今までの流れについてーカミさんとの出会いまで1~退屈な内容ですいません~ー ~2010年前後~
現在、既に事態は日に日に変わっているため、とりあえず今までの事を少しずつ説明しながら、並行して今について書いていこうと思います。
とりあえず、俺(38歳)とカミさん(22歳)がどうやって知り合ったのか、少し話します。知り合った人には必ず不思議がられ、聞かれるところですから・・・。
今回の登場人物(年齢は2010年のものです。誕生日の都合、1歳ズレたりしそうです)
俺・・・・俺:30歳 文中に出る時はK
A・・・・最初のメル友:15歳
B・・・・Aの友人であり、カミさんの友人:15歳
カミさん・カミさん。2010年にはまだ出合っていない。:15歳
D・・・・プロメーラーみたいな友人。俺に出会い系にはまらせたやつ:23歳
2010年、俺は、それまでに勤めていた仕事を辞め、建築現場で自分の好きなペースで働いていた。元々建築の世界で飯を食っていた時期も長く、一番居やすい業界だ。
自分の居た会社は、自分でシフトを決めて入れる、アルバイトの扱いであり、10代後半の若者から40歳代のベテランまで20名くらいが在籍していた。
俺はあまり人付き合いがいい方ではなかったため、仲良くなる人もそんなに多くなかったのだが、なぜだか当時学生だったDとは妙にウマがあった。
Dは学生だったのだが、大学には全く行かず、毎日バイトをしていた。俺は大学生やチャラチャラした若いやつが嫌いだったが、どうゆうわけかDとは相性がよかった。
Dは携帯での出会い系が普及する前はPCで、携帯が普及してからは携帯の出会い系にドップリはまり、一時はネットナンパ師として本を出すとか出さないとか言っていたくらいのツワモノだった。
俺は、PCにも携帯にも疎かったのだが、どうしてもメールをやってみたかったタメ、Dに指南を頼んだ。
Dは俺の前でPCの出会い系サイトに入り、女性の書き込みを随分真剣に吟味していた。そしてある女性の書き込みを指し「この子は多分返事来るよ。この子でいい?」と俺に確認を取ったかと思うと、すごい勢いでメールを送った。
「こんなので来るのか?」と思ったが、10分もしないうちに本当に返事が来た!当時はサクラも少なかったのかもしれないが、それにしても一撃で決めたのには本当に驚いてしまった。
その時返事をくれたのはA、俺の最初のメル友になる子である。
その時は確か、DもAもPC同士でのやり取りだったと思う。Dから「少し俺がやり取りして、Kさんにうまく引き渡すよ」と言われ、その日はそれで終わった。
数日後Dから「Aちゃんと携帯でやり取りするようになったから、Kさんのところにメールくるよ」と連絡があった。2度目の驚きだ!本当に俺にメル友を作ってくれたわけだ。最初、指南してもらおうと思った時は、まさかメル友を俺の名前で作ってくれるとは夢にも思わなかったし、そんなことが出きるとも思わなかった。
そして、ここから始まる怒涛の展開や、出会い系に自分がどっぷりはまる事なんて、この時は微塵にも想定していなかった・・・。