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国際秘密防衛会社 ナミト ミックス スパイ 新たなる仲間と海賊組織 第4巻(MISSION4)  作者: Mac Adason 横山葉月
第1章 NMSPエージェントNO.5登場!
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①フライト中の飛行機で

日没が近付く空で、イギリスのヒースロー空港から日本の羽田空港に向かうブリティッシュエアウェイズの最新式飛行機が飛んでいた。その最新式のビジネスクラスで、SSBの副長官である福村 望と、紫色のネクタイをしているこれからNMSPのエージェントとなる26歳の黒髪の男性がNMSPの事などについて話していた。


「確かNMSPのエージェントたちはみんな色違いのユニホームでした?」


「そうです。あれはエージェント1人1人の好きな色、つまりイメージカラーとなっています。」


「じゃあ、僕の場合は紫色だ。NMSPのエージェントたちのユニホームは結構かっこいいと思います。サングラスも掛けるし。」


「確かに私もそう思います。」


「それにしても、このブリティッシュエアウェイズの最新式ビジネスクラスは便利な機能があって快適です。3年ぶりに日本です。3年前、僕がSSBのエージェントになって、イギリスに行くこととなった時は、JALでした。その時よりのビジネスクラスよりいいです。」


「JALのビジネスクラスでも結構狭いですからね。」


「話は変わりますが、この前ニュースでもやっていた横浜港を出港した日本船のコンテナが行方不明になって、乗組員全員死亡してしまったというニュースがありましたよね?」


「ありました。シンガポールの海賊組織の不審船がミサイルを打ち上げて日本の貨物船を襲撃したという目撃情報が入ってから、私たちの組織の情報部が動機などについて捜査員を派遣したという事は聞きました。」


「でも、それから何も情報入って来ていませんね。」


「そうですね。」


「一体、なぜでしょうか?派遣してからもう2週間半くらい経っているのに。まあ、その内かな。外も暗くなってきたし、そろそろ寝よう。その前に、このテレビは、世界中のテレビ番組が見られるから日本のニュースでも見よう。僕がいつも国際テレビで見ていた日本のニュースの時間だ。」


その男性は、椅子に付いているボタンを押すとモニター式のテレビの電源がついた。そして、日本のチャンネルに設定するといつものニュースが始まった。ニュースキャスターがしゃべりだした。


「こんばんは。最新のニュースをお伝えします。まずは、速報です。先月18日に横浜港を出港し20日に行方不明となった日本の貿易船が、シンガポールの海賊組織の疑いがあると見て動機などを調べるために邦人捜査員2人を派遣しました。しかし、今日の4時頃に行方不明となり連絡が取れなくなっています・・・。」


「た、大変だ!今のニュース見ていましたか?副長官!行方不明になったと。」


「う、嘘でしょう?!信じられない!」


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