怪しさ満点
3人が会話をしていると、先ほどまで声を出してい
た女子を遠目で見ていながら、これからについて議論
していたら、ゴン!と音が聞こえて、思わず振り返っ
た。
「あの子は、どうしましょうか?あの子を見てみまし
たが、魔のモノではなく普通の人間でした。でも、専
門職とは違うので確実性はないんですけどね。」
「でしたら、いったん保護しませんか?見た感じ誰か
と一緒にいた形跡がありませんし、多分1人でここま
で来たのでしょう。このままでは、野垂れ死んでしま
うでしょうから。ランドルとジョンはどう思います
か?」
「俺は、アンナが決めたことなら文句を言わずに従う
ぜ!もし問題が起きても俺が危険な目には合わせない
ようにしてやるからさ。ま、俺もこの子が何かを出来
るようには見えないからな。なぁ、アンナ!例えばだ
がこの子が俺らを殺すようなことをしてくるとした
ら、俺は迷うことなくあの子を殺す!いいな」
「私も2人に賛成です。ジョンが言うことにも文句は
ありません。そろそろあの子を連れていきましょう
か!ここに長居をしてしまうとよくない者たちが寄っ
てくるでしょうから。言葉は通じないようですが多分
分かってくれると思いますよ」
「おい!今何か鈍い音がしなかったか?まじか!あの
子が倒れてるぞ!さっきまで、あんなにピンピンして
たのに?もしかして、どこか悪いのか?早く手当
を!」
「どうやら眠っているだけみたいですね。体に異常が
ないか見てみましたが特に何もないようですね。この
まま連れて帰りましょうか。この場所を調べるのはま
た後日にしましょうか。では、私たちが泊っている宿
に戻りましょうかね」
ランドルとジョンは帰る前に辺りをかるく見て回っ
てからアンナのもとに戻り合流してからその場を離れ
階段をゆっくり降りていった。帰る途中で魔物が湧い
たりしたが、ランドルやジョンがアンナの代わりに敵
を薙ぎ払っていった。3人は、苦労をしながらも無事
に町まで戻ってくることができた。
「(あれ?ほんのりあったかい?それに、移動して
る?もしかして、さっきの人たちが俺に何かをしてる
のかな?どうしてだろ、嫌な気持ちが全くわかない、
ずっとこうしていたい。でも、それじゃあ~、だめだ
よね?早く起きて皆と会わないと!皆を助けに行かな
いと!)」
「おい!2人とも、そろそろ町に到着するぜ!まず
は、そいつを宿で寝かせるぞ!それからそいつをどう
するか考えようぜ。とは言え言葉が通じないから聞き
たいことが聞けないけどな」
次は、何も分からない です。




