サービス…どころか人生終了!?
めっちゃ読みづらいです。たぶん。
翌朝。
「おはよーめいな…ってえ!?めいながお洒落して勉強してる!?」
ここで目玉が落ちそうなくらい驚いているのは親友の小山内誠である。
『ああ…おはよう誠』
「どーしちゃったのめいな??てか!あのイケメンなんとか、サービス終了するんでしょ??」
『その話やめてくれないかn』
「大丈夫なの?だってあのゲームが生き甲斐なんでしょ?」
『いや、一晩考えたんだけどさ…まああんな人気ゲーム会社リリースな訳ですし?もしかしたら再始動再配信の可能性もあるわけじゃないですか。もしいつか再始動するなら万全な状態でルークと再会したいんですよ。だからいつお知らせが来てもいいように自分磨きを頑張ろうという訳です。まあもし5年とか経っても再始動されないようだったら私があの会社に就職して再始動させればいいだけのことなので。と言うわけで勉強しているんですね。』
と強がってはいるが内心はズタボロだ。
昨日も宿題をやろうと椅子に座ったはいいが、ルークのことを考えて、気づけば2時間が経過していた。
「出たよオタク特有の敬語と早口のダブルブッキング。何言ってるかほぼ分かんなかったけど、まあ推しのために頑張ろうってことね。この誠様が協力してあげるから頑張りなさい。」
『ありがとう誠!さすが私の親友!』
くっさい台詞を吐いたせいで彼女の顔が一瞬歪んだが、見なかったことにしよう。
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あれから数ヶ月。私かなり頑張りました。
マシュマロすぎるボディーは標準くらいまで引き締まったし、早寝早起きの徹底とその他もろもろで肌も綺麗になった。
成績も若干だが上がったことには上がった。
そして迎えた12月13日。
私は泣かなかった。
カラオケの画面に繋いで、みんなを拝んで、
いつか絶対会いにいくと誓って、お別れした。
私は涙を堪えながらも、これからはルークのために生きようと決めて帰路についた。
その矢先だった。
私が上を向いたのと、その音が鳴ったのはほぼ同時だった。
横を見た瞬間目一杯にに飛び込んできたのは大型トラックだった。
そこから先のことは、覚えていない。