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終わりなき恋  作者: 尖角
12/16

緊張とドキドキ

今回のサブタイトルのドキドキは、緊張からでるドキドキではありません。

まあ、読んでいただければわかると思いますけど(笑)

 俺たちのダブル告白の決定3分後、吉野さんが教室に入ってきた。


 そしてすぐに俺達を見つけ近寄ってくる。


 それを見て、たくが俺に向けて軽くうなずく。


 少しの緊張が俺の周りを取り巻いた。






 告白は何度かしたことがある。


 そのすべてがうまくいったわけではない。


 そして、そのすべてに緊張しなかったわけでもない。


 だが、今までしてきた告白のどれと比べても、今のドキドキに勝るものは存在しない。


 今が俺のすべてである。


 俺はそんなことを思いながら、吉野さんに向かい合った。


 「おはよう!」 これはたくよりも少し早い吉野さんへのあいさつ。


 そして、『先を越された!!』っとたくが(あわ)てて「おはよう」っと続く。


 吉野さんはそんな俺たちのあいさつを受け取り、ニコッと笑いながら「おはよう」っと言う。


 そして「2限から来たんだね?」っと吉野さんが俺に聞く。


 だから「ああ、、、退院が10時だったから、1限にはどうしても間に合わなくてさ…」っと俺は言った。


 「じゃあノート貸すよ!」っと言う吉野さん。


 なんて優しいのだろう…。


 俺は勝手にそんなことを思っていた。






 授業が終わったのは、12時20分。


 いつもより5分早かった。


 この授業では、話をすると外に(ほう)り出されるので、俺たちは静かにしていた。


 だが、もうそんなことは関係ない。


 なぜなら授業はもう終わった。


 今は飯の時間。


 だから、俺たちは話しまくった。


 『吉野さん心の内にある株を、どれだけ上げることができるか…』ただそれだけを考えて、、、

せっかくだから、主人公の株が上がるといいですね。

なかには、たく派の人もいるでしょうけど…。

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