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121:騎士と没落貴族の少女。②

気分で書いていた魔物とか、魔法とかを、メモしていれば良かった、と思っています。それから、お待たせして申し訳ございません。

 どうにか険悪の雰囲気の二人の間を取り持って、魔物の話に移ることができた。どうして俺がこんな苦労をしないといけないのかと思いながらも、薄々俺が原因ではないかと気が付きながら、自分のせいではないと言い聞かせる。


「それで、自分たちはどこに行けば良いですか?」


 簡易掲示板には地図が張り出され、どこにどのランクの魔物がいるかがメモ紙に書かれて張られており、魔物の巣などの情報も書き込まれている。この一ヶ月、冒険者たちが働いていたにもかかわらず、未だに地図には大量の紙が張られている。


「AランクのアユムさんだけならBランク以上の魔物に行ってもらいますが・・・・・・」


 俺の問いにマティスさんはサラさんの方を一瞬だけ見て言い淀んだ。俺だけなら、他の人が行けない魔物を相手にすることができるが、サラさんがいることで任せることにためらいがあるのだろう。


「ここでアユムさんにあなたの強さに合わせてもらうのはもったいないです。こちらでそれなりの冒険者と組んでもらい、アユムさんは単独で魔物討伐してもらった方が効率が良いです。いかがですか?」


 マティスさんはサラさんにそう提案した。確かにそうした方が俺はサラさんを気にせずに魔物を討伐することができる。だが、それだと俺がサラさんを守れなくなる。


「ごめんなさい、嫌です。そうした方が良いのは分かっていますが、私はアユムさんから離れるつもりはありませんから」


 いつもなら遠慮しているサラさんであるが、今日は遠慮せずに自身の意見を通している。そのことに俺は少しだけ驚いたが、そういうわがままを言うことは良いと思っている。いつまでも遠慮していたらストレスがたまるからな。


「・・・・・・そうですか。それならアユムさんには無駄にランクが低い魔物の相手をしてもらいましょう」


 サラさんの返事に、マティスさんは分かっていたような感じで棘のある言い方をした。サラさんのことを考えれば低いランクの魔物で修行をしてもらった方が良い。だが、どうせ手伝えるのならこの状況を改善できればとも思った。


「ところで、この魔物の活動が活発になっている現象について、何か原因はあるのですか?」


 俺はふと気になり、話の途中ではあるがマティスさんに問いかけた。一ヶ月間も同じ状況が続いているのだから、何か原因があるのではないかと思ってしまう。


「そのことは未だに調査中です。どこに行っても魔物が暴れているだけで、何も手掛かりは得られていません。共通点や立地、生体などの観点から見ても、何も原因は見つかっていません」


 魔物討伐と並行して調査が行われていたのに、何も手掛かりがないのは少し変だ。自然現象で生じたのなら、すぐに原因は分かるものだ。その線ではないということは、誰かが意図的に引き起こしているのかもしれない。


「今は魔物がアンジェ王国に来ないように近くの魔物から討伐しながら調査していますが、原因が分からないままだと物資の流れもままなりません。冒険者たちの疲労も必要最低限の休みを取ってもらっても完全には取れるわけではありませんから、原因の発見を最優先にしています」


 どうやら国の復興よりもこちらの方がだいぶ深刻なようだ。俺が調べても、一ヶ月で何も成果が出なかったのだから何も出ない可能性が高そうだ。


「そうですか。・・・・・・まぁ、今日はサラさんのランクに合わせた魔物を討伐していきますが、そのついでに調査もしておきます」

「はい、そうしてもらえるとありがたいです」


 マティスさんにそう言って、俺は簡易掲示板の地図を見る。メモ紙に書かれている魔物のランクを見るが、どれも不規則に魔物の情報が書かれており、統一性がない。そのためか、アンジェ王国の少し北に低ランクの魔物の周りに高ランクの魔物が書かれている場所がある。


「あの、マティスさん。ここに行きたいのですが、良いですか?」


 そんな場所を見て、ふとマティスさんの要望を叶えられ、サラさんに付き添える場所はここしかないと判断した。低ランクの魔物、ティラノワームならば、サラさんの相手にはうってつけだと思った。


「あぁ、ここなら・・・・・・。はい、承りました」


 俺が示した場所を見たマティスさんは、俺の考えていることに気が付いてくれてすぐに了承してくれた。低ランクの魔物の元へと行く前に、必ずどこかの高ランクの魔物に当たらなければならない。


 だからそこで俺が高ランクの魔物をついでに倒し、低ランクの魔物と戦っている時に高ランクの魔物が来ればそこでも俺が倒し、低ランクの魔物との戦いが終われば周りにいる高ランクの魔物を倒せれば問題なくなる。


「サラさん、ここに行きましょう。ここなら低ランクの魔物と高ランクの魔物を相手にすることができます」

「あぁ、確かにEランクの魔物がAランクの魔物に囲まれていますね。・・・・・・このティラノワームってどんな魔物なのですか?」

「見た目は人を遥かに超える全長を持つミミズです。振動を感じた方向だけにゆっくりと突っ込んでくるだけなので、避けるのは簡単な魔物ですね」


 過去にシャロン家の周りにティラノワームが侵入してきたことがあったが、かなり楽に殺すことができた魔物だと記憶している。このティラノワームは単体だけだと脅威度は低いとされている。


「私なら倒せそうですか?」

「いけると思いますよ。Eランクの魔物は駆け出しの冒険者が対処することができる魔物ですから」

「分かりました、行きましょう」


 サラさんのその言葉を聞き、マティスさんに周りにいる魔物のことを教えてもらい、まず俺とサラさんはティラノワームがいる場所に向かうこととなった。




 ティラノワームを討伐に向かうにあたり、サラさんの装備やポーションの下準備をすることにした。辛うじて冒険者の必需品は出回っているが、予備まで買えるほどの余裕はない。


「下準備って、これからどこに行くのですか?」

「向かうところは二つ、防具屋とポーション屋です。さすがに魔物を相手に装備なしというのは心もとないですから」


 そうサラさんには言ったものの、自身で防具を買ったことがない。俺にはクラウ・ソラスと魔力武装があるため武器と防具を買う必要がないからだ。しかしサラさんはそういうわけにはいかない。


「ラフォンさんから、どういう武器や防具を付ければいいか、助言をもらったことはないですか?」

「・・・・・・そう言えば、余裕と運があれば魔法の付与効果がかかっている籠手や服を買ったらいいと言われたことはあります」


 動きやすさと守りのどちらも重視するなら、魔法が付与されている鉱物を使っていない服が一番良いと納得した。しかし、俺は魔法が付与されている物をあまり見たことがない。俺がこの世界のすべてを見たわけではないが、それでも魔法が付与されている物は少ないと聞いた。


「魔法が付与された物がある可能性は低いでしょう。まだこの国が万全なら、分かりませんが、今のこの状況で残っている防具があるかどうか、ですね」

「そう、ですね。付与効果がある物は少ないですから仕方がないです。そもそも、魔法を付与することができる人が少ないというのもありますけど、付与することができても、付与する魔法が戦闘で使えるレベルに持ってくることができる人も限られています」


 サラさんの言う通り、魔法を付与するということは非常に難しい。魔法付与具とも呼ばれる道具を作れる人は少ない。能力が付いている道具を作り出す方法は主に二つあり、魔石などの能力が秘められている物を加工して作り出すか、作り出した道具に魔法を付与して作り出す二つ。


 前者の方が後者と比べれば運があれば簡単であるが、元となる原石を見つけ出し、なおかつそれを加工する技術の二つの要素が必要となる。運がなければ後者の方がまだ可能性はある。


 一方の後者は、魔法を付与することができる魔法使い、魔術鍛冶師、魔法技師がいることだけだが、その数が前者の加工する技術の持つ職人より圧倒的に少ない。それに加えて、戦闘に使えるレベルの付与効果を与えるものも限られている。


「良くて、攻撃力や防御力を底上げしてくれて数回使える物があればいいです。今の状況なら何であれ売っていれば運が良いですから」

「私は別に魔法付与された物でなくても大丈夫ですし買えないですから、あった方が困りますよ」


 戦闘で使える道具であったとしても、数回使えれば壊れるというものが多い。そういう道具は比較的に出回っているが、壊れるという点で命を賭けた冒険者にはあまり人気ではないが、無いよりかはマシという精神だ。


 俺とサラさんが会話しながら歩くこと数分で、雨風凌げるかどうかわからない簡易的な建物である防具屋の前にたどり着いた。前は冒険者ギルドと離れた場所に作られていたが、冒険者たちが利用しやすいように冒険者ギルドに近くに移動したためすぐについた。


「すみません、少し良いですか?」


 外から会話するくらいの音量で声をかけても分かるくらいに壁が薄く、冒険者ギルドで教えてもらった防具屋の看板がなければここで売っているとは分からない。


「入りな」


 女性の声ではあるが野太い声で一言こちらに発せられた。俺はその言葉で遠慮なく店の中へと入り、サラさんも俺に続いて中へと入った。


 中にいたのは俺よりも大きい身体で、その身体に見合った筋肉を持ち合わせている四十代くらいの短い茶髪の屈強な女性がいた。どう考えても防具屋の人間ではなく、防具屋に来る屈強な女性にしか思えない。


「あん? 珍しい客だね」


 屈強な女性は俺のことを見て意外そうな顔をした。俺のことをどうして知っているのかと思ったが、今の俺を知っていても色々なところに顔を出しているから不思議ではないと理解した。


「あんたが防具、というわけではないか。最上級の武具である神器を持っているのだから買う必要がない。ということは・・・・・・」


 俺のことを見て独り言のようにこちらに言葉を放った女性は、俺の次にサラさんを見た。どうやら事情をすぐに察せれるくらいにはベテランの防具屋の店主なようだ。


「はい、そうです。今回は彼女の防具を買いに来ました」

「ふぅーん、そっちの女が」


 屈強な女性はサラさんの頭からつま先まで見極めるように見始めた。サラさんは居心地が悪いようで、屈強な女性から視線をそらした。


「少し触っても良いかい?」

「えっ、えっ?」


 サラさんに向けられた女性店主の言葉に、サラさんは意味が分からずに動揺して返事ができていない。その言葉だけでは意味が分からないのは当たり前だと思ったが、俺にはその真意は分かっていた。


「サラさんの身体を触って、身体の状態を確認するだけだと思いますよ」

「そういうことだ。少し触るよ」

「ひゃっ!」


 俺の言葉に同意した女性店主さんはサラさんの返事を聞かずに、服の上からサラさんの身体を触り始めた。サラさんは触られて顔を赤くして耐えているようだ。


「何を赤くなってるんだい。そこの男に触られているんだったら女のあたしに触られるくらいどうっていうことはないだろうさ」

「さ、触られていませんから!」


 俺とサラさんの関係を勘違いしてか、女性店主さんはそんなことを言いながら触っているが、サラさんは即座に否定した。事実だから傷つくこともない。


「あぁ、この男は確かシャロン家の令嬢の騎士だったか。なら今はどうして二人でいるんだい? もしかして秘密のデートとでも言うのかい?」

「今日は非番を頂いたんですよ。だからちょっと魔物退治でもしに行くだけです。デートではありませんよ」

「ふぅーん、何だい、つまらないねぇっと」


 俺も女性店主さんの誤解を解くために、デートを否定した次の瞬間には、女性店主さんはサラさんの身体から手を放した。サラさんは女性店主さんの手から解放されて乱れた呼吸を整えている。その色っぽさに少しだけドキッとしてしまったことは心のうちにしまっておくことにした。


「あんた、鍛え始めてどれくらいだい?」

「えっ・・・・・・、一ヶ月くらいです」

「なるほどね、一ヶ月という短時間で良く鍛えられているじゃないか。良い師匠を持ったね」


 サラさんの身体を触ったことで、本当に身体の状態を判断できているようだ。それに鍛え方はラフォンさんがキチンと指導している辺り、さすがはラフォンさんと思わざるを得ない。


「ちょっと待っておきな」


 俺たちに一言かけると、女性店主さんは店の奥に入っていった。俺とサラさんは女性店主さんに言われた通りこの場所で待っているが、待ちながら店内を見渡した。


 店内には数点の防具しかなく、防具屋さんという感じではない。しかし、その数点の防具は素人目の俺が見ても良いものだと分かる防具だった。あの屈強な女性店主さんは、防具を仕入れているのか、それともご自身で作っているのか、あの風貌からどちらか判断が付かない。


「待たせたね」


 数分もしないうちに帰ってきた女性店主さんは、白銀の軽装備を持っていた。白銀と言えば、クラウ・ソラスの白銀を思い浮かべるが、気を利かして一緒にしているのかもしれないと思った。


「大きさは丁度いいから、これを着てみな」

「は、はい」


 女性店主さんの言われるがままに、白銀の軽装備を受け取ったサラさんは装備を着始めた。胸当てなど着慣れない場所は俺が手伝いに入り、サラさんは白銀の軽装備を着た。


「どうだい、着心地は?」

「・・・・・・何だか、初めて着た感じがしないくらいに馴染んでいます」

「そりゃそうだ。あたしがあんた用に作り直したんだから」


 鎧を着たサラさんは、少し動いても違和感がないようだった。そして、この女性店主さんはご自身で鎧を作っているのだと判断した。鍛冶スキルの中には、即座にその人に合わすことができるスキルがあると聞く。


「この鎧、とても良いですね」


 しばらく動いたサラさんが、鎧を触りながら嬉しそうな表情でそう言った。俺もこの防具が良いと思い、その言葉に頷いた。


「当たり前だよ。このあたしが作ったんだから、満足して当然。満足しない奴は叩き出しているところだよ!」


 この女性店主さんは自分の腕に絶対の自信があるようだが、その自信と腕が比例しているため、俺は女性店主さんの腕に尊敬の念を抱いたくらいだ。


「そこの騎士さんと一緒の色にしたけど、問題なかったかい?」

「はい! この色が良いです!」


 俺の予想通り、クラウ・ソラスと一緒の色にしたようであった。俺はそこのところは気にしないが、サラさんはそこも喜んでいる。こんなにお客さんを笑顔にすることができる防具屋さんに、俺はまたしても尊敬の念を抱いた。


「それから、あんた、拳で戦っているんだろう? それも魔力を纏った戦い方で」


 不意に女性店主さんの口にした言葉に、俺とサラさんは驚いて言葉を返すことができなかった。俺とサラさんはそのことについて一切この女性に話していないため、どうして分かったのかが分からなかった。


「筋肉の付け方と、わずかな魔力の漏れ方。それくらい分かれば、どういう戦い方をするかなんてすぐに分かるよ。せめて魔力の出入り口はすべて閉じておきな」


 今更ではあるが、この女性がとんでもないくらいにすごい人なのだと認識した。普通は筋肉の付け方と魔力の漏れ方で分かるはずがない。俺でさえ、わずかに魔力を漏らしているのだから、普通の人なら漏らして当たり前なのだ。そこから魔力を纏った戦い方という答えに至ることが普通ではない。


「話を続けるよ。その鎧の胸当てには魔力を流すことで効率的に魔力を全身に纏うことができる能力が付いてるよ。それから籠手と靴には魔力を消費することで爆発的な力を放つ能力がついているから、上手く使いこなしな」


 さらっと女性店主さんが鎧について話してくれたが、つまりこの鎧は魔法が付与されている鎧ということになる。しかも能力が攻撃力上昇や防御力上昇ではない、お値段のする鎧ということになる。


「・・・・・・えっ⁉ こ、ここ、これって、魔法が付与された鎧ってことですか⁉」

「それ以外に何があるんだい?」

「こ、こここ、こんなものを私に出しても良いんですか?」

「何だい、さっきから。それに文句を付けようってのかい?」

「そ、そんなことはないです! これが良いです!」


 サラさんは動揺しているが、店主さんは気にしない感じだ。俺も魔法付与された鎧を売ってくれるとは思ってもみなかったため、驚いているが、今はまだ弱いサラさんに売れるだけの在庫数があるのか、はたまたこれを頼む人がサラさんしかいなかったのか、見当がつかない。


「じゃあさっさと行きな。魔物退治に行くんだろう?」

「じゃ、じゃあ、これはおいくらですか?」


 お代の話になり、サラさんから少しだけ焦りが見て取れる。魔法付与された鎧を買うとは思ってもみなかったはずで、それだけのお金を持っていないためだと思った。しかし、俺は最初から俺が支払うつもりだったため、魔法付与された鎧でも買うつもりでいる。


「そんなものは良い。さっさと魔物退治してくれた方がよっぽどいいさね」

「えっ、そんなことできません。ちゃんと代金は支払いま――」

「こっちが良いって言っているんだからつべこべ言わずにさっさと行きな!」


 サラさんの言葉を遮って店主さんは怒鳴って行くように促してきた。そこまで頑なに行けと言われているのだから、行かざるを得ない。ここで代金を払わなかったから、後で何かあるという裏のある女性ではないと分かる。


「サラさん、店主さんが言っているんですから、ここはお言葉に甘えて行きましょう」

「で、でも・・・・・・」

「ここでこうやって問答をするよりも、早く魔物退治に行った方が店主さんのためにもなりますから」

「この男の方がよっぽど分かっているじゃないか。さっさと魔物退治にでも行って、帰ってきな」

「・・・・・・はい、ありがとうございます。この鎧、大切にします」

「いつでも鎧の整備に来な。鎧は人の命を預ける道具なんだ、命が惜しければ来ることだね。それと、次からはちゃんと金をとるから覚悟しときな」

「はいっ!」


 店主さんの言葉にサラさんは満面の笑みで返事をした。そして俺とサラさんはもう一度店主さんにお礼を言ってから防具屋さんから出た。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 冒険者らしいエピソードになりましたね。 遠慮しないサラさんのやり取りが良いですね。 防具屋の女店主が凄い人で、防具の選び方とか楽しいです。 [気になる点] 女店主のやさしさが気になりますね…
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