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あの日の記憶  作者: 羽琉
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第5話 多数のアクシデント 後編


「へぇ、年下なんだ。なんか以外。」



瑠亜が言った言葉に桜も同感してうんうんとうなずく。




「え!?以外ですか??まぁでも、杏里は年下だけじゃないですよ。同期だったり時には架空の人物だったりしますよー。」





「か、架空の人物・・・? まいいか。あ、瑠亜先輩トイレ行ってきます。」





「あ、うん。行ってらっしゃい。まだまだ時間あるな・・・。杏里ちゃん、CLクラリネットパートっていま休憩中?」




「はい!!」




「そっか・・・じゃあ私はCLパートのところに行ってくる。聞きたいことがあるから。桜はトイレから帰ってきたら音楽室で待ってて。」





「はい!!」



桜はパタパタと小走りでトイレに向かった。


そして、瑠亜と杏里はさっきの杏里のか れ しの話をしながらCLパートの練習場所に向かった。





5分もしないうちに桜はまたパタパタ靴を鳴らして小走りで戻ってきた。



ガラガラガラガラッ




「え・・・・。」














桜が帰ってきた音楽室は、





机と椅子がバラバラに散乱してて




桜のフルートももちろんピアノの上から落ちていた。





「フルートが・・・・」



桜は机と椅子をかき分けてフルートが落ちているところへ



「わぁ・・・ボッコボコにへっこんでる。キーもぐにゃって曲がってるし・・・」




ものすごく無残なことになっていた。



瑠亜はちょうど楽器をもっていっていたから無事だったもの、



桜の楽器はもはや全く吹けない状態になってしまっていた。




「誰がやったんだろ・・・?」





第5話 多数のアクシデント 完

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