19、入学式
「諸君、入学おめでとう、(中略) 君たちの活躍を期待している」
「アールベール様ありがとうございました、次は学園長様の挨拶です」
司会進行の副学園長に促されて出てきたのは六十過ぎの英国紳士みたいな雰囲気の男性だった
ちなみにこの世界にもスーツとというものは存在いしているが、
学園長は紳士服ではなく普通に貴族が着るような服を着ている
「ご紹介にあずかりました幼少学園、学園長のマアリル>>ヨフル=リドウェルです
私は皆様を迎えられた事を嬉しく思います、
この学園では貴族と平民が一緒に学ぶことになりますが、一切爵位や後ろ盾は役に立たない
と思ってください、しかし節度というものはあります十分に注意して三年間の、学園生活を
満喫してください、私からの、お話は以上になります」
会場が拍手に包まれる一部いい顔をして居ない者たちにきずいたがテミアは
一応覚えておくことにする
(何かに使えるかも知れないからね)
そんなこんな考えている間にも式は進み、ようやく閉会の言葉が終わり、
計測の時間に入ったようだ、
「さっそく、調べていこうと思います」
ちなみに計測は、別室で一人ずつ行われていく、計測の時に立ち会えるのは
本人と学園長のみと、きまっている、これはステータスを隠すためだ、むやみに開示すると
危険なこともあるらしい、他にも理由はあるようだが気にしなくていいといってた
隣に座っているアイが、(リュウは五十音順なので後ろの方に座っている)
「最初は一番最初に座っている仮面をつけている、方お願いします」
「テミアさま、呼ばれてますよ」
「ん?、ええはい」
そう今アルテミアは仮面をつけている、誕生日にもらった奴だ、今までは顔の
横に付けていたのだが、この前に魔眼が発覚した時を境にきちんと付けるように
している、スラ子によると
「マスタの魔眼は魅了です、しかも視線誘導付きの」
(あの後で分かったことなんだけど、私が相手に目を合わせると相手の視線が
誘導されて、私の目をみるようになるってことが分かったのよね)
「成長すれば制御できるようになると思いますが、それまで目を隠した方がいいでしょう
むやみに、諍いの種をまき散らすのは好みではないでしょうから」
ということらしい、納得であるということで仮面を付けることになった
その時、スラ子が色々魔改造したようで、色々な機能が付いていたそれは使う時に
「というわけで計測室にやってきたわけだけど、失礼します・・・」
入って行ってた部屋は、ごくごく普通の教室で中央の机にポツンと水晶が
置いてあり、その横の椅子に学園長が座っているだけの簡単な部屋だった
「いらっしゃい、さっそく調べるとしようか」
「よろしくお願いします、学園長」
「はい、よろしくお願いします、まずはカードをこの溝にセットして」
よく見てみると、机の上に直接水晶が置かれているのではなく
水晶の下に台座みたいな物があり、その中ほどにカードがセットできるほどの穴が
あいている
「ここですね、」
「そうしたら、水晶に手を触れて、名前を名乗ってくれそれで、カードがステータスカード
に変わるはずだ」
さっそく手を触れ名乗ってみる
「アルテミア・・・・およ?」
「失礼言い方が悪かった、フルネームで名乗ってくれ」
「あ、フルネームですね、了解です!」
「アスト<<フォルス=アルテミア」
名乗り終わった瞬間水晶が輝きだし部屋を純白に染める
「・・・これは・・・これほどとは・・・」
(何か聞こえた気がしたけど気のせいかな?)
やがて、光が引き視界が戻って来る、不思議なことに目が眩んだ様子はない
「これが、アルテミアさんのステータスです」
今まで何もなかった、水晶の上にホログラムのようにステータスが浮き上がっている
~~~~~~~
名前;アルスト<<フォルス=アルテミア
種族;人間
歳;5歳
レベル;11
HP;1050
才能値;100
筋力;50
魔力;10050
精神力;100
≪固有能力≫
???
???
???
<スキル>
鑑定??
魔力増加
???
???
隠蔽??
召喚魔法??
・スラ子・
<称号>
アスト王国長女 ??
~~~~~
「流石は陛下の娘さんです、これほどとは・・・
お兄様方よりも高いステータスをお持ちとは
しかし・・・解析不能ですか・・・王国一の物を使っているので解析出来ないこと
何てあったことないんですが・・・」
「そうなんですか?、そう言えばお母様も鑑定出来ていませんでしたよ」
「ジャンヌ様がですか?、そう言えば陛下もそんなことおっしゃっていたような
まあ、いいでしょうカードを取り出してみてください」
さっそく取り出してみる
「あ!、青くなってる」
「その青色はこの学園に所属しているという証明の色です、
ステータスカードの右側面についている、ボタンを押してみて下さい
ステータスがでてくるはずです。」
ぽち、ブオン
「お!ホントに出てきたわ、」
「そのステータスは自分と許可した者しか見れません、さらに
そのステータスは確認のための物なので、逐一更新はされません
更新するには再度水晶に触れることになりますので、注意してください」
「了解です!」
「他にも、追加された機能がありますがそれは、取り扱い説明書を読んでください
教室の机の上に置いてあります、」
(取り扱い説明書あるんだ・・・)
「長くなりましたが、これで説明は終わりです、アルテミアさんは・・・
三組ですね、ここを出たら教員が連れて行ってくれるのでついて行ってください
それでは、よい学園生活を」
「ありがとうございました」
テミアが出て行った後の教室
「流石は陛下たちの御子さんだお兄様方もすごかったがそれ以上の逸材だ
これからどう育って行くか楽しみだ・・・皆が安心して学べるよう大人が
頑張らなくてはな」
案内してくれた、教師に別れを告げ、教室に入ってみる
「失礼しま~す、うんやっぱり誰もいなかった、そうだよね、私が一番初めだった
ものね、とりあえず一番の席に座っておけばいいかな?」
テミアはとりあえず座り、ちょうど、机の上の教科書の山の上に
ステータスカード取り扱い説明書と書かれた、冊子を発見しさっそく読んでみることにする
ステータスカードでできること~
1、ステータス確認
2、身分証明
3、手鏡
4、パーティ登録
5、お友達登録
6、どこにいるかな?お友達(お友達登録して人がどの方角にいるか分かる)
7、羅針盤
8、家系図
9、メモ帳
10、口座管理
11、地図(自分が行ったところまでしか表示されない)
12、スキルツリー
13、経験地チェッカー(あとどのくらいでレベルが上がるかわかる)
14、魔物図鑑(魔物に攻撃すると登録されて、倒すと色々な情報がわかる、)
15、討伐魔物一覧(倒した魔物等が表示される)
16、共通語表
17、持ち物一覧表(空間収納・アイテムボックス・インベントリ・万能鞄系のみ可)
18、爪切り(粗)(粗い爪切り
19、小型鋏
20、虫めがね
21、双眼鏡
22、空間切り取り(いうなれば写真)
23、体温計
24、魔方陣一覧(覚えた魔法陣が登録される)
25、強者ランキング(パーティ・お友達・自分の中での強い人のランキング)勝手に付けられる
26、英霊図鑑(出会った英霊の図鑑)英霊の説明はのちほど
27、温度計
28、ライト(弱)
29、定規
30、今後更新予定
「・・・・多いわ!多すぎるわ!」
「多いですね」
「わ!びっくりした、来てたのねアイ、」
「ええ先ほど、テミア様がまとめを語っている最中に」
「え?声に出てた?」
「出てましたよ、結構しっかり」
「そう、今度から気おつけるわ」
「そうしてください、それと私のステータスをお見せします」
「え?いいの?」
「当然です、テミア様が指令棟なんですからしらなければ意味がありません」
(やっぱり、戦闘重視なのね、まあ二人が来てからだいぶ楽になったし
なんだかんだ言っても二人とも強いし)
「じゃあ見せてもらうわ」
次回はアイとリュウのステを公開します
機能つけすぎたかな?ちょっと調子に乗りすぎた感は否めませんな




