冬休みの通学路・第二話 お姉ちゃんのいないクリスマスパーティ
確か俺が小学生の間までは。
お隣さんとクリスマスパーティしていたっけ。
家族ぐるみの付き合いだったけど。
とっくの昔の思い出になっちまったな。
二学期の終業式はクリスマスイブ。
だから、その日までは。
普通にいつも通り。
お姉ちゃんと一緒に学校にも途中まで登校だってした。
でも、お姉ちゃんに好きな人がいたなんて。
知らなかったな。
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今年のクリスマスパーティ。
お姉ちゃんがいなくて。
さみしいなあと思っていたら。
「姉ちゃん、今頃好きな人に告白できたかな」
なっちゃんがそう言ってきて。
その後は。
なぜか、プレゼントをもらっても。
なんでか心の底から喜べなかった。
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冬休みになって。
おおみそかになって。
今日の夜が終われば。
新しい年だ。
九時になったから。
あと少しか。
おそばも食べたし。
ゲームでもしてから寝ようっと。
なんてお風呂から上がって部屋でゴロゴロしていたら。
「ごめんください」
玄関の扉が開いて。
コート姿のお姉ちゃんがやって来た。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
今作は主人公の冬矢が。
実家に帰省し。
小学生時代を思い出すという。
ストーリー進行ですが。
これは青い夏の欠片を巡って(以下略)の。
一種のセルフオマージュとなります。
次回は本日12/30の18:00の更新になります。




