますが、大体は一緒。

特定の環境下でしか生きられない。


アレルギーはアレルゲンがない世界でしか、

偏食は同じ食べ物でしか、

メンタル故の不登校は部屋の中でしか、

クローンは同じ環境でしか、

受け入れられない。


結構有名な格闘漫画の台詞にこんなのがあるんですよ。著作権考えて、もじるんですが。


良いもの食ってりゃ健康になるって訳でも無い。

悪いものも同時に受け入れていかないと、健康とは言えない。


其れは本当に真理。そうなんです。

ずっと綺麗で優しい世界で過ごしていたいと思っていても、そうはいきません。

貴方の思いに関係なく、厳しさも汚れはある。

そして其れに直面した時に、過剰反応しちゃ駄目なんです。逃げては駄目なんですよ。本当は。


死なないギリギリのラインでリーチ掛けながら、明日を生きるのが一番成長します。


でも現代はそうじゃない。

コピー機使えないからって会社辞める。

『お前ブスだなぁ』って一度言われたから、不登校になる。

人の心が脆くなってるし、少しの傷も受け入れられない様になっている。


それでもそれを許し続けたら、待っているのは、堕落した世界だと思うんですよ。

私はそんな世界を『健全』とは思いたくありません。


別に辛いなら休んでも良いんです。逃げても良いんです。

ただ戻っては来て下さい。学校でも社会復帰でも。


私は一度逃げると逃げ癖付くので、周りが許さない場合は逃げませんでした。

いじめからも、パワハラからも。

吐いた時と、周りから強制帰宅を指示された時には帰りました。

それでも何とか生きてます。

そんなもんです。

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