ここに見えるのは誰?
2年A組が召喚されてから10日が経った、召喚さ
れたクラスメイトは、あの人物に奴隷のように扱われ
ていた。それから、あの人物が興味を持った、理玖十
はまだ、眠りについていた。傷は、治ったのだが体が
新しくなり適応するのに時間がかかっていたからだっ
た、そして今、眠っていた理玖十は目を覚まそうとし
ていた。
「ん、ん~~。あれ?もしかして、ねてたのか?(何
だか不思議な感覚がする、確かあの時死んだはずだっ
た気がしたのに、しかも何だか冷たく感じる?これは
水?水に浸かってる?水に入ってるせいかな?前より
も体が軽く感じる気がする。早く起き上がらないとお
ぼれちゃう。)力がうまく入らない、よいしょ!起き
上がれた。ん?あれ?声がおかしくないか?普通に喋
ってるつもりなのに何だか声のトーンが上がってる気
が…、髪の毛って肩にかかってたっけ?。はぁ!な、
何で、無いはずの物があってあるはずの物が無いだ?
しかし、大きすぎないか?夢だど思いたいのにほっぺ
たを引っ張ってもこれだけはっきりとした痛みがある
ってことは俺、確実に女の体になったってことなの
か。てか、服がなくなってる!もしかしてここの泉
は、流れがあるからサイズが合わなくなった服が流さ
れちゃってる?」
理玖十が自分に起きた劇的な変化に戸惑っている
と、どこからか話し声が聞こえてきた。
「なぁ、ほんとにここで合ってるのか?ほんとにここ
が異様に魔力が濃くて強い魔物が湧く原因の場所なの
か?辺りを見渡す限り何の変哲もないただの神殿の跡
地だろ!」
「報告のあった通り確かにここら一体の魔素の濃度が
異常に高いので間違いないと思います。多分この建造
物の周辺だけに魔物がいないのは、この先にある溢れ
出る水のおかげでしょうね」
「きみは、いつも文句を言うのはどうにかならないの
ですか?遊びで来ているわけではない!仕事で来てい
るんだ、仕事でな!そこまで駄々をこねるのなら先に
見てこい!私は、アンナさ…、アンナを守っているの
で。」
「2人ともケンカしないで早く行きますよ。ん!早く
準備をしてください、この先から感じる気配が尋常じ
ゃありません、確実に何がいます。」
「おい!この先から声がきこえねーか?こんな危険な
場所に一般人がいるのか?どう考えても普通じゃない
よな、武器を構えとけ、一気に行ぞ」
3人が警戒しながら前に進むとそこには、一糸まと
わぬ姿になっている女の子が泉に浸かっているところ
だった。こんなに危険なところにいるのだからただ者
ではないだ!だからこそ身の危険があるはずなのに、
男の2人は目の前の子が女であるために、とっさに目
をそらすのだった。
次は、ここに見えるのは誰?2 です。




