表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/101

緋桜 (1)

 京劇の孫悟空みたいなヘルメットを付けた人。

 そして、銀色の狼男。

 2人の日本の「御当地ヒーロー」は、ボク達が乗ってるトラックを銃撃してきた、こっちも2人の白い強化服(パワードスーツ)のヤツに立ち向かっていった。

 「孫悟空」の方は、地面スレスレを飛び、横に倒した弓から矢を放ち……。矢は、白い強化服(パワードスーツ)のヤツの片方の太股を貫通。どうやら、太い動脈が通っている所に当ったみたいで……傷口からは、もの凄い勢いで血が吹き出す。

 残りの1人の白い強化服(パワードスーツ)も、銀色の狼男のパンチであっさり吹き飛ばされ……あれ?

「な……なに……あれ?」

「え……っと……こっちが聞きたい……」

 ボクの疑問に、日本の「魔法使い」の女の子が答える。

 矢で射貫かれた方は太股から血を流しながら……パンチで吹き飛んだ方は……ガスマスクから血を流しながら……銃撃を続ける。

「ゾ……ゾンビ?」

「い……いや……強化服(パワードスーツ)にかけられてる防御魔法以外は……それっぽい気配は……」

「ねぇ、そっちも強化服(パワードスーツ)を着てるんなら……これ使える?」

 ボクは、トラックに積んであったでっかい機関銃を渡す。

「えっと……使った事無い……あ……あ、そう……判った」

「どしたの?」

「味方から……この強化服(パワードスーツ)の射撃補正機能をONにした、って連絡が……」

「じゃあ、使えるよね」

「や……やってみる」

 ……十数秒後、2体の白い強化服(パワードスーツ)の奴らは……ひき肉になっていた。

「ゆ……夢に出そう……」

「なら、やらせんな……」

 日本の魔法使いの女の子も半泣きの声だった。

「どうなってんだ、こりゃ? これが……『レコンキスタ』の最精鋭部隊?」

「痛覚を麻痺させてるんですかね?」

「にしても……何か変だ……」

 狼男と「孫悟空」は、そう会話を交していた。どうやら……この2人にとっても、白い強化服(パワードスーツ)の連中は、何か変な点が有るみたいだ。

「えっ?」

「何だこりゃ?」

 続いて、「孫悟空」と日本の魔法使いの女の子が同時に声を上げる。

「どしたの?」

 「味方」から何か連絡が有ったらしいけど……「孫悟空」と日本の魔法使いの女の子は……どう答えたらいいか判んないようだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ