誘惑する女。
僕はそこそこモテる普通の男性です。
歳も25歳、仕事も順調にいっている。
彼女と付き合って、、、3年ぐらいになるかな?
不満もなくお互い尊重しながら付き合えていると思う。
いずれは、この彼女といつか【結婚】も考えている。
僕の名前は 『小坂 陸』 至ってごくごく普通の男。
『この時までは......。』
でも、ヤバい女と出会ってしまった!?
▽
あれは、桜がキレイに咲き始めた頃......。
僕は職場の先輩に誘われて、取引先の中村さんを 『接待』に
華やかな女性の多いとされる【高級クラブ】に連れて行くことにした。
店の中は、、、キラキラして奇麗なお姉さんたちが接客してくれる。
僕たちの席についてくれた女性は、四季ちゃんと宝ちゃんと
最後に彩香ちゃんの3人だった。
はじめは、取引先の【中村さん】に楽しんでもらうために、、、。
四季ちゃんと宝ちゃんの間に中村さんを入れて、お酒を飲ませて...。
今、僕たちが企画しているモノにスポンサーとして契約できるか?
できないかで、僕も先輩も崖っぷちのところにいた。
僕も先輩も焦っていたけど......?
どうやら、、、? 作戦は上手くいった!
『契約成立!』
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しかし!? 契約は成立したものの、僕はこのお店の彩香ちゃんに
気に入られた。
本当にこの女!? 凄いんです。
彩香は、、、奇麗で可愛いし! いい女なんだけど......?
【しつこい!】
それと、、、? 僕への誘惑が半端ない!?
当然だけど......?
僕の安月給で、この高級クラブに通えるだけのお金は持っていない!!!
それなのに、、、どうして僕なのだろう??
▽
連絡も毎日僕にしてくる。
まぁ、大した事じゃない話を、、、。
朝は【おはよう】【今何してる?】【ご飯食べた?】【今日は何してるの?】
【陸に会いたいな~!】...などなど。
それと...? 僕と彩香が会える日は、、、?
僕にベッタリ、僕の腕を掴んだり組んだり、彩香の体のドコかが僕に触れている
そんな感じだった。
▼
僕もよくない事をしているんだとわかっていたのに、、、。
3年も付き合っている彼女がいて結婚も考えている!
それなのに、、、彼女に申し訳ない気持ちもあったが......!?
【でも気づけば......?】
僕も彩香にハマっていて、一度甘い汁を吸うと......?
抜け出せないのかもしれない!!!
▽
僕は気づけば、、、彼女と彩香の両方と付き合っていた。
世間で言う 『二股』 をしていて、、、!
僕は自分をそう言う男じゃないと思っていたのに......。
何かに、、、どっぷりとハマるような男ではないと、、、!
でも実際の僕は、、、彩香に抜け出せない程ハマっている!?
流石に、、、こんな生活が1年も続くと......?
彼女が僕の事を怪しいと思い始めて、、、遂にバレた!?
▼
彼女からはこう言われた。
『彩香って人! 誰なの??』
『えぇ!? あのー!? まぁ、仕事の先輩の、、、ほら? 僕がお世話に
なっている、先輩の彼女さんだよ~!』
『ふーん? でも陸と仲良さそうに腕を組んでるのは何故??』
『えぇ!? 携帯見たの??』
『うん、見たのは謝るけど、、、? ずっと私とその彩香って女と二股かけ
てたの? そんな男じゃないと思ってたのに.....。』
『これは、違うんだ! はじめに、彩香と会ったのは、、、、、?』
『いい訳はイイ! 私と別れて!!!』
『...ううん』
▽
彼女と別れた事を、彩香に会って話したら、、、?
『あのね? 実は彩香と付き合っている事! 彼女にバレてさ~』
『ウソ!? 本当に、、、!? でっ? どうしたの??』
『まぁ、うん、、、別れたよ!』
『そうなんだ~! じゃ、私も陸と別れる!!!』
『えぇ!? どうしてそうなるんだよ~!!!』
『私も黙ってた事があったんだけど...? 陸の彼女はね、、、?
私と同じ高校でさ~ 私の好きだった男横から取ったんだ~!
だから【復讐】しようと整形までして、陸に近づいたの~!
ごめん、今までありがとう!』
『そんなの!? 嘘だろ~! 彩香!!!』
『......』
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彩香とは、、、それっきり。
4年も付き合っていた彼女とも別れて、僕はどうしたらいいんだ~!?
・
・
そんな時、僕の目線の先の遠くの方で、奇麗なお姉さんが、、、!?
『ヤバい!? 誘惑されている...!?』
最後までお読みいただきありがとうございます。