滅ぶ1週間前の朝 いつもどおりに
たぶん………この子…この時代に……いるね~たぶんだけど……(この話に関係ない活動報告の中の物語)
初投稿です!ぜひ温かい目?でみてください!(≧∇≦*)
天使は天使にはなれない
鳥のさえずりがうっすら聞こえる。
その声がわたしの起きるときの合図だった。
わたしの部屋は、窓がなくて少し肌寒い場所で、早く朝日を浴びたくて、寝間着から
わたしの”大好き”な白い袖なしワンピースに着替えて、はしごを上った。
上ると、いつもご飯を食べるところには、
ままが調理場に立っていて、白いご飯を木のおわんに盛っていた。
でもわたしは早く朝日を浴びたくて、ドアを開け外に出た。
朝日がまぶしくて、
わたしにまっすぐ暖かな日差しが伸びてくる。
日差しの雨みたいに。
そのまま井戸に向かって木のおけに水を汲み上げると、
その水を手ですくい上げ、顔を洗った。
家に戻ってままにおはようと言ったら、
ままも、
「おはよう~天使。早く椅子に座ってご飯食べて。」
と言ってままが座ってる、向かい側のイスにすわった。
ご飯をたべながら、ままと話す。
「もう~あまつかってば、外に出る前に、あいさつぐらいしてよ~。いつものことだから、分かってるけど~うふふ」
と笑いながら言った。
__前は……こんな感じじゃなかったのに……。__
ままといろんな話をした。今日みた夢の話と鳥の話とか……ご飯を食べ終わるころ、ままに……
「〈今日も〉手伝ってもらうけどいい?用事とかある?」
「………とくにないよ。お昼ごはんの準備?」
「うふふ、そうよ。次のお昼のためにお米を洗う水を井戸からくんできてほしいの。お米についた、ぬか、ホコリとか洗いたいから。」
「わかった!」と頷いてわたしはドアを開けて、
走って井戸に向かった。
1.水を汲もう!
顔を洗った水を捨てて、木のおけに水をくみ、もう1つのおけにも水を汲んだ。
2つのおけを、片手で1つずつ持って、水がこぼれないようにゆっくり運ぶ。
__こぼさないように……。
今日もいつもどうりに…!__
家の前まできて、足でドアをあけた。
「ままー!持ってきたよ!」
とすぐにおけを部屋に置いた。
「重かったでしょ?ありがとう、あまつか!」
とわたしを撫でてくれた。
その手はとても冷たい気がした。
「ままー、他の村の人のお手伝いもしてくるね。」とドアノブを握った。すると
「やっぱり、あまつかは、優しいわね~」とニコっと笑った。
わたしは逃げるように外に出た。
あわわわ……次回は 一日目 朝の手伝い~昼。いつもどうりに です!
言葉の意味 袖なし=ノースリーブ おけ=バケツ
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