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ハロー、ヒーロー&ヒーロー  作者: 紺屋 十一
1/8

一次創作としていますがある作品ととても似ています。二次創作とはたぶん毛色が違うけどオマージュです。分かる人には一発で分かると思いますが作品を純粋に楽しんで貰いたいので内緒にしてもらえると助かります。分かった人は個人的に語りあいましょう。

ボーイズラブガールズラブのタグについてはしばらく予定はありませんが、キャラクターを増やしたいので幅を持たせるために入れました。

 救われるべき者は救う。許されざる者は殴ってから許す。それが彼の信条だった。

 だからこれは彼の英雄譚だと私は思う。

 彼の、敗北と嘆きと、勝利の物語。

 だが彼は違うと言う。

 これは私の覇道を記した革命戦記であると。

 その頃の私は、誰をも信じることができないで、日々を嘆いてばかりいた。

 そこに光を刺してくれたのは間違いなく彼だと思う。

 しかしそれも、彼は違うと言う。私を救ったのは私自身であると。

 謙虚は美徳だが、謙遜は不義だと私は言う。彼はただの事実だと笑う。

 私はついに彼を言い負かすことができなかったが、私が彼に言い負かされてやる必要もないと考えている。

 彼は私にとっての光だったが、彼は私こそが光だと言う。

 だから彼はこれを戦記として記すだろう。

 後に高潔王と呼ばれる私と、伝説と呼ばれることになる彼の、たった二人と多くの仲間が命を賭して戦い、傷つき、苦しみ、恋をして、笑って、革命を成す、私達の物語。

 私達の革命戦記。

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