31話 情報収集?でも無双に挑むようですよ?
2030年 7月4日 浅井百合香 プレイから5日目の『午後の教室 』他のクラスメイトの賑やかな雰囲気とは別に憂鬱な気分で迎えていたのである。何故なら。
「はぁ、どうしよう。」
と言い。テーブルに顎をのせため息する百合華。
「昨日も派手にやらかした?」
皮肉交じり冗談半分で質問する。葵。
「何故にやらかした前提!?」
「あは、それで?何か良いことでもあった??」
「いやね。昨日クエストを受けたのは良いんだけどね」
「で、何が問題?」
「その報酬が問題よ!!」
急にテーブルの上を叩く、まるで、某人気裁判ゲームを彷彿とさせ。
「どんなんもらったん?」
「私、異世界で借金王にされそうな件。」
と言い、スクショを葵に見せる。
「あははは、まじか?!」
「これが、冗談に見える?運営、何に考えてるか分からんです。」
「まあまあ、この事は、クランに報告しとくよ。探査系クエストは、要注意!!って」
「だね」
腹を抱え、爆笑する葵に。不貞腐れる百合華。これが、日常になりつつあるからである。
•・私のせい?違うでしょ。あれだ、莉緒…後て覚えておきなさいよ!
__「で。クシュンッ!」 ̄ ̄
そして。帰宅した私はヘッドギアを被るとベッドに横になって『リンクオン』と声を発し、あの世界へとダイブする。
「さて、金策どうしよう」
なんで私は、ゲームの世界で借金背負わされなきゃならんのだ?えーい、解せぬ!!
「さて、提示板に何か良い情報が無いかしら?」
ログインした早々に、前回のログアウト地点の噴水広場に出たユズリカは、微妙な感情を抱きつつも、情報を集める為に提示板を開くのである。
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【レイドイベント】攻略するぞ〜【情報求む】
1名無しの信者
いやーさすが我ら女神ユズリカ様!
2 名無しの冒険者
1>.えっ、何があったてばよ!
3 名無しの信者
2>おまえ、知らないの?
4 名無しの冒険者
>3何を?ユズリカ様?知らない子ですねー。
5 名無しの紳士
4>はっ!ユズリカ様を知らない?遅れてるぅ〜
6 名無しの信者
これだから潜りは…
7 名無しの信者
無知なるものは、ママぁんの所へお帰り下さい。
8 名無しのファン
そうだゾー(便乗)
9 通りすがりの冒険者
5>6>7>8>はっ!ちょいっ!なんで?俺ディスられてるんだってばよ!!
10名無しの紳士
9>察しろよ!それが運命だ!!
11 名無しの冒険者
えーーん。マァマァーん。皆んながいじめるよー!
12 ゴウch
おや?呼んだ?
13名無しの信者
12>教祖様!!_| ̄|○ははぁ
14熱烈な信者
12>ははぁ_| ̄|○
15名無しの信者
12>ははぁ_| ̄|○
16 名無しの紳士
12>誰かと思えば、初心者の可愛いおんにゃの子にナンパを強行した挙句、相手の産地的な、何かを下げ、逆ギレしpvpを挑むも敢え無く帰りうちにされ、クビチョンパされたゴウさんではありませんか?!
17 ゴウch
16>あ、あれは…
18名無しの冒険者
あ…(察し)
19 名無しの女冒険者
16>しっ!あれは、絶対的な強者であり、自分如きが逆らってはいけないと、胸に仕舞い込み ”ヨウジョツヨイ” と心に刻む事によりようやく立ち直れたのだから!!
20 通りすがりの信者
16>やめてあげてよw察してあげて!!
21 名無しの魔法使い
16>気付いてあげてよw彼のHPはゼロよ!
22ゴウch
良いんだ皆んな、あれは、若気のいたりというやつだ…は、は、は、
23名無しの冒険者
22>で、何が有ったんじゃろか?
24ゴウch
23>俺が、説明しよう。あれは、遠い梅雨の季節じゃった〜。
25名無しの冒険者
24>えっ!何、その、語り口調!!!
26名無しの女信者
25>しっ!茶化さない!
27名無しの冒険者
26>お、おう。すまん!続けてください。
28 ゴウch
運命に導かれるように、我々は出会ってしまったのだ…女神に…
29名無しの信者
27>あー、話が長くなりそうなので代わりに説明するゾ〜。
30 名無しの冒険者
29>サンクス!
31 名無しの信者
30>単身で、森エリアの攻略。オマケに、レイド発見した厚労者。おそらく難易度はレギオンレイド級。噂によると、単体パーティでのレイドクエストをクリアしたらしい。以上終わり。
32 名無しの冒険者
31>ふぁっ!( ゜д゜)
33 名無しの冒険者
31>|(・ω・)|わけがわからないよww
34 名無しの冒険者
31>いやいや、ちょっと待て!森エリアっていや、昼間のモンスター脅威は、めんどくさいって程度だが、夜は狂暴化して襲ってくる。いくらなんでも初心者には無理だってーの!
35 名無しの冒険者
31>エリアボス…タフネス…
36 名無しの冒険者
31>無限回路見たいになってるからなぁ。
マッピングしながらでも迷よう。突破するのは、まず無理ゲーナス!!
37 名無しの冒険者
そうとも限らん。ユズリカという、女性プレイヤーが、ベータ時代の8強と同等のPSを持ち合わせていれば、ソロ攻略可能だぞ?
38 名無しの冒険者
37>8強と言えば、ケミカルオカマのフローラ、変態僧侶の之空海、雷撃娘のマオ、爆撃娘のカエデ、暗殺者の半蔵田、軍師カグラ、蒼穹のキリカ、この人達と同じか〜。
39 名無しの冒険者
38>あのー?お一人忘れてるようなぁ??
40 名無しの冒険者
ベータ時代のトラウマ
41 名無しの冒険者
トラウマ製造機達の長!
42 名無しの冒険者
無双の槍姫!ブルーノ!!
43名無しの冒険者
40>41>42>他の7強と、この方を一色担に考えるのは、違うと言うか、何と言うか、もはや格が違いすぎて一緒にするのは流石に、かわい草すぐる。o(`ω´ )o
44 カエデ©
お前等、本人達に燃やされろ!!ってことでここは、レイド攻略のスレで合ってるかい?
45 名無しの冒険者
お、おう、最初から、脱線しまっくてるがそのはずだゾーン
46 名無しの冒険者
にょ?カエデ氏?
47 名無しの冒険者
普段は、大人しくて可愛いおんにゃの子なんだが、戦闘モードは…ねぇ?
48 カエデ©
おい、こら!私が、せっかく!新しいレイド情報をまとめて教えてやろうとしたのになぁ〜。いらないかぁ↓
49 名無しの紳士
なぬっ!
50 カエデ©
知り合いのクランに売り付けてこよーと。
| Д・)」バーイ
51 名無しの冒険者
( ̄Д ̄)ノ<(゜Д゜|
ちょっと、待てよ!
52 名無しの冒険者
それを早よ言うてよ〜。
53 名無しの冒険者
カエデ氏情報プリーズ!( ´Д`)y━・~~
54名無しの冒険者
上位クランの情報独占はいくない!!
55名無しの冒険者
そうだぞ、皆んなで共有しないとな!(意味深)
56カエデ©
あー!もー!分かった!!仕方ない教えてやろう!心して聞けェーい!
57名無しの冒険者
ゴクリ(生唾)
58名無しの冒険者
ゴクリ(意味ありげ)
59名無しの冒険者
ゴックン(性的な何か)
60カエデ©
アホ共…コホン、私の知り合いとパーティ組んで『修道院にいる、子供達を助け出せ』というクエスト受けてたんだけど、その最中に
犯人思われる住人を、ゴウm…お仕置きして聞き出した事が『精霊の祭壇』と言う場所で何かやるみたい。でだ、その結果『モンスターの無限沸き』が発生するぽっい。
61キリカ
これは、予想ですが、レイドボス倒すまでモンスターが沸くはずです。なので、事前準備はしっかりとですね。
62 カエデ©
だね、運営側が用意したパワーレベリングイベントだと思う。随時情報が分かり次第あげていくので、皆さんもご協力お願いします。以上終わります。
63 名無しの冒険者
カエデ氏情報サンクス!
64 名無しの冒険者
ポーション買い集めなきゃだね。
真面目な話。また、PKクランの【百鬼夜行】が騒ぎ出すぞ。
65 名無しの冒険者
64>それな
66 名無しの冒険者
64>まだ、初心者狩りやってたの?
67 名無しの冒険者
66>最近大人しいからわからん。
68 名無しの冒険者
66>67>森エリアを中心に活動してるらしい、セーフティエリアに近づいた初心者を襲撃。
69 名無しの紳士
そのせいで、森エリアの攻略あまり進んでないのが現状です。
70 名無しの冒険者
ゲームだからといって、何でもして良い訳でもないだろうに。
71 ゴウch
所詮、烏合の集団!ユズリカ様に近づく者は、我等【銀月のインペリアル】が御守りするまで!!!
72 名無しの冒険者
教祖は、無視する方向ですね、わかります。
73 名無しの冒険者
はっ!PK恐くて、ゲーム攻略出来るか!!てな訳で、冒険者ギルドに行って『森エリア』の情報見てくるわ!
74 名無しの冒険者
73>お前、勇気あるな
75 名無しの冒険者
74>森エリアを攻略すれば、エルフの街があるだろう?仮に、モンスターが襲撃したとしよう、それを助け出して、うっかり怪我して、美人なエルフに介抱して貰おうなんて考えてないからな?
76 名無しの冒険者
あくまで、人助けですねー、わかります。
77 名無しの冒険者
あ、俺用事思い出したので、ちょっと冒険者ギルドに行ってくるわ!
78名無しの冒険者
俺は森エリア攻略してくるわ!おっさきw
79 名無しの冒険者
ちょっ、待って!俺も逝くぞー!
80名無し冒険者
と言う訳で、明日のレイドイベント頑張るゾー
81名無しの冒険者
あい
82名無しの冒険者
うい
83 名無しの冒険者
おー!
84 カエデ©
…本当お前等仲が良いな。
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「…さて、冒険者ギルドに行ったほうが良さそうね。」
何も無かった様に、そっとメニュー画面を閉じたのである。そして。
「あっ、そう言えば『見習い薬師』に転職できるんだった」
ちょっとだけ、不安に思いつつも『やはり、今後の為にも、手に職をつけなきゃね。』と考えが浮かび、冒険者ギルドに足を進めるユズリカなのである。




