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リセマラ

作者: 勇者アタナ

 俺の名前は「山野(やまの) 可能腐(きゃんぷ)」。

猿山高校に通う、ごく普通の高校生だ。

今日も文化祭の準備で疲れたし、風呂に入るとするか!


「あー気持ちいい身も心も洗われるようだぜ!」


瞬間、風呂場をまばゆい光が埋め尽くした。

目も開けられない。目をつぶった。


 目を開けると冷たい床の上だった。

奇妙な2人組の男がこちらを見ている。


「やん、えっち」


返事がない。

とりあえず相手を観察する。

2人の内1人は王様っぽい、もう1人はロン毛だった。


ロン毛が襲いかかって来た!

俺は身構える。

「マジカル・パンチ!」ドゴォッ!







 山野可能腐は木っ端微塵になり死んだ。

「今回も弱いな…ご苦労だった魔術師よ」

王様が言う。

魔術師が言った、

「魔法陣の描き直しですね。明日までには描き直します」



 ー次の日

魔術師、


「召喚!」

と叫ぶ。


「はうぁっ!?」

召喚された目つきの悪い男が叫ぶ!

「何だ!?異世界か?」


「ファイアッ!」

「のあああああああああああああ!」


魔術師の炎で目つきの悪い男は死んだ。


王、

「素質なし!また明日!


こんなことしてる間にも悪魔軍が人間界を侵略している!


早急に悪魔軍を滅ぼせる力を持った者は出ないのか!?


どいつもこいつも魔術師以下じゃねーか!」

と怒り狂う。



 ーさらに次の日

魔術師、


「召喚!」

と叫ぶ。


「何だ!?異世界か?」

禍々しいオーラを放った人物が疑問を口に出す。


すかさず、


「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!

マジカル・パンチ!!!!!」


魔術師が襲いかかる。

しかし、異形の人物、実は魔王だったのだ!

当然勝てない。

だが、魔術師は脳筋なので相手の実力を読み取れず直線的に殴りかかる!


ドゴッッ

魔王は攻撃が当たるも、

「そんな攻撃、屁だぜ!」

と言った。


びくともしない!

魔王の攻撃!

魔術師に15638箇所の致命傷を与えた!


魔術師、

「馬鹿な!」パァンッ!

四散した。


「魔術師を倒すとは流石だ!

突然じゃが、悪魔軍を滅ぼして世界を救ってくれんかの?」


王が魔王に語りかける。


魔王は、

「断る」

「私は魔王!

そんな命令に従う訳がないだろう」

提案を拒否する。


王、怒り狂う。

「言う事聞けよ!」


戦闘開始!


王が勇者の剣で斬りかかる!


魔王はワザと動かず身体で受けた!


「効くか、ボケ!」

王は2467557箇所の致命傷を負った。


「ぐォォォォォォォォォォォ!」


爆発四散、十六散







しなかった!


「死ぬとでも思ったか」

「何だと!?」


戦闘開始!

王が魔王に勇者の剣で斬りかかる!

魔王は大ダメージを負い敗北した!


魔王は、悲鳴をあげる。

「ぐォォォォォォ!

貴様…いきなり強く……どう言う事だ!」


「『過ぎたるは(なお)及ばざるが如し』

と言うことわざを知っているか?


お前が強過ぎる故にワシに負けたのじゃ」


「そんな理不尽な!」

流石の魔王様も困惑する。






「ククク…」


笑ったのは…


魔王だった。


「バカめ!!!!!

お前はこの私、魔王より強くなってしまった!」


「ま…まさか!?」


「子曰く、過ぎたるは猶及ばざるが如し!

ウォォォォォォ!!!!!」


魔王が超絶パワーアップを遂げた。


「くそったれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」

「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」

戦闘開始!

刹那、魔王は王を一瞬でK.O.


しかし、王はケロッとしている。


「だが、ワシを倒すことは出来ぬようだな!」


王のオーラが肥大化する。


孔子の教えは、信じる限り、持続するのだ。


「こっちもだぁぁぁぁ!!!!」

魔王も禍々しいオーラが肥大化する。





 ーそして、両者は力を段々と上げていく。


 ーその時だった。












度重なるジレンマの連鎖に耐えきれず、宇宙は自壊した。


ー The End ー

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