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にじゅうわめ!お姉ちゃん一緒に寝よ?

変態メイドに釘を差した後……


「やることねぇ……」


暇だしテレビでも見るか〜


「ん?へ〜、お子ちゃまタバコねぇ、うちの会社も随分変な商品を出したもんだな〜」


何でもニコチンやタールなどの有害な物質が入っていないタバコらしい、ニコチンが無いから本来のタバコのような依存性もない。

まぁ、つまり本来のタバコを吸っているような人には意味がないってことだが。


まぁ、名前の通り子供がタバコを吸ってカッコつけるための商品だろう。

俺には似合いそうもねぇな。

キャラチェンでもしたら別だけど。


「ん?へ〜、ナスタチウム国がハナズ王国の支援金で浮浪児の救済ねぇ。」


ナスタチウム国、ハナズ王国、つまりうちの国の隣にあるいわば隣国だ。

とはいえ、20年前に戦争で敗れてからずっと廃れた国であったが。


浮浪児の救済よりも自国の復旧をすべきだと思うんだけどなぁ。

まぁ、あの国の国王は愛国心に溢れた民衆想いな良い人だから見ていられなかったのかな?

……ん〜……?

なんか違う気がする……


よくよく考えたら国が滅亡寸前の時は心を痛めながらも非情なことをできる人柄だったような……


ん〜……、まぁ、いっか。


ニュースも飽きてきたし寝るか〜


スヤ〜


*  *  *


修練場から帰ってきた永久ちゃん視点


ピンポーン


「あれ?外出中かな?」


帰ってすぐに織夏ちゃんの家に来たのだが居ないようだ。


「ん?鍵あいてる……」


不用心だな……

……やばい、入りたくなってきた……


ごめん織夏ちゃん許して!


ということで勝手に部屋に入ると……


「か……かわいい……」


織夏ちゃんが寝ている……

しゃ……写真撮って永久保存しないと。


「んん……お姉ちゃん……うにゅ……」


ぐふっ、か、可愛すぎる。


「えへへ……お姉ちゃん……ぎゅ〜……」


???

え?いや、え?

織夏ちゃんに引っ張られてベッドに引きずり込まれて抱きつかれた?

僕を寝た状態から引っ張るってどんなパワーしてんの?

いや、そんなことよりも、織夏ちゃんに抱きしめられてる!?


ぷにぷにで柔らかい肌が僕を包んでる……

は、鼻血が……


は、早く離れないと……

……力強!?

全く抜けられないんだけど!?


「んん……?暴れちゃ……めっ!」

「はぅ……」


もう……ずっと抱きつかれてていいや……


「んむぅ……」

「あぅ……」


………はっ!?

いや、だめでしょ!

僕男何だから駄目でしょ!

もはや僕自身よくわかってないけど駄目でしょ!


「は〜な〜し〜て〜!」

「んゆ?……あれ?お姉ちゃん?」


あっ、やっと起きた。


「なんでお姉ちゃんが私の部屋にいるの?」

「あぁ、鍵が掛かって無かったから……」

「……そっか!」


よかった!

なんとも思ってない!


「あれ?じゃあなんで私のベットに入ってるの?」

「寝ている織夏ちゃんに引きずり込まれて……」

「……そっか!」


普通に考えてありえないけど事実だからしょうがないよね!


*  *  *


起きたら目の前に永久ちゃんがいたんだが?

え?夜這い?

いや、いま昼だから昼這い?


いや、そんなことどうでも良くて、なんで部屋に居るの?


「なんでお姉ちゃんが私の部屋にいるの?」

「あぁ、鍵が掛かって無かったから……」

「……そっか!」


いくら部屋に鍵がかかってなかったからって普通中には入らないだろ……


……ん?

そう言えばなんで永久ちゃんが部屋に入ってきたときに起きれなかったんだ?

気配感知は眠っているときも発動していたはずだから侵入者が居たら起きたはずなのに……


……永久ちゃんだからか?

無害そうだからか?

無害だから無意識のうちに入ることを許可したのか?

うむむ……

わからん。

めんどくさいしもう考えなくていいや。


ん?なんで同じベッドで寝ているんだ?


「あれ?じゃあなんで私のベットに入ってるの?」

「寝ている織夏ちゃんに引きずり込まれて……」

「……そっか!」


……俺ならやりそうだわ……

だってさっき見た夢永久ちゃんを男の俺が抱きしめる夢だったし……

というか男の俺がそれやったら事案だろ。

今の俺なら大丈夫かもしれないけど。


……いや、逆に永久ちゃんが事案になるか?

字面にすると男性が幼い見た目の女性を抱きしめているだからな。

犯罪臭がする。


いや、永久ちゃんはかわいいからセーフだな。

むしろ百合だろ。

薔薇で造った百合の造花だがな。

だって男の娘とTSっ娘だし。


……そうか、そう言えば俺TSっ娘なのか。

脳内で考えるときも一人称私にするか?


……いや、俺って脳内だと男のときの声だったわ。

キモいからやめよう。


よし切り替えた、切り替えの速さが俺の唯一の特技だからね。


さ〜て、永久ちゃんとゲームでもするか。


「ねぇ永久ちゃん、なんか遊び道具持ってない?」

「急に話が変わった……いや、うん、持ってるよ。」

「見せて見せて!」

「はい、これ。」


と言って、永久ちゃんは制服のポケットから人生ゲームを取り出した。

因みに横56cmぐらいのでかいやつだ。


……まて、今どっから取り出した?

ポケットからだしたよな?

人生ゲームぐらいのでかいサイズのやつをポケットからだしたよな?

おかしいだろ!!!

ポケットが四次元空間につながってるのか!?

どっかで聞いたことがあるような設定だな!


……いや待てよ……

乙姫だとアイテムって種類ごとに99個まで持てたな。

……ゲームの世界だからか!

いや、いくらゲームだからってそれは無理があるだろ!

というかゲームだとヒロイン達がこの明らかにおかしい事になんのツッコミもなかったけどもしかしてこの世界の住民って全員この能力もってるのか!?

いや、一旦落ち着け俺、切り替えるんだ。


よし、切り替えた。

切り替えが速いのが俺の(ry


さ〜て人生ゲームするか〜

その後、人生ゲームをやりまくった。

因みにその後ポケットにどれぐらいものが入るのか調べたらいくらでも入った。

意味わからねぇ……

(ryってもう死語らしいですね。

まだまだ使うけどな!

因みに投稿時間は17時か18時です。

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