イケメンな幼なじみに何故か宣戦布告されたんだが
「僕と勝負して」
高校最後の文化祭前いきなり学校一のイケメン(主人公)に宣戦布告を受けました……は?こいつ何言ってんだ?これまで俺がお前のためにどれだけ頑張ってきたか………でも俺の気持ちだけは言っておこう…
「俺はお前とは戦えないよ…」
何故こうなったか……それは数ヶ月前に遡る
重たい瞼を開ける…小鳥が鳴いている……太陽も僕を快くお出迎え……っていうわけもなく…雨…うっそぉ雨って……小鳥1匹も飛んでないじゃん……はぁ〜憂鬱とその時
ピンポーン
誰だ?まだ登校時間よりも30分も早いぞ?いや、答えは分かってる…奴しかいない
「はーい、何の用?」
元気のないような声でそう返事をし相手はこう返してきた
「あれ?起きてたの?早いね」
そうこいつは僕の幼なじみで学校一のイケメンな勝ち組(主人公)の尾崎 直人……
そうゆう僕は直人の幼なじみでモブAを"演じている"清宮 斗真……何故演じてるかと言うと…僕は目立ちたくない…で、小さい頃目立たなくするには何をすればいいか…真剣に考えたら、簡単な話だった…僕以上の誰かを目立たせる…その為に僕は約9年間影で努力し続けた…その結果幼なじみは学校一のイケメンになった…誰か僕の努力を褒めて…
「濡れるから入れてくれない?」
「あぁ、ごめん、ここに座って待ってて」
直人にリビングまで案内しそこにあるソファーに座らせた
「今から入学式だな……」
「だね〜今年の新入生は入学式が雨で可哀想だよね」
「確かにな……憂鬱だろうな」
「そういえば春休みどうだった?」
「春休み?そんなの最近でたゲームの周回してたよ」
「また、おばさんに怒られるよ?」
直人からそう注意されるが…もう遅いんだよな〜……春休み中に5回は怒られた……反省はしてない
「あ〜その顔は…もう怒られてるね?」
なに……こいつエスパーか?
「なんで分かった?」
「何となく?」
伊達に幼なじみを続けてた訳ではないと言うのか……
「てか、一緒に学校に行くのは良いけど、学校の中までは一緒に行けないぞ」
「分かってるよ……斗真は"目立ちたくない"でしょ?」
「ん…そうゆう事だ、本当に頼むぞ?」
「はいはーいわかりましたー」
こいつ…本当に分かっているのか?
「そろそろ時間だね」
「行くか」
そう言って玄関に向かい扉を開けた
そう俺が望むのは"モブA"だ、決して主人公になりたい訳では無い…何故かって?だって主人公って目立つじゃんそれが嫌なんだよ……だから俺に課せられたのは幼なじみの主人公を全力でサポートするだけだ…ただそれだけ
初投稿です(´O`)
丁寧な言葉は直人
荒い?言葉が斗真
になっております
近日中に第1話を投稿致します