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国際秘密防衛会社 ナミト ミックス スパイ 新たなる仲間と海賊組織 第4巻(MISSION4)  作者: Mac Adason 横山葉月
第2章 NO.5が加わってからの初ミッション始動!
8/23

②ミッション指令書

次の日、NMSPのミッション管理官と訓練管理官は特別大会議室で、作戦会議などを行った。またミッション管理官は、ミッション指令書を作った。そして、その次の日に完成した。その後に、その代表者である堀口 北斗は、エージェントたちを特別大会議室に呼んだ。


「ここが、一昨日エージェント3が言っていた特別大会議室か。細長い机がLEDで光っていてきれいだな。」

と紀ノ松が言った。


「NMSPはこの前、転勤したからこのビルは、新しく建てられたばかりで最新式の設備が揃っているんだ。」

横田がそう言った。


「僕が今までいたSSBの組織ビルは、もう結構経つんだ。多分10年以上前くらい。前の諜報機関が壊滅した次の年に設立したから。つまり中古ビル。」


「設立してから何年経つの?」


「4年。僕がそこのエージェントになったのは、その1年遅れだ。」

紀ノ松がそうしゃべり終えると、堀口は次の事を言った。


「右からエージェント1から順に座ってください。」


「はい。」


エージェントたちが座ってから堀口が次の事を言った。


「今回のミッションも失敗は絶対許せません。今回我々NMSPは、日本政府と協力し合うミッションです。最近ずっとやっていたニュースに関連します。よく読んで下さい。」


堀口は次に、NMSPのロゴ入り封筒からホチキスで止められたミッション指令書を取り出して、1人1組ずつエージェントたちに手渡した。





ミッション指令書


 ***極秘***

ミッション準備室からの持ち出し厳禁

複写厳禁

メモ厳禁


重大ミッション


 今ミッションを担当する諜報機関・ナミト ミックス スパイ【NMSP】

今ミッションを担当するエージェント

【NO.1】伊藤 ヨインター

【NO.2】伊藤 ミュージ

【NO.3】横田 太一

【NO.4】新板 恒星

【NO.5】紀ノ松 吉之介


 シンガポール国際海賊連合組織『シーパイレーツキームマン(SPKM)』

 2019年設立。他国の貨物船、客船、潜水艦などの船を乗っ取ったり、盗んだり、襲撃する組織。ボスはロバート・ソン。シンガポール人である。

 先月、18日に横浜港を出港した日本の貨物船が米北の港に向かう途中翌日原因不明の爆発し、乗組員全員死亡してしまった。その後、他国のメディアはSPKMと思われる不審な海賊船が日本の貨物船をミサイルで襲撃したという情報が入った。そこで、我々国際秘密防衛会社の中で唯一存在が認められている情報部は狙った動機や、SPKMの事について女性捜査員2人を2週間半前に現地に派遣した。しかし、一昨日から連絡が取れなくなり行方不明となってしまった。

 

 行方不明となった捜査員

崎口 桃江(28歳)、米倉 奈保美(27歳)

 ミッションの依頼

依頼者は、情報部部長の岡部 秋富である。動機は、ISDCの依頼通りと紀ノ松 吉之介が加わり期待ができると思ったからである。岡部部長によると、もしかすると米国国際情報局秘密組織(AIIBSO)と手を組んでいるかもしれないと話した。


 SPKMの内情

SPKMはシンガポールの首都シンガポールの海岸にある。海岸側にはSPKMが所有する港があり、海賊船や潜水艦が、数えきれないほどある。また、日本の貨物船を狙う前からAIIBSOかもしれない組織と手を組んでおり、2人が行方不明になった直後から入口に門が設置され、その組織の構成員が外で厳重警備するようになった。他に、SPKMは現在日本の貨物船で貿易を阻止しようとする計画を企てている。しかし、そのAIIBSOかもしれない組織と詳しい計画内容の情報は得られなかった。


 NMSPのミッション内容

①潜入前

日本とシンガポールの時差は1時間である。

【1】潜入前に首都のシンガポールにある我々のシンガポール支部で前回と同じようにして秘密入国審査員にミッション許可書を見せる。

【2】ここから約5キロ離れた所に日本大使館があり、副外務大臣である原田 大戸が滞在している。原田副外務大臣に挨拶しに行く。


③潜入方法及びミッションの進め方

【1】SPKMの構成員5人は、ロバート・ソンの命令により現在隣の町クイーンズタウンにある日本の貿易会社を襲撃していることがわかった。潜入日の28日に組織に戻り、シンガポール駅前でロバート・ソンが車でお迎えに来る前に構成員5人を倒す。倒し終わったら、この5人は組織に入るためのパスカードを持っている。それを奪い取り、その5人に変装する。お迎えが来たら車に乗る。


 誰が誰に変装するかは、こう決まった。

伊藤 ヨインターは、エリッツク・ワーナー。

伊藤 ミュージは、ジョージ・マイカル。

横田 太一は、ミリアム・ケントナー。

新板 恒星は、トミー・ジョーンズ。

紀ノ松 吉之介は、ニック・ゴールドマン。


 また、ミリアム・ケントナーとニック・ゴールドマンの2人はこれから日本の貨物船を狙った動機や日本の貿易を阻止する計画や手を組んでいるAIIBSOかもしれない組織については、これから詳しく知らされることがわかった。

 一方、エリック・ワーナーとジョージ・ワーナーとトミー・ジョーンズはジャーナリスト2人の事について詳しく知らされることがわかった


【2】SPKMを名乗る組織に潜入したらまず、パスカードをAIIBSOかもしれない組織の構成員に見せてカードキーに差し込む。OKと言われたら完全潜入が成功となる。


【3】ロバート・ソンの指示に従い、第1グループの3人と第2グループの2人に分かれる。第1グループは、伊藤 ヨインターと伊藤 ミュージと新板 恒星で2人の情報収集をしながら、2人を探す。第2グループは横田 太一と紀ノ松 吉之介で狙った動機や計画、手を組んでいるAIIBSOかもしれない組織について知らされるため、それについて情報収集する。また、集まった情報は原田副外務大臣に連絡する。この動きは政府も対応するための手掛かりとなる。第1グループは情報がある程度集まったら、次に2人を助け出す。第2グループも情報が集まったらこの組織から脱出する。ジェイムズ・アダソンが滞在しているかもしれないので、途中変装がばれてしまったら、戦う。その後2人は、原田副外務大臣に助け出したことを連絡取る。また、SPKMの組織にシンガポールの国際警察が来る予定である。


③ミッションの危険性

今ミッションの危険性は【中】と判断された。重大ミッションでもあるが時間がないため訓練は2日間となった。また厳密な訓練となる。そのため訓練管理官は特別3人と決まった。先ほど紹介した第1グループと第2グループに分かれ、それぞれ別々の特殊訓練を行うこととなった。詳しい訓練内容は、訓練時にそれぞれ伝えられることになった。

 特殊訓練には、特殊訓練担当の訓練管理官がやることとなっている。


        202?年6月25日発行

          ミッション管理官代表

               堀口 北斗


「僕の名前が載っている。NMSPに移動してからの初ミッションだ。」


「エージェント5の場合、SSBから移動して来たので、NMSPのエージェントとして海外ミッション許可書を再申請しなければなりません。」


「はい。」


「このミッションについて何か質問ありませんか?」


「大丈夫です。ありません。」

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