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マリー様と優雅な読書の1日(31話)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


~第31話~


昨日は、ルイ様の決意を知って改めてアイリスちゃんの強力な恋のライバルになると思いました。


今日は、マリー様に付き合う事になりました。

マリー様とは、読書仲間で楽しい1日になると思いました。

私は、マリー様を待たせたくなかったです。

だから待ち合わせ時間よりも早く1時間前に待ち合わせ場所の学園の門の前に向かいました。

でもマリー様が先に来ていました。


「ごめんなさい、待たせてしまいました」


私は、慌ててマリー様に近づいてマリー様を待たせた事を頭を下げて謝りました。


「い、いえ、その……謝らないで下さい。

早く来た私が悪いのですから……」


マリー様は、私に謝れて慌てて両手を振り自分が早く来たのが悪い事を知らせました。


「ありがとうございます、マリー様は、優しいのですね」


私は、マリー様の気遣いが嬉しくてニッコリと笑いました。

マリー様の気持ちの感謝を表しました。


「い、いえ、そんな事は、ありません……


その……今日は、私の家に来てもらえませんか?

私のお勧めの本を紹介したいです……」


マリー様は、私に優しいって誉められると恥ずかしそうに顔を赤らめて俯きました。

そして自分が優しくないって少しだけ小声で呟きました。

私にマリー様の家に来てほしい事をお願いをした。


「はい、良いですよ。

マリー様の家にお邪魔させてもらいますね」


私は、マリー様の家にお邪魔をするのが嬉しくてニッコリと笑いました。


私は、マリー様に連れられてマリー様の家に向かいました。


「ただいま戻りました、お母様」


マリー様の家のリビングに入るとマリー様がマリー様のお母様に挨拶しました。


「あら、お帰りなさい、マリー。

それでそちらの方は、誰なのかしら?」


マリー様のお母さんは、マリー様に挨拶をした。

そして不思議そうに首を傾げてじっと私を見つめました。


「初めてまして、マリー様のお母様。

私は、マリー様の友達のアンジュ・メルシエと申します。

マリー様と仲良くさせてもらっています。

よろしくお願いいたします、マリー様のお母様」


私は、優雅にスカートの両端を掴んで目を瞑り軽くお辞儀をして自己紹介の挨拶をしました。


「これは、丁寧にありがとうございます、アンジュさん。

これからもマリーと仲良くしてあげてくださいね」


マリー様のお母さんは、優しく微笑んで軽く頭を下げて私にマリー様と仲良くするのをお願いしました。


「はい、もちろんマリー様と仲良くさせてもらいますね。

ですからマリー様の事を任せてくださいね」


私は、優しく微笑んでマリー様と仲良くさせてもらうのをお願いしました。


「アンジュ様、早く私の部屋に来てください!

沢山、本を読みましょうね!」


マリー様は、私と本を読むのが楽しみでニコニコ笑顔でマリー様の部屋に行くのを提案しました。


「はい、解りました。

マリー様の部屋で本を沢山読みましょうね」


私は、マリー様の部屋で沢山本を読むのを賛同しました。


私とマリー様は、マリー様の部屋に着きました。

部屋の中で本棚に沢山の本が飾られていました。


「凄い本の量ですね……

マリー様は、本当に本が好きなのですね」


私は、部屋の中の本が多くて感心した様に部屋の本棚を見渡しました。


「いえ、図書館から比べるとまだまだ少ない方だと思います……


アンジュ様、この本なんか面白いと思います。

隣国同士の王子様とお姫様の恋愛が切なくて良い話なのです」


マリー様は、机の上に置かれている本を手に取り私に渡しました。


「面白そうな本ですね……

せっかくだから読ませてもらいますね」


私は、マリー様から本を受け取りました。

マリー様の本のストーリーの説明を聞いて面白そうだと思いました。

本を読む事を知らせてから本を読み始めました。

マリー様は、私が本を読み始めたのを見てマリー様も本を読み始めました。


「はーー……面白かったです……

さすがは、マリー様が勧めた本ですね……


あれ?

こんなところにも本が置かれています。

どんな内容の本なのでしょうか……?」



私は、本を読み終わると本の内容が面白かったから満足そうに本を机の上に置きました。

本の面白かった為に天井を見つめながら本の内容を思い出しました。

ふと、ベッドの下に隠す様に本を置いてあるのに気がついて本を手に取るとその本を読み始めました。


本の内容は、男同士の恋愛小説で男同士のエロい絡みも合って子供には、読ませられない内容でした。

腐女子の私にとってこの本でご飯が三盃は、行ける内容でした。


「ア、アンジュ様!?

その本を読んだのですか!?

うぅ……隠していましたのに……」


マリー様は、男同士の恋愛をしかもかなりエロい内容の本を読まれたのが恥ずかしくて顔を赤らめて俯きました。


「そんなに落ち込む必要は、ありません。

私は、こう言う本が別に嫌いでありませんよ」


マリー様は、私に男性同士の恋愛の本を読まれてこの本を持っている事が軽蔑されると思い落ち込んでいました。

私は、だから優しくこんな内容の本が嫌いでない事を知らせました。


「……アンジュ様は、こんな男同士のしかもかなりエロい内容の本を持っている私が気持ち悪くないのですか……?」


マリー様は、こんな本を持っているのが普通でないと思って私に気持ちがわれると思い不安そうに上目遣いで私を見つめました。


「いいえ、気持ち悪くありません。

むしろ素敵な本でありませんか。

私は、こんな本が大好物です」


私は、軽く首を横に振りこの本を持っているのが気持ち悪くない事を知らせました。

そして息を荒くしてこんな本が大好きだと知らせました。


「……本当に気持ち悪くないのですか?

良かったです……

アンジュ様に気持ち悪く思われなくて良かったです……」


マリー様は、私にこんな本を読んでいることが気持ちが悪く思われなくて安心をした様に微笑みました。


「いえ、私は、むしろ大好物です。

イオン様とアラン様で同性同性の恋愛の妄想を考える場合もありますよ!」


私は、マリー様の両手を握り締めて興奮をした様に男同士の恋愛の妄想をしている事を告白しました。


「えっ!?

アンジュ様もそんな事を考えているのですか!?

アラン様とイオン様って絶対付き合っていますよね!!」


マリー様は、私が男同士の恋愛に興味があるが解り興奮をした様に私の両手を握り返しました。

アラン様とイオン様が付き合っている事を賛同をした。


「やっぱりマリー様と話をするのは、楽しいです」


私は、マリー様が私と同じ腐女子仲間だと解ると嬉しそうにニッコリと笑いました。


「アンジュ様、この本は、読んだ事がありますか?」


マリー様は、ベッドの下に隠していた本を出しました。

そして『お姉様と秘密の学園』って言う本を私に見せました。


確かストーリーは、女子校が舞台でその主人公の女の子が年上先輩と付き合って愛を育てるストーリーでした。


「はい、知っています。

何回も読みました。

特に愛の誓いをするところが素敵なのですよね……」


私は、何回もこの本を読んでお気に入りの1冊でした。

だからこの本のストーリーを思い出して恋する乙女ように顔を赤らめてうっとりとしました。


「その……アンジュ様、宜しかったら愛の誓いをしてみませんか………?

アンジュ様と愛の誓いをしたら素敵だと思います……

その……駄目でしょうか……?」


マリー様は、私に愛の誓いを断れたらどうしようと思い不安そうに私を見つめました。

そして私と愛の誓いがしたいのをお願いしました。


「それは、良いですね!

是非やりましょう!」


私は、アニメとか漫画の真似事をするのが好きで中二病でも合った私には、魅力的な提案でした。

だから愛の誓いをするのを即答しました。

私とマリー様は、自分のおでこをくっつけて目を瞑り両手を合わせて祈りのポーズをしました。


「「もしも天が私達を引き裂く時が来ても心は、いつまでも一緒で愛し合う事を誓います!!」」


私とマリー様は、愛の誓いをすると私達は、ゆっくりと離れました。

ふと、このやり取りを昔前世の親友のあいちゃんとまこちゃんとやった事がある様な気がする不思議な感じがしました。

そしてゆっくりと目を開けました。

マリー様が涙を流して泣いていました。


「マ、マリー様、大丈夫ですか!?」


私は、慌ててマリー様に近づいてどうかしたのか質問しました。


「い、いえ、すいません……

安心をしてしまいました……

そ、その……懐かしい感じもしました……


す、すいません、アンジュ様……

何を言っているのか解りませんよね……」


マリー様は、涙を流して両手で涙を拭こうとしました。


私は、ふと、前世の親友の泣き虫のあのあいちゃんの事を思い出しました。

あいちゃんにしていた様にマリー様を優しく抱き締めました。


「泣きたかったら無理をする必要は、ありませんよ。

マリー様が泣き止むまで私が側にいてあげます」


私は、マリー様の背中を擦り子供を慰める様に優しく話し掛けました。


「うぅ……アンジュ様、アンジュ様……」


マリー様は、私を抱き締め返して大声を出して涙を流してわんわんと泣きました。

しばらくするとマリー様が泣き止んで私を離した。


「すいません、見苦しいところをお見せしました……

私は、もう大丈夫です……」


マリー様は、泣いたのが恥ずかしかったみたいで恥ずかしそうに顔を赤らめて照れ笑いを浮かべました。

もう大丈夫な事を私に知らせました。


「それならば良かったです。

泣きたくなったらいつでも言って下さいね。

いつでも抱き締めてあげます」


私は、マリー様が泣き止んだのを見て安心をした様に微笑みました。

そしてマリー様が泣きたくなったらいつでも抱き締めてあげる事を約束しました。


「アンジュ様ったらからかわないで下さい……」


マリー様は、私にまた泣いて良いって言われて泣き虫みたいに言われた気がしました。

だから恥ずかしそうに顔を赤らめて両手を前で握り締めて横を向きました。

そしてからかわないでほしい事をお願いしました。


「くすっ、ごめんなさい、マリー様」


私は、恥ずかしそうにしたマリー様が可愛らしく思いました。

だから少しだけ笑いマリー様に謝りました。


私は、この後もマリー様の家でマリー様と一緒に夜が遅くなるまで本を読んで自分の寮の部屋に戻りました。


マリー様の家で本を読む感じが何故か懐かしい感じがしました。

私は、マリー様と前よりも仲良くなれた気がして嬉しかったです。


ーTo Be Continuedー

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― 新着の感想 ―
[良い点] テクノロジーの違いと中世の世界にもかかわらず、ティーンエイジャーの好みといたずらな本の力は同じままです、ハハハ。 また、本当の体重を知っているのは片側だけですが、このような誓いを立てている…
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