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令嬢はチーター① Ⅷの鍵 ツキヨタケ


私は義務教育を終えてから一度も屋敷から出たことがない。

私が生まれたときには既に寝たきりのひい祖父のいいつけでは女に学は必要ないからということだった。

だが、この家の生まれの母と、ハバキ家から嫁いできた叔母は大学までいった。

この家につかえるメイドたちも高い学歴ではないにせよおよそ高校にはいっているものたち。


つまり私に学を学ばせたいのではないと、この屋敷に置くことが理由なのだと気がついた。

外の世界は屋敷の中からでもテレビで見られるから、なんら疑問も抱かなかった。


―――特殊組織に派閥争い。超絶すごい巨悪に立ち向かう異能組織マイネージョンが大統領の命を狙う!!

というニュースがやっていた。


「カイカさん」


親しいメイドの女性に声をかける。


「なんでしょう月歌お嬢様」


「私も何か組織を作りたいと思うんです」

「組織ですか?」


なにをいっているんだろうと言わんばかりの反応。

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