表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの日の記憶  作者: 羽琉
14/29

第7話 桜の過去 前編

「・・・・よし。」

鏡の前に立って服装をチェックして笑顔で元気よく言った。

登校時間にはまだ15分ほどある。なので桜はもう少しゆっくり過ごすことにした。

桜は勉強机の椅子に座ってぼーっとしてみた。

そのときふと、過去のことを思い出した。


「そういえば・・・あの人・・・」

桜が‘あの人’を覚えていない理由は、桜の過去にあった。


小学生のとき、あの人と別れてから1週間程たった休日の日だった。

あの人と別れてからずっと落ち込んでいた桜を両親がいつも気にして、

少しでも元気になってもらおうと春咲家は町より少し離れた森林のキャンプに行った。

毎日落ち込んだ顔していた当時の桜はキャンプに着いた頃には満面の笑みで1日楽しんでいた。


1泊2日キャンプを満喫して車で帰っている道中、

・・・飲酒運転の車が桜たちの車に衝突して森林の中の崖に落ちた。

これはまぎれもなく、事故だ。


その事故で桜の父親が亡くなった。


しかも桜にも少々の障害が残った。 それは__記憶障害。

頭を打った衝撃で今までの全ての記憶が無くなって記憶喪失になった。


「一度記憶が全部なくなったけど、今はほとんど思い出してる。・・・・あの人以外は。」


記憶が無くなってからは日が経つたびに徐々に思い出していった。

でも何日経ってもあの人の事は思い出せなかった。



「あっ!!!時間がっ 時間が!早く行かないとーー。」

桜は鞄をガバっともって部屋に出て行った。

意外な過去発覚!!って感じですね。

これからの展開もお楽しみに。

後半に続く。。。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ