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2/破 - 下

前書き:この作品は「オチなし」「ストーリーなし」の作品です。ただ、文字が羅列してあるだけです



 外に出て遊ぶのは、実はあまり好きじゃない。なぜって、わたしとお姉ちゃんの時間を他のひとにも見られちゃうから。

 気にしていないと言えば、多分、ウソになる……と思う。だって、これは多分、おかしいことなんだと思うから。お姉ちゃんはあんまり気にしていないみたい。お姉ちゃんらしいといえば、お姉ちゃんらしい。ひとのことは、あんまり気にしなくて、自分の道だけを見ているような、そんな印象を、わたしはずっと抱えている。それがお姉ちゃんの悪いところでもあるけど、多分、いいところのほうが大きいんだと思う。

 そんなひとからの視線、っていうのもある。けど、それ以上にお姉ちゃんとの時間を他人に見せたくない。自分だけのものにしてしまいたい、と云う念のほうが強い。この時間はふたりだけのものにしたいのに、外に出ると嫌でも「他人」がそこにいるもの。

 楽しいこともある。それはそう。ふたりで外に出かけるワケだから、楽しいこともあるに決まってる。わたしの好きなお店に付き合ってもらったり、ふたりで調べたお店に入って食事して、あれこれ言い合ったり。外に出ても、楽しいことはいくらでもある。さっきと言ってること真逆だけど……


「私、この街の雰囲気はあんまり得意じゃないけど、この店のグリーンカレーは好きだわぁ」

 お姉ちゃんはそんなことを言いながら、笑顔で店を出てきた。今日のお財布はお姉ちゃん持ちで、わたしじゃない。だから、一足先にわたしは店の外に出ていて、お姉ちゃんがあとから出てくる恰好になる。

 本当は、お姉ちゃんにもわたしの趣味を解ってもらいたいんだけどなぁ。けど、そこは人それぞれだし、自分のやっていることが万人受けしないことだって、もちろん知ってる。文化だとは思うけど、逆にこんなものが文化でいいのかどうか、って思うところも無いと言えばウソになる。多分、この街にくるひとたちのなかにも、そんなことを考えているひとが居る―――と、思う。あくまで、思うだけ。

「この街……カレーのお店、多いから」

「そういえば、奈々ちゃんのお店もカレーメニュー豊富だったね。ま、高いし、味は普通だけどさ」

「……あそこはサービスのお店で、飲食店、といえばちょっと首を傾げるかな……」

「にゃるほどねぇ」

 お姉ちゃんは相槌をうつ。

 言うことも一理あって、この街にはカレーのお店が結構ある。わたしが知っているのは、いまふたりで入ってたここと、もう二店舗。そのうちのひとつはテレビでも紹介されたことのあるお店で、わたしも、お姉ちゃんが居ない土曜日の帰りはそこで食べたりしてる。いま入っていたこのお店も、わたしたちみたいなひとには結構有名なお店なんだけどね。店のなかの雰囲気だけで解っちゃうけど、お姉ちゃんはこのお店のグリーンカレーが凄く気に入ってて、この街にくると必ずここに行きたい、って言う。

 デート、って言うくらいなんだから、本当はもっとお洒落なお店でディナー。とかが、多分テッパンなんだろうけど、わたしたちのデートでは、そういうお店に入りたいと思っていても、懐事情の問題で入ることは全然ない。苦しいワケじゃないけど、わたしたち自身の収入はあまりなくて、食費は殆どわたしのバイト代頼りなところもあるし。

「この街には有名なラーメン屋さんもあるらしいね! 九州ナントカって店!」

「知らないなァ」

 ……たぶん、名前間違ってると思うけど……。まぁ、そんなところがお姉ちゃんのかわいいところでもあって、わたしは大好き。

 わたしたちが店から外に出るころには、あたりは暗闇に包まれていた。街の方の街灯で凄く明るく感じるけど、時刻は八時過ぎ。いつもよりも、街をぷらぷらしすぎたせいで、すっかり遅くなっちゃった。いつもなら、五時とかにはもう電車に乗ってるんだけど……

 この街にくると、わたしがお姉ちゃんを振り回しちゃうことも多いから、遅くなっちゃったのはわたしのせいでもあるんだよね。正直、お姉ちゃんはこの街でやることも、見ることもないから、基本わたしの用事とかみたいところに連れまわしちゃう。まあ、今回は、わたしに対するお詫び? みたいなものでもあるし、今回だけは許して欲しいなぁ。

「ふぃ……ラーメンに釣られて遅く帰るとこうなるって、解ってたんだけどなぁ」

「……お姉ちゃんはホイホイついて行きすぎ……。先生に誘われても、断ればいいのに……」

「いや、あれは不可抗力だから。完全に私の意志関係なく、無理矢理連れて行かれたから! いや、マジで!」

 それは誘拐なんじゃ……まぁ、身代金の要求があったワケでも、そのまま帰ってこなかったワケでもないし。そもそも、連れて行ったのは学校の先生であるワケで。

「だからって、約束破るのはダメだと思う」

 とはいえ、わたしだって、そんなに怒ってたワケじゃない。

 お姉ちゃんだって、ひと付き合いあるだろうし。わたしだって、学校にはちゃんと友だちも……少ないけど……居るワケであって。付き合いでどこかに遊びに行って遅くなることもあるし、お姉ちゃんに何度心配かけたことか、解らない。だから、ちょっとぐらい、大学の友だちと一緒に食事に行くくらいなら、わたしも全然大丈夫。なにも言わないし、連絡しなかったことをちょっと咎めるぐらいで、済む。

 けど、わたしが怒っているのは―――と、言うより、面白くない。それは〝あの女性〟の存在が、わたしは面白くなかった。

 お姉ちゃんの通う大学の先生。あのひと。色々と事情のあるお姉ちゃんに親身になってくれるひと。最初は、わたしも快く思ってた。お姉ちゃんは色々とあるし、それで大学も「復学」と云うカタチでいま通ってる。そんなお姉ちゃんを指導してくれたり、気にしてくれたり。いい人、なんだと思う。

 けどいまは違う。あのひとは、わたしからお姉ちゃんを奪う悪魔だ。きっと、そう。そう見える。わたしには、そう見えている。

 おっぱいも大きいし、見た目もキレイで、実にお姉ちゃん好み。わたしとは多分、違うベクトルの存在。お姉ちゃんはわたしのことをカワイイとは云うけど、キレイとは滅多に言わない。それこそ、夜のときぐらいしか…………


 ぶんぶん。


 そのときを想像して、わたしは慌てて首を振る。まだ、ここは家じゃないから、ダメ。想像したら、欲しくなる。お姉ちゃんの愛が欲しくなる。いまは不安だから、特に、欲しくなっちゃう。その不安を払拭するだけの確かななにか。それが肉体関係で、それで安心するのだから、やっぱり人間は『獣』なんだと思う。


 ―――ファン。


 乾いた音が響くと、目の前に人々を詰め込んだ電車がやってくる。これからこの人間せめぎあう電車に乗って揺られなければならないと考えると、憂鬱になる。いま通っている学校は電車で行くような場所でもないから、こうして、バイト帰りとかお姉ちゃんとのお出かけの日ぐらいしか、電車は乗らない。つまり、週に一度乗るか乗らないか、ってところだと思う。

 ぎゅうぎゅう詰めの電車の中身も、この街に止まると幾人か降りる。とはいえ、この街で大勢降りて、また大勢ここで乗るのだから、大体帳消しになっている気がする。

「おぅぇー」

 お姉ちゃんがわざとらしくそんなことを口にしながらも、電車の奥のほうへと向かっていく。しっかりつないだ手を離さないように、わたしもお姉ちゃんについて奥のほうへと進んでいく。大体の人間は、電車の入口付近に密集するから、奥に行ったほうがある程度は楽。

「まぁ、この時間だから……仕方ないね」

「そうだね」

 小声で話す。

 このまま電車で揺られること三〇分。そこで電車を乗り換え、再び電車に揺られて三〇分ほど。合計にして一時間ほどで、わたしたちは住んでいる街に帰ってくる。

 これで、一安心。楽しいデートは終わっちゃったけど、これからはゆっくりとした、わたしたちの時間が待っている。明日は日曜日だし、時間を気にせず、ふたりだけの時間を作ることができる。

 時間帯はもう夜の一〇時を回ろうとしていると云うのに、駅前は活気があった。恋人同士、長い夜を過ごしている人間たちもいる。土曜日なのに仕事をして、いま帰ってきたばかりのスーツ姿のひとたちもいる。酔っ払ってフラフラになっているひともいる。金曜日、土曜日の駅前はいつもこんなカンジ。

「いやー、これから家に戻るの億劫だねー」

 お姉ちゃんは自分の足を撫でながらそんなことを言った。一日中、あの街を散策したことになるので、脚が限界に近いんだと思う。お姉ちゃんの言葉を借りるなら―――

「脚がスティックになっちゃった?」

「いやー、マジでそれ」

 ―――そんな感じ。わたしは思わず微笑する。

 とはいえ、この時間帯のバスは少なくなっていて、次のバスはまだ先。これだけ時間が離れているのなら歩いて帰ったほうがマシなぐらい。多分、バスに乗ってしばらくした時間には家に着くぐらいだよね。もう少し頑張ってあるこ?

「えー……疲れたー。バス待とうよー」

 別に今日は荷物があるワケじゃないし……わたしとしては、お姉ちゃんと歩いて帰る時間もいいかな、って思い始めている頃合。

「ほら! 駅中に一一時ぐらいまでやってる喫茶店あるでしょ! あそこでバス待とうよー」

「うーん……」

「食後のコーヒーぐらい飲んでも許されるはずだよ!」

 きりっ、とキメ顔でお姉ちゃんは提案する。

 ……少し、揺らいできちゃった。わたしもダメダメだなぁ。と、言うより、お姉ちゃんに甘いのかもしれない。

「…………解ったよ。じゃあ、コーヒー飲んでいこうか」

「やった!」

 次のバスの時間は三〇分ぐらい先。それは多分乗れないだろうから、その次の時間を確認すると、今から一時間後ぐらいに今日最後のバスが来るらしい。わたしたちはそれに乗って帰ることに決めた。


 コーヒーはあんまり好きじゃない。苦いから。ただ、苦いだけだからあんまり好きじゃない。それは、お姉ちゃんも同じで、コーヒーを飲むときは牛乳とか砂糖とかを入れて苦味を消すので、それはコーヒーと言うよりも、砂糖を入れた牛乳のようなそれに早変わり。凄く、甘い。

 喫茶店にくると迷わず、コーヒーではなく紅茶を頼むのは、わたしも、お姉ちゃんも同じこと。だって、苦いの飲めないもの。だったら、まだ渋い紅茶のほうがスキ。どっちにしても、牛乳と砂糖は入れるんだけどね。

「うーん、グゥッド」

 お姉ちゃんは牛乳と砂糖を入れた紅茶を飲む。ちなみに、お姉ちゃんのミルクティーの通称はドブ水。なんか、色合いが似てるんだってさ……

「今日のドブ水もいい感じだね」

「……お姉ちゃん。それ、お店のなかで言わないで……」

 なんか、自分の飲んでいる紅茶が本当にドブ水ってカンジがして、あんまり好きじゃない。あと、外のお店だから、ひとの耳もあるから。

「あぁ、ゴメンゴメン」

 とはいえ、あんまり外じゃ飲まないからね。ぽろ、っと、口に出てしまったんだと思う。やっぱり、常日頃から口にしないように、ちゃんと言っておかないと……。お姉ちゃんはちょっと口が汚いところがある。

「ウッソ」

「ホント」

 ……口の周りにわざとらしく手を当てる。その「汚い」じゃないけど……まぁ、解っててやってるんだと思う。

 こういう何気ない会話って続かないと思う。けど、わたしたちはそんなどうでもいい会話が続くし、沈黙ですら、愛おしく感じる。

 時計のほうに目をやると、もう三〇分経過していた。バスがひとつ、出て行った時間だ。あと三〇分ぐらいはここでこうして時間を潰すことになる。さて、おかわりの紅茶を頼もうかとした。


「おや、珍しいところで会ったな」


 聴きなれた……できれば愛しい時間の最後の最後で聴きたくなかった声が聞こえた。

「あれ、センセイ。珍しいですね、こんなところで」

「うむ。学校の帰りでな。コーヒーでも一杯飲んでから帰ろうと思っていたところだったんだ。このあたりだと、手軽な喫煙スペースもここしかなかったんでな」

 …………。どうして、こんな日に限ってここにいるのか。寧ろ、タイミングとか、色々と偶然を通り越して、狙っていたんじゃないかと思う。

 そんなわたしの視線に気づいたのか―――にやり、と笑ったのを見て、わたしは思わず立ち上がってしまった。がたっ、と椅子が勢い良く後ろに下がる。

「……えーと」

 お姉ちゃんがどうしたものか、とこちらを見ている。しかし、わたしはお構いなしに、お姉ちゃんではなく、手前の女に対して視線を向ける。と、言うよりは自分でも解る。睨みつけているんだ。

 大嫌いだ。

 この女は、不快だ。

 年上には敬意を払え。だが自分の納得のいかない行いをする大人は軽蔑しろ。だが決して、言葉には出すな。―――父親の言葉。

「…………わたし、あなたが嫌いです」

 だけど、決して口にしなかった言葉を、わたしは口にする。よく、解らないけど、いまなら言える気がした。案の定、わたしの口は開いて、そのずっと、ずっと言いたかった言葉を口にしていた。

 手前の女は驚いた様子はなく、いつもと変わらず、スカした表情。だけど、最後に苦笑して―――

「おあいにくサマ。実はわたしもオマエのことは嫌いだ。スミレ妹よ」

 ―――カチン、ときた。

 けど、ここは抑える。お姉ちゃんに迷惑はかけられない。まぁ、もう口論になっている時点で充分迷惑だと思うし、大学に行ったときにこのひとに会ったらなんと言うか、ちょっと、気になるところではある。けど、この女と付き合わなくなったらそれはそれで。

「……と、とりあえずコーヒーを飲もう、うん……」

 お姉ちゃんは誰に言うワケでもなく、突然そんなことを言って、紅茶を口にする。コーヒーは頼んでいないので、紅茶。



「―――ではな、スミレ。またふたりでラーメンでも行こう」

「送ってくれてありがとうございました」

「なぁに。いいさ。ではな」

 ろろろろろー。車は快音を響かせて、その場から消えた。

 わたしとお姉ちゃんはあのあとすぐに喫茶店を出た。が、あの女も一緒にきたと思ったら送って行くと言った。わたしとしてはバスを待つ気だったんだけど、次のバスが来るのに三〇分ほどの時間があったから、お姉ちゃんは喜んであの女の車に乗った。仕方なく、わたしも車に乗って揺られること数分で、わたしたちの住むアパートまで帰ってきた。

「まだ機嫌……直ってないよねぇ」

 お姉ちゃんががっくしと肩を落とす。うーん、正直駅に着くまではルンルン気分だったような気がするけど、あの女にあった瞬間からわたしのなかの機嫌は凄く悪くなったと思う。ううん、悪くなった。

「前々から、なんか雰囲気よくないなぁ、と思ったんだけど……え、どのへんが嫌いなの?」

 部屋に戻ってからも、一緒にお風呂に入っている間にも、お姉ちゃんはそんなことを聞いてくる。

「…………はぁ。お姉ちゃんって…………」

「え、なになに?」

「ううん。なんでもないよ」

「えー、気になるー」

 多分、お姉ちゃん自身良く解っていないんだと思う。いや、多分、わたしとの経験のせいでそれが普通じゃないことを忘れてるような気がする。あの表情とか、お姉ちゃんに向けるものすべてがそういうものだって、わたしでも気づくし、不快に感じる。わたし、って云う存在を認知しておきながら、なお、奪おうとするあのひとが嫌い。大嫌い。

 髪の毛も乾かして、テレビをつけてふたりだけの時間。本来なら、ここからが本番で、凄く楽しい時間のハズなのに、最後の最後でわたしの機嫌は振り出しに戻っちゃった。楽しい一日だったはずなのにな。

 そんな空気に耐えられなくなったのか、お姉ちゃんは不意にわたしの目の前に来て―――

「ぎゅーっ!」

 そう、口で擬音を良いながら、わたしに抱きついてくる。

 ……あぁ、凄く……良い匂い。そして凄く、気持ち良い。お風呂上りっていうのもあって、お姉ちゃんの体は温かく、この季節にはとても……

「んー。お姉ちゃんは妹が不機嫌だととっても心配だよー」

「……ん」

「私が嫌われたんじゃないかなって、心配になっちゃうよー」

「だいじょぶ」

「ふふー。良かった」

 あぁ、わたしってなんて単純。もうちょっと、不機嫌でいたかったかな。けど、やっぱりお姉ちゃんには勝てないや。

「とりあえず、まだ時間あるし! お姉ちゃんは今日は奈々ちゃんのゲームに付き合っちゃおうかなー」

「ホント?」

 びっくり。お姉ちゃん、わたしとはゲームをしたがらない。あんまりゲームとか得意じゃないし、好きでもないみたいだから、お姉ちゃんは余程気まぐれを起こさない限りはわたしとゲームする時間は作ってくれない。だからいつもひとりで遊んでるんだけど、今日は違ったみたい。

 とりあえず、押入れに入っているゲーム機を取り出す。ソレをテレビに手際よくつないで、画面の入力を変えると、コントローラーをお姉ちゃんに手渡す。

「あ、でもなるべく、私に出番があるゲームでお願いね。前みたいに、空に投げられたと思ったらそのまま操作できないまま体力0になるとかはちょっとカンベン」


 ―――ずんずん、てれれれれっれ、てーれれー。あくしょん!

 おりゃ、うぜぇ、おりゃうぜぇ、でぃえああああ。

 そぅら、このごみやろぉ、じゃまだ、うぇーい、そぅら、ごみやろぉ―――


「……奈々ちゃん?」

 じゅあ、どりゃ、おらぁ―――10―――15―――

「コントローラーはぁ、ひっざのうえー。私、トイレ行ってくるねー」

 ―――ふっふぅ、てめぇ、ぶっころッ。

 ……………………。

 ……………。

 ……。

「しゅりつぶしゅうううう!」

「あああああ! もう、奈々ちゃんとはゲームしないぃぃぃぃいいいいい! うわぁああああああああああん!」



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