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誘惑する女。

作者: 七瀬

僕はそこそこモテる普通の男性です。

歳も25歳、仕事も順調にいっている。

彼女と付き合って、、、3年ぐらいになるかな?

不満もなくお互い尊重しながら付き合えていると思う。

いずれは、この彼女といつか【結婚】も考えている。


僕の名前は 『小坂 陸』 至ってごくごく普通の男。


『この時までは......。』


でも、ヤバい女と出会ってしまった!?



あれは、桜がキレイに咲き始めた頃......。

僕は職場の先輩に誘われて、取引先の中村さんを 『接待』に

華やかな女性の多いとされる【高級クラブ】に連れて行くことにした。

店の中は、、、キラキラして奇麗なお姉さんたちが接客してくれる。


僕たちの席についてくれた女性は、四季ちゃんと宝ちゃんと

最後に彩香ちゃんの3人だった。


はじめは、取引先の【中村さん】に楽しんでもらうために、、、。

四季ちゃんと宝ちゃんの間に中村さんを入れて、お酒を飲ませて...。

今、僕たちが企画しているモノにスポンサーとして契約できるか?

できないかで、僕も先輩も崖っぷちのところにいた。


僕も先輩も焦っていたけど......?

どうやら、、、? 作戦は上手くいった!


『契約成立!』



しかし!? 契約は成立したものの、僕はこのお店の彩香ちゃんに

気に入られた。


本当にこの女!? 凄いんです。

彩香は、、、奇麗で可愛いし! いい女なんだけど......?

【しつこい!】 


それと、、、? 僕への誘惑が半端ない!?


当然だけど......?


僕の安月給で、この高級クラブに通えるだけのお金は持っていない!!!

それなのに、、、どうして僕なのだろう??



連絡も毎日僕にしてくる。

まぁ、大した事じゃない話を、、、。

朝は【おはよう】【今何してる?】【ご飯食べた?】【今日は何してるの?】

【陸に会いたいな~!】...などなど。


それと...? 僕と彩香が会える日は、、、?

僕にベッタリ、僕の腕を掴んだり組んだり、彩香の体のドコかが僕に触れている

そんな感じだった。



僕もよくない事をしているんだとわかっていたのに、、、。

3年も付き合っている彼女がいて結婚も考えている!

それなのに、、、彼女に申し訳ない気持ちもあったが......!?


【でも気づけば......?】


僕も彩香にハマっていて、一度甘い汁を吸うと......? 

抜け出せないのかもしれない!!!



僕は気づけば、、、彼女と彩香の両方と付き合っていた。

世間で言う 『二股』 をしていて、、、!


僕は自分をそう言う男じゃないと思っていたのに......。

何かに、、、どっぷりとハマるような男ではないと、、、!


でも実際の僕は、、、彩香に抜け出せない程ハマっている!?


流石に、、、こんな生活が1年も続くと......?

彼女が僕の事を怪しいと思い始めて、、、遂にバレた!?



彼女からはこう言われた。


『彩香って人! 誰なの??』

『えぇ!? あのー!? まぁ、仕事の先輩の、、、ほら? 僕がお世話に

なっている、先輩の彼女さんだよ~!』

『ふーん? でも陸と仲良さそうに腕を組んでるのは何故??』

『えぇ!? 携帯見たの??』

『うん、見たのは謝るけど、、、? ずっと私とその彩香って女と二股かけ

てたの? そんなひとじゃないと思ってたのに.....。』

『これは、違うんだ! はじめに、彩香と会ったのは、、、、、?』

『いい訳はイイ! 私と別れて!!!』

『...ううん』



彼女と別れた事を、彩香に会って話したら、、、?


『あのね? 実は彩香と付き合っている事! 彼女にバレてさ~』

『ウソ!? 本当に、、、!? でっ? どうしたの??』

『まぁ、うん、、、別れたよ!』

『そうなんだ~! じゃ、私も陸と別れる!!!』

『えぇ!? どうしてそうなるんだよ~!!!』

『私も黙ってた事があったんだけど...? 陸の彼女はね、、、?

私と同じ高校でさ~ 私の好きだったひと横から取ったんだ~! 

だから【復讐】しようと整形までして、陸に近づいたの~! 

ごめん、今までありがとう!』

『そんなの!? 嘘だろ~! 彩香!!!』

『......』



彩香とは、、、それっきり。

4年も付き合っていた彼女とも別れて、僕はどうしたらいいんだ~!?







そんな時、僕の目線の先の遠くの方で、奇麗なお姉さんが、、、!?


『ヤバい!? 誘惑されている...!?』



最後までお読みいただきありがとうございます。

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