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5、初めてのお出かけ、つまり外 の前に昔話

ブックマーク五件ありがとうございます

「あ、アルテミア来たね、今まで何していたんだい?」


「しょこにいってたの! ジュピタ兄さまはなにしてたの?」


「ぐは、か、かわいすぎる・・・」


ジュピタがアルテミアの可愛さに充てられ膝から崩れ落ちる


(あ、ちょっと可愛く、首をかしげただけなのに、倒れちゃった)


「ジ、ジュピタ様?大丈夫ですか?」


「ジュピタ兄さまだいじょうぶ~?」


「あ、ああ、大丈夫だよ、相変わらず可愛いねアルテミアは、ユリス心配かけたね」


「いえ、無事なのであればいいのです、」


「ありがと~、そういえばなにしてたの?」


「剣の稽古だよ、フリートといっしょに、父上から習ってたんだ、」


「え?、おとうさまにならってたの?、剣のせんせいじゃなくて?」


「ああ、まだアルテミアは知らなかったね、」


「ジュピタ様、準備ができたようです、ほかの皆さまは、先に下に降りられたようです」


「よし、わかった、ありがとうアヤメ、アルテミア準備ができたみたいだからこの話は

馬車に乗りながら父上と母上に聞こう、ふたりのほうが詳しいからね、」


「うんわかった!、あやめ他のみんなは先に下に降りてるんだよね?」


>ちなみに、アヤメさんは、ジュピタ兄様付きの黒髪メイドさんよ

初めは日本人かと思ったんだけど、どうやらこの世界には、昔の日本みたいな

国があるみたい、アヤメさんにどこの出身なのか聴いたら、「このへんでは珍しい

黒い髪の人がいっぱいいる、『ニハン』ていうところからきました」て言ってたからね、



~というわけで馬車の中~


「というわけで、おはなしきかせて?」


「アルテミア、何がというわけなんだ?、まったくお父さん、なんの話だかわからないんだが」


「え~とね、かくかくしかじかまるまる、なんだよ!」


「あのな、かくかく、いっても全く何言ってるかわからないぞ、なあジャンヌ」


「なんで、国王のはずのお父さんが、剣を教えられるかですって?そういえばまだ、

話したことなかったわね」


「え? ちょっと待ってジャンヌ、いまのでわかったの?」


「ええ、わかりましたよ、逆になんであなた様はわからなかったんですか?

子供たちとの交流が足りないんじゃないですか?」


「ぐさ、微妙に否定できないのがつらいごめんなみんな、仕事ばっかりでごめんな・・・」


(あ、お父様が鬱鬱モードに入った、そしてお母様が「あなた様が仕事をしているから私たちが

安全に生きていけるのですよ」とか言って慰めてる、お母様も慰めることになるのがわかってるん

だから、そんなに攻めなければいいのに、と思ったのだけれど、めちゃ幸せそうにしてる、

多分わざとね、相変わらず仲が良いようで、何よりね、

そういえば、この世界は、一夫多妻制が認められているようだけど、お父様にジャンヌお母様

以外見たことないわね・・・まっ、いまはどうでもいいか)


「で、なんでおとうさまが、剣をおしえられるの?」


「お父様と私は『冒険者』だったのよ」


「え!、じゃあなんで今は王様をやってるの?」


「話せば長くなるわ______


そうあれは20年以上前になるわ・・・


「隊長!山賊です!」


隣町に視察に行った帰りだたわ


「落ち着け!相手は高々山賊だ!!絶対に姫様にちかずかせるな!!」


「フン、俺達をただの山賊と侮ってもらっちゃ困るな、俺たちゃこのあたりを縄張りにする

黒狐だからな」


「な、何だとあの組織は冒険者が壊滅させたと聴いていたが、まだ残党がいたのか!!」


「野郎ども、男は殺せ女は犯せ突撃だ!!


「「「「おおぉぉぉぉーー」」」


「くっ、なんて量だこれではきりがない」


「おらおら、こんなもんか!!つまんねえな!!」


ヒューーーーードカンッーー


「な、なんだ!なにがおこった!」


「まったくこんなところにいやがったのか、間に合ってよかったぜ黒狐!!お前らの

相手はおれだ!!」


現れたのは背中に太刀を背負い、手には杖をもった男だった、


「お、お前はこの前本拠地を襲って兄貴達を、捕まえていった奴!!野郎ども

兄貴の仇打ちだ!!かかれ!!」


「「「おおぉぉぉ」」」


そこからは彼の一切容赦のない一方的な蹂躙だった、


山賊がいくら攻撃しても、


ある時はひらリと踊るようにかわし


またある時は、右手に持った杖で攻撃を止め、左手に持った太刀で敵を屠っていく


敵に四方を囲まれても足元が、光ったと思った次の瞬間、いつの間にか、包囲

の外に出ている


十分と立たずにせん滅が完了してしまったわ、私たちはみんな唖然としていたわ

そこえ彼がやってきて言ったの


「助太刀が遅れて申し訳ない、そちらの被害状況は?」


いち早く我に返った隊長が

「いや助けてもらえなかったら全滅するところだった、二十二人いた護衛が生き残ったのが私を含めて五人だ」


「隊長、姫様が会ってお礼を言いたいと」


「そうか、わかった、すまないが、姫様が会って、お礼を言いたいそうだ、ついてきてくれ」


________それがお父さんとの出会いだったわ、それから色々あってお父様と結婚して国王になったの」


「へーーそんなことがあったんだね」


「ええ、あの時のお父様かっこよかったわー」


「お話し中申し訳ありません、そろそろ目的地に到着いたします」


「よし、みんな降りる準備を始めよう」


「そういえばフリートお兄様は?」


「フリートならあそこに」


そう言ってジュピタが指を指す馬車の奥を見てみると


「ううう~~」


「早々に馬車に酔って寝てるよ」


「フリートお兄様乗り物酔いはげしいのですね」

そのうちアールベールとジャンヌの出会いは詳しく書きまする。

次回、封印の丘でピクニック

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