あの人のために
あの人のために
僕はどこまでも歩けるだろう
砂漠の果てでも、氷の世界でも
ただあの人がそこにいるなら
冷たさも、熱さも忘れてしまう
あの人が望むなら
僕は星を摘んで夜空を飾るだろう
その光が、あの人の瞳を照らすために
僕の手は尽きることなく伸びる
あの人の声が響くたびに
僕の心は静かに震え、
その一言一語が
まるで魂に刻み込まれるように
僕を新しい自分へと変えていく
もしあの人が痛みに泣くなら
僕はその涙を受け止めて
すべての苦しみを自分のものにする
どんな苦難でも
あの人が笑顔を取り戻すためなら
僕は命を賭けることを怖れない
あの人のそばで
息遣いを感じながら生きる毎日は、
まるで夢のようだ
もしその夢が終わるとしても
その一瞬一瞬が永遠のように
心に刻み込まれていく
あの人が僕の腕の中にいる時、
世界のすべてが止まる
時間も、苦しみも、未来への不安も
すべてが消え去り、ただあの人だけが残る
その瞬間、僕は完全に自由だ
あの人と共に過ごす日々が続くなら
僕はどんな未来にも立ち向かえる
たとえその先に
どんな闇が待ち受けていようとも
あの人が隣にいれば、
僕には恐れるものなど何もない
あの人のために
僕は人生を賭けるだろう
その一瞬一瞬が、あの人と共にある限り
全ての痛みも、すべての悲しみも
意味を持ち、価値を持つ
この愛が永遠でないとしても、
それは僕の中で永遠だ
あの人と過ごす今という瞬間が
全てを輝かせる
僕はその輝きの中で、
いつまでも生きていきたい
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