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あの日の記憶  作者: 羽琉
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第5話 冥星高吹奏楽部 前編

「こっこんにちはぁ~」

楽器ケースと譜面台と小物などが入った鞄をもってそ~っと、この物語の主人公春咲桜が入ってきた。

「あっ桜!!」

「瑠亜先輩・・・・こんにちは。」

「こんにちは!どーやら、桜も他の1年の子もまだ戸惑ってるかんじだね。」

「そりゃぁそうですよ!!!1年生の子はみんな今日から始めてなんですよ!?みんな戸惑ってますよ・・・。」

ふ~っと深いため息をついた瞬間、

「あっ!もう集合だ・・・。」

「えっでも、あと5分ありますよ??」

「この学校の吹部は5分前にはみんなが揃った状態で静かにしとかなきゃいけないの。簡単に言うと5分前集合ってことだよ。」

「そーなんですか・・・。」

瑠亜が早口で説明して桜が納得した途端、辺りがシーーーーンとなって部長らしき人が前に出てきて


「こんにちはー!!!」

「「「こんにちはー!!!!」」」

「ちょっと今日は出席はとりませーん!!1年が入ってきたので。そのかわり、3年から一人ずつ自己紹介していこーう!!」

「「「はい!」」」

元気よく返事すると順番に自己紹介を始めた。


「えぇっえぇーっと・・・春咲桜です。中学の時からフルートやってます。呼び方はなんでもいいです。よっよろしくおねがいします!!」

順番の最後の桜が自己紹介を終えたときはすでにみんなの手がかなり疲れていたらしく拍手の音が尋常じゃないほどの小さい音量になっていた。


「じゃ・・・あとは部長&副部長だね。はいっ最初はやっぱ部長からでしょ~」

その一言でやっと桜は気づいた。このずっと仕切っていた人が副部長だったと言うことが。


「はっ!?おっオレか!!オレは芥川魁斗アクタガワカイトだ。チューバパートだ。ちなみに部長だ!よろしくなっ」


「ねぇ?ちょっとぐらい部長らしい仕事やってよバカ部長さん。あっ!!私はこう見えて副部長の綾小路麻緒アヤノコウジマオだよ。ホルンパートの3年だよ。よろしくね!!」

部長は男って珍しいですよね・・・(?)

後半に続く...

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