登場人物紹介【イラスト付き】
-人物
南部方面戦線において機甲人形〈リヴァイアサン〉を駆り、【蛇遣い】の名で畏怖された英雄的な操縦士。
東海地区解放作戦で重傷を負って機体を失い、公には“死した英雄”として扱われるが実際には生存。
-ステータス
格闘:A 射撃:B
技量:S 防御:C
回避:A 命中:B
英雄と呼ばれるだけあって、人類でも数少ない技量「S」。だがそれ以外のステータスにはむらがあり、総合値では中の上。
防御に関しては「C」と一般操縦士以下で、完全に弱点。「当たれば死ぬ、当たらなければ生き残る」という考えが反映された結果。
優れた操縦士は〝基礎技能が強い〟タイプと〝所持技能が強いタイプ〟とに分けられる。彼の場合は典型的な後者。
【フェレス】
第八の大罪と渾名される機甲人形“虚飾”の〈メフィストフェレス〉の人形知能。
格闘:C 射撃:C
技量:C 防御:A
回避:B 命中:D
自我:B
【ルーシィ】
- 人類が生んだ最初の機甲人形、〝傲慢〟の〈ルシフェル〉の人形知能。
- 機体の改修作業を受ける傍ら、訓練学校で教官のまねをしている。
- 二つ名の通り{我|が}が強く、生まれてから一度も人間を操縦席に入れたことがない。
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【ステータス】
格闘:A 射撃:A
技量:A 防御:A
回避:A 命中:A
自我:S
・圧巻のオールAに加え、自我も最高ランク「S」という完璧超人。もうこいつ一人でいいんじゃないか。
・半端な能力の操縦士を乗せるとかえって単独のときよりステータスが下がるので、彼女が人間を乗せないポリシーの根拠でもある。
・{人形知能|デーモン}にも成長の概念があり、開発当初はオールB程度の性能だったが、十年間の戦いを経る中で成長を果たした結果この数値に至る。彼女ほど長く戦場に居る人形は〈第二の大罪〉を除き存在しない。
・悪魔や魔神の名前を冠する機体はバランス型のステータスを持つが、中でも彼女の場合は全てが高水準となっている。低水準でバランスが取れている誰かとは真逆。
【スキル】
≪傲慢の大罪≫:「ゲーティアの汚染によるステータス低下を半減」
・機甲人形はゲーティアの汚染率が高くなるごとに機動性が落ちるが、その阻害を半分に減少させる能力。
・汚染抵抗力である自我の値も「S」と群を抜いて高いため、呪詛の影響をほぼ受けることなく性能を発揮できる。
・ただし影響を軽減するだけなので、完全に無効化できる能力に比べると下位互換。
≪孤高なる黒≫:「周囲に友軍機が存在しないとき、回避率上昇」
・他者の干渉や援護を寄せ付けず、単独で戦うことを主体とする彼女の戦闘スタイルを現す技能。
・元々の能力値が優れているが、敵地に単独で突っ込ませることで更に性能を発揮できるようになる。
・逆に言えば周囲に味方機がいると本来の能力が発揮できなくなってしまう。意外と神経質なのかもしれない。
・同じ一対多向きの技能を持つ操縦士が乗れば{相乗効果|シナジー}が見込める。もちろん乗せることがあればの話。
【レヴィア】
第五の大罪、嫉妬の〈リヴァイアサン〉の人形知能。
-ステータス
格闘:B 射撃:A
技量:A 防御:C
回避:A 命中:S
自我:A
・強襲型の機甲人形としてお手本のような性能バランス。命中「S」が光る。
・蛇の名前を冠する機甲人形は射撃戦闘に特化した設計で、機体に沿うよう造型されている。
・文楽との相性はかなり良いが、どちらも防御が「C」と低いところまで噛み合ってしまっており、完全に穴となっている。
・元々の自我は「A」のステータスだったはずだが、文楽との長い付き合いの中で「B」まで後退してしまっている。学習によって性能が上昇することは数多いが、逆に下がるという現象は稀有。
【スキル】
≪嫉妬の大罪≫:「相手のステータス値が高い場合、命中率上昇」
・相手が上位の能力を持つ場合、持ち前の嫉妬心によって命中精度が底上げされる。
・〝格上殺し〟として活きる技能だが、そもそも彼女ぐらい優れた人形知能になると格上の相手は限られるので、活かせる機会は少ない。
・同じ機甲人形を相手にするときや、ステータスがスキルによって上方修正されている場合は、この能力が猛威を振るう。
・ただしアクティブデコイのような強制回避を持つ相手には無効化されてしまうので、相性が悪い。
≪執着の蛇眼≫:「同対象に射撃を行うとき、二回目以降のクリティカル率上昇」
・敵機の回避機動パターン、機体構造を戦闘中に学習し、装甲の隙間を狙い打つ。
・クリティカルヒットは装甲による減衰を受けない防御無視ダメージなので、装甲が厚い相手ほど恩恵が大きい。
・対ユニット戦だけでなく、堅牢な要塞や基地施設を破壊する際にも弾薬の節約に繋がるので地味に役立つ。
・ちなみに〝蛇の悪魔〟を名前に持つ機体の人形知能は、全てこの能力を有している。