専属メイドセラ（３話）
☆主人公は、悪役令嬢を攻略をする☆
～第3話～
私は、魔法を試し打ちをして改めて自分の魔法のチート能力過ぎるのを確認して魔王として破滅フラグが発生しないか冷や汗を出しました。
そして私が魔法の試し打ちをしたのがばれない様に誰にも見つからない様にそっと寮に戻りました。
「お帰りなさいませ、アンジュ様」
寮に戻ると部屋の中で私の専属メイドのセラ・ミュレーが立っていました。
セラは、赤色の瞳と髪が綺麗で背丈178ぐらいの綺麗なお姉さんみたいな容姿でした。
セラは、軽く頭を下げて私に挨拶をしました。
「あっ……ただいま、セラ。
ねえ、セラ、大切な話があります。
聞いてくれますか？」
私は、セラに今まで我儘を言って迷惑をかけていた事を思い出しました。
破滅フラグ回避の為にセラに今まで我儘の事を謝ろうと思いました。
だから優しくセラに話し掛けました。
「す、すいません、また何か怒らせる様な事をしましたか？」
セラは、私を怒らせたと思いました。
だから慌てて頭を下げて謝りました。
「ち、違います、セラ。
今まで私の我儘を聞いてくれてありがとうございます。
それからごめんなさいね。
セラの気持ちを考えないで辛く当たってしまいました。
これからはセラの重みにならない様にもっと頑張ります。
ですから私の事を見捨てないで私の側にいてくれないですか？
セラの事を本当の家族のお姉ちゃんの様に大切に思っています。
だからこれからも私の側にいてくれませんか？」
私は、セラに誠意を込めて頭を深々と下げて謝りました。
そしてセラの事を大切に思っている事とこれからも側にいてほしい事をお願いをしました。
「も、もったいない言葉です……
そう思っていてくれただなんて今まで仕えてきたかいがあります。
うぅ……ありがとうございます、アンジュ様……」
セラは、私の言葉が嬉しくて地面に座り込んで涙を流して泣きました。
「わわ、大丈夫ですか、セラ！？」
私は、セラが涙を流して泣いたのを見てどうしたら良いのか解らずおろおろとして慌てました。
「うぅ……だ、大丈夫です。
見苦しところをお見せしました。
これから一生アンジュ様に仕えさせてもらいます！」
セラは、ハンカチで自分の涙を拭きました。
私の両手を握り締めて目を輝かせました。
そして私に一生仕える宣言をしました。
「あ、ありがとうございます、セラ。
でもセラも結婚とかありますよね。
一生って訳に行かないでしょう。
だから無理をする必要がありませんよ」
セラのあまりにもぐいぐい来る行動に戸惑いました。
でもあんまりセラに無理をしてほしくありませんでした。
だから頭を下げて無理をしないでほしい事をセラにお願いしました。
「いえ、アンジュ様こそ、私の生きがいです！
結婚なんかしません！
むしろアンジュ様と結婚をしたいほどです！」
セラは、興奮した様に息を荒くして私の両手を握り締めました。
とんでもない発言を宣言をしました。
「その……ありがとうございます、セラ？」
セラの言っている意味は、良く解りませんでした。
戸惑いながら疑問系で感謝の気持ちを表しました
実は、このセラと言うアンジュの専属メイドに悲しい出来事がありました。
魔王として目覚めたアンジュを止めようとして殺されていました。
あんな悲しい結末にならない様にしないといけないです。
セラの為に破滅フラグを折らないといけないって改めて心に決意しました。
ーTo Be Continuedー
