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クラウス車の記憶

作者:伊藤 慎一郎
 マナ村に住む少年マッキーは車の整備工場に雇われている、母は随分前に亡くなり、父は酒におぼれ仕事をしなくなった。マッキーは父に呆れ家を出て一人で暮らしている。
 マナ村は以前の賑わっていた頃の時と違い、今では廃虚に近い村になっていた、その原因は水不足であり、数年前に起きた地震の影響で地盤が歪み水路が寸断、誘発された火山が噴火を起し山の形が変わると山水さえも滞ってしまった。
 多くの住民が出て行ってしまった、でもマッキーはあまり不自由は感じていない。しかしずっとマッキーは一人だった。
 ある日、整備工場に車の廃車依頼が入りマッキーは一人でよその村まで車を引取ることになる、そこで初めて目にする他の町への驚き、また同じ年頃のシュナジーと言う男に出会うと、話し込んでしまう。廃車する車があまりにも奇麗なのでシュナジーが貰いたいと言うが結局自宅に置く場所がなく断念する。マッキーは整備工場へ帰り一度は廃車処理をしょうと思ったが、もったいなくなり自分の住む家に持ち帰ってしまった。その車の名前はクラウス。
 時が経ちクラウスの行方が気になったシュナジーがマナ村までマッキーに会いに来た、クラウスがあると分かるとシュナジーはこの車を治してレースに出そうと言った。
 修理したクラウスは不思議な動きをし、速く走りレースは優勝した。それを見ていたラウルやハーネスがクラウスを追う、昔おきた出来事の関係者で、知らない間にマッキーとシュナジーは事件に巻き込まれていく。また車の開発者と名乗るモーリスも現れ、物語は一転する。
 二人はクラウスの謎を探るように決心すると、昔に何が起こったのかが次第に明らかになっていく。それに伴い命も狙われるようになる。
 クラウスの謎の先に眠る金を求めて、組織が動いていた。
 しかしクラウスの本当の謎は完全には解明されてなかった。マッキーはクラウスを使い命を懸けて謎を解こうとするが、記憶喪失になってしまった。シュナジーは訳が分からなかったが調べるうちにクラウスに関係している浮いた山の存在を知る。その山には住人もいたが地上とは違う世界だ。
 浮いた山にランドロスと言う支配者が存在していた。それが以前マナ村に引き起こした地震や噴火、水不足に関係していた。
 マッキーとシュナジーはその謎を解き、ランドロスと戦い、最後にはマナ村への水を取り戻して、村は豊かに戻った。
1 グリース研究所
2019/03/09 19:15
2 貧しい村
2019/03/09 20:24
3 謎の車
2020/08/18 22:33
4 クラウスの修理
2020/08/24 08:57
5 レースへ出場
2020/08/28 16:00
7 開発者モーリス
2020/09/11 16:00
8 ラウル組織
2020/09/18 16:00
9 クラウディアと石英
2020/09/25 16:00
11 ラウルのアジト
2020/10/09 16:00
12 マッキーの記憶
2020/10/16 16:00
13 グランドベース
2020/10/23 16:00
14 神なる存在
2020/10/30 16:00
16 最後の日
2020/11/13 16:00
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