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あの日の記憶  作者: 羽琉
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第4話 グダグダな日々 前編

「だるいだるいだるいだるい・・・だるーい」



GW明け___今日からまた、苦痛な学校。



特に休み明けが一番大変なのは皆さんお分かりでしょう。


あくびで号泣しながら桜は寮の廊下を歩いていた。




「おはよう。桜。」

楓が四つ角から出てきた。


「あ、う~ん・・・おはよー。」





「ちょちょちょちょちょ!!聞いた!?聞いた!?聞いた!?」

いきなり楓が興奮しだしてうとうとしてた桜がびっくりして肩がビクンってなった。




「ん?なにが?なんも聞いてないけど?」




「今日ねー、転 校 生 が来るの!!!」





「へー転校生ですかー。・・・・・・・・・・・ってえ!?どこのクラス!?」


一瞬桜が「ふーんそうなんだぁ。それがどしたの?」程度で話を流そうとしたね。





「ココだよ!!私達のクラス!!!!! 男子だよ」





「へー2組かー。・・・・・・・・・・え、男子?」


大丈夫ですか?桜さん。ぼーっとしすぎですよ。




「あっあははははー。男子ねぇ~。もしかしたら私、一目ぼれされて告られるかも!!キャァーー♪」



あ、あらかじめ言っておきましょう。

楓はいつもは真面目な普通の女の子でありながら、

男子のことになると、ものすごい妄想をしてしまう子なのです。

ほんのちょっとナルシスト入ってて自分の世界に入るとなかなか帰ってこれない。逆にすごい女の子なのです。



「そーだね、告られたらいいねぇ~。」

こういうときは桜も海も雪も話を流します。

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