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竜滅姫は異世界で竜になる(旧 竜のお姫様になって剣魔無双)  作者: 夜刀
第三章、学園すっ飛ばして、冒険者です!
32/77

30、緊急任務

「ふう、こんなものかしら?」

汗をかいてもいないのにいつもの癖で、汗を拭う仕草をしながらつぶやくテミア


「そうですね、今のでちょうど15体目です」

今まで援護に回っていたアイが数を教えてくれる


登録から数日間一つずつ依頼を受けてきた、

今日は森にいるファイアーウルフ十五匹討伐のクエストを受けている


「姐さん、解体おわりました」

ミックが解体完了のの報告をしてくれる


「ありがと、スラ子収納よろしく」


この前はいなかったミックだがもうすでに冒険者登録はしており、テミア達と同じCランクだ


「やっぱり五人もいると、クエストの達成が楽でいいわねこの前のルシアと二人で来た時と

比べてかなり楽になったわ」


先ほど倒したウルフの解体をしながら話す


「あのときは、10匹でしたけど、二人だと大変でしたよねお母様」

とルシアが、同意の声を上げる


この前(前話)に買い物をした後テンションが上がりまくっていた二人は、そのままの勢いで?

この依頼の10匹倒す奴を受けクリアしていたのであった


「そんなことしてたのか・・・」


「まっそんなことはいいのよ、数は達成したし帰りましょ」

解体を終えスラ子にしまってもらった、テミアが提案する


「そうだな、もうじき夕方になる野営して行ってもいいが余り準備していない

から、出来れば今日中に戻りたいな」


「そうですね、結構森の奥まで来てしまいましたしそろそろ戻らないと

危ないですね、姐さんどうしますか?」


リュウとミックのパーティの男周が意見を言う


「私はテミア様にお任せします」


「私もお母様にお任せします!!」


二人に合わせて、アイとルシアも意見を言ってくれる


「帰りましょう、私もこんな近くの森で野営なんてしたくないわ」


「ではまいりましょう」



森を抜けだし、城門を通りギルド前に来た時にはもう日が暮れていた


ギルドに入ると、いつも騒がしいギルド内だが今日はいつもより騒がしく

職員も忙しそうに駆け回っている、そこでいつもお世話になっている受付嬢さんの

ところに行き事情を聞くことにする、テミア達


「ただいま、お姉さん、何かあったの?」


「おかえりなさい、テミアさんたち、それがですね、緊急任務が発令したんです」


「緊急任務?、それはどういうものなんだ?」


「緊急任務とは、他の任務を一時的に、凍結して、ギルドに所属した、冒険者総出で

依頼を達成する任務です、もちろん受けないこともできますが、

緊急任務は大体その都市の責任者が出すものなので、報酬がかなり出ます

貢献度に応じて、貢献度報酬も出るので、受けておいた方がお得です

その代わり、依頼達成に、貢献したという証明出来るものがなければ、報酬は受け取れません」


「報酬だけ受け取って、後は何もしない、ということを防ぐためですね」


「アイさん、そう言うことです」


「お姉さん、依頼達成報告もできなくなるの?」


「発令前に、受けた依頼ならば可能です」


「わかった、じゃあこれが、ファイアーウルフの角15本よ」


「確かに受け取りました、みなさん、水晶に冒険者証をかざしてください」


みんな一人ずつかざしていく


「ありがとうございます、報酬はパーティー共有金庫に預けますか?それとも均等に

個人金庫に預けておきますか?」


「とりあえず、共有にお願い均等にしたい時は言うわ」


「了解しました、それで緊急任務はお受けになりますか?」


「そうね、まずはどんな依頼か聞いていいかしら、それから決めることにするわ」


「説明していませんでしたね、今回の依頼は、「王都の南側に突如出現したダンジョンを調査せよ!!」

それは今から、数時間前何の前触れもなく突如出現しました、それは森のようで森ではありません

木がたくさん立っていますが、乱立しているのではなくまるで誰かが整えたかのように

並んでいるそうです、もちろん、燃やそうと試したらしいのですが、全く燃えなかったそうです

このことから、ダンジョンと認定し、依頼を出したのです、今回の依頼は、

このダンジョン内の、魔物を討伐し、のちにやってくる調査団が安全に調査できるように

することです」


「ふむ、ダンジョン探索ね、みんなどう思う?」


「お母様!私は行ってみたいです!ダンジョン見てみたいです!」


「ダンジョンですか、好き戦いが待っていそうです、もちろんいきます」


「悪くないんじゃないか?報酬はどのくらいなんだ?」


リュウが受付のお姉さんに質問する


「一人当たり大銀貨一枚にパーティに金貨一枚支払われます」


「五人で一人当たり大銀貨三枚三千燐か悪くないな」


「私は姐さんについて行くだけなので」


「それじゃあ受けて、明日から本格的に調査開始していいわね?」


「「「「異議なし」」」」


「それでは、そう処理しておきますね」


「よろしく、明日は直接向かうから依頼達成報告はどうすればいいの?」


「現地にいる魔物の素材を取ってくるか、鉱石などの素材でも大丈夫ですそれでは

御気おつけて」


「それじゃ、今日はこれで解散にしましょ」


みんなの方に振り返って声をかける


まずはミックが

「お疲れさまでした、私は調べたいことがあるので此処で失礼します」


「お疲れ~それじゃ城に戻りますか」


「おう」「はい」「は~い」



御城に戻り、夕飯を食べ、風呂に入り、ルシアとともに自室に戻ってきた、


「もう遅いし、寝ましょうか」


「そうですね・・・私も眠いです・・・」


テミアが布団に入るとルシアが寝ぼけ眼をこすりながら、布団に入てくる


「ルシアお休み」


「お母様、おやすみです・・・」

次回ダンジョン探索です

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