詩 君がいる空の色
掲載日:2026/05/02
君は誰よりも自由を愛していた
だから天空に飛んでいってしまったんだね
地上にはきっと思い残すことなんて何もなかったんだ
君はためらわずにこの地を離れた
でも僕はあの日からずっと
空以外の色をなくしてしまっているんだよ
君と過ごした頃
たくさんの空を描いて
雲の向こうにどんな世界があるのか
日が暮れるまで話をしたよね
だからその色だけはなくしたくなくて
これ以上 大事なものをなくしたくなくて
昔ほど純粋に楽しんではいないのに
毎日必死に 色あせた視界で
空を描きながら過ごしている
君がいる空は今どんな風なんだい
君はそこで自由に過ごしているのかい
幸せに楽しく日々を過ごせているのかい




