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魔王(恐怖の大魔王デスカウント)と呼ばれる女(娘バージョン)パート23(291話)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


(291話と292と293話は、同じ時間軸です)


(注意:アンジュ達は、子供になっている為に子供言葉を話す事を心掛けている為に話し方をわざと誤字脱字をたくさん使って書いています。翻訳として後になんて言ったのか改めて書いています。読みつらかったらすいません……)


~第291話~


☆魔王(恐怖の大魔王デスカウント)と呼ばれる女(娘バージョン)パート23☆



それは、人間の裏切り者のロベルトが魔族にある情報を知らせたところから始まったのかも知れない……


(この話は、ロベルトの視点です)


俺は、魔族のアジトに来ている。


「よう……

良い情報を持ってきたぞ。

聞くだろ」


俺は、嫌らしいにやけ顔で魔族達のアジトに入ってきた。

魔族のリーダーのアコルに話し掛けた。


「なんだお前か……

本当に良い情報なんだろうな?

この前みたいな事が起こらないよな?」


アコルは、アジトに現れた俺が何か情報を持ってきたのを見て疑り深く俺を見つめた。

そして恐怖の大魔王デスカウントに魔族の部隊が壊滅させられた時の様な事が起こらないのか質問した。


「ああ、そんな事が起こらないさ。

何せ今度は、力を持った子供の話だからな」


俺は、腕を組んで嫌らしくにやけ顔を浮かべた。

そして力を持った子供の話だと知らせた。


「力を持った子供だと……?

ほーー……

面白そうな話だな……


良いだろ。

話ぐらいは、聞いてやる」


アコルは、口元を押さえてロベルトの話そうとしている話を考え込んだ。

直ぐに自分の腕を組んで睨む様にロベルトを見つめた。

そして話の内容を質問した。


「その事だがな。

お前達が排除しようとしている魔族と人間のハーフの子供がいただろ。

そいつらが天使の子供を匿っているらしいぞ。

その天使の子供を魔王の復活の生け贄にちょうど良いと思ってな」


俺は、嫌らしくにやけ顔で腕を組んだ。

天使の子供を魔王の復活の生け贄にする事を提案した。


「ほーー……

天使の子供か……

その話は、本当の事なんだろうな?」


魔族のリーダーのアコルは、口元を押さえてロベルトが話した天使の子供の事をどうしようか考え込んで腕を組んでじっと俺を見つめた。

天使の子供が魔族と人間のハーフの子供のところにいるのか質問した。


「ああ、間違いないさ。

その変わり俺との約束を覚えているよな?」


俺は、嫌らしくにやけ顔を浮かべてアコルの肩を叩いた。

ロベルトの約束を覚えているのか質問した。


「ああ、覚えているさ。

人間達の皆殺しだろ。

まったく人間の癖に変わっているよな。

同族の人間の皆殺しだなんてさ」


リーダーらしき魔族のアコルは、腕を組んで興味深く俺を見つめた。

俺が人間なのに同族の人間を皆殺しを願う事を変わっている事を知らせた。


「人間なんか生きている価値がないからな。

それに……


いや、俺の事は、良いんだ。

俺の願いの為に協力しているだけだから忘れるなよ」


俺は、人間を憎むのを表す様に睨み顔になった。

人間を恨んでいる理由を伝えようとしてでも途中で人間を恨んでいる理由を伝えるのを止めた。

そして右手の人差し指でリーダーらしき魔族のアコルを指差した。

俺の自分の願いの為に魔族達に協力をしている事を伝えた。


「ああ、解っているさ。

ロベルト、お前の情報を遠慮なく使わせてもらうぞ。


それで話は、それだけか?

話がそれだけならば早く消えろ。

人間のお前がここにいて良い場所でないからな」


リーダーらしき魔族のアコルも魔王が復活するのが楽しみで邪悪ににやけ顔を浮かべた。

俺の情報を遠慮なく使わせてもらう事を伝えた。

そして腕を組んで睨む様にロベルトを見つめた。

魔族のアジトに人間がいたら駄目な事と用事がないのならば魔族のアジトから出ていくのを命令した。


「ああ、そうさせてもらう。

約束を忘れるなよ」


俺は、右手の人差し指をリーダーらしき魔族のアコルの方に向けた。

ロベルトとの約束を忘れない事を命令をした。

ロベルトが魔族のアジトから出て行った。


(ここからは、魔族のリーダーのアコルの視点です)


「まったくむかつく奴だ……

まあ、良いだろ。

利用できるだけ利用してやる……」


俺が腕を組んで出ていったロベルトの出ていった方を睨む様に見つめた。

利用できるだけ利用するって思った。


「で、どうするんだ?」


小柄の魔族は、俺の肩を触りロベルトの情報を利用するのか質問した。


「天使の子供か……

まあ、天界の人質ぐらいになるだろ。

それに天使の子供が魔王様の復活の手助けになればそれだけで構わないさ」


俺は、口元を押さえて天使の子供をどうするか考えた。

天使の子供を捕まえたら何か役にたつだろうって思った。


「それならば俺が天使の子供の捕獲に行かせてもらうぞ!」


太っている魔族は、腕を組んで天使の子供を捕獲に行かせてもらう事を知らせた。


「それならば俺も天使の子供の捕獲に行かせてもらうぞ」


背の高い魔族も天使の子供を捕獲するのを名乗り出た。


「まあ、落ち着け、確実に天使の子供を捕獲できる様に100人ぐらいで一斉に取り囲んで取り押さえれば良いだけだ。

それで良いよな?」


俺は、両手を広げて嫌らしいにやけ顔になった。

100人ぐらいを使って天使の子供を捕獲する事を提案した。


「天使の子供の狩りか……

楽しくなりそうだ」


太っている魔族は、自分の斧を舐めて天使の子供の狩りが楽しみでにやけ顔を浮かべた。


天使の子供を確保する為に先に偵察隊を出すとしばらくすると偵察隊が戻ってきた。


「天使の子供を見つけたぞ。

どうやら森の中で1人でいるみたいだ」


天使の子供を探して戻ってきた偵察隊の小柄の魔族は、何処に天使の子供がいるのか知らせた。


「ほーー……

それは、都合が良い。

天使の子供に気がつかれない様に森の中にいる天使の子供を囲めよ」


俺は、自分の顎を触り1人でいるのが天使の子供を捕まえるのにちょうど良いって思ってニヤリって笑った。

天使の子供にばれない様に取り囲む事を命令した。


「ああ、解ったぞ」


小柄の魔族は、俺に返事をした。

魔族達は、森の中にいる天使の子供を囲む様に広かった。


「そろそろ良いか?」


背の高い魔族は、仲間の魔族にテレパシーでこのまま天使の子供を捕まえて良いのか質問した。


「まあ、待て、もう少しだけ様子を見ろ」


俺は、もう少しだけ待つ事を仲間の魔族にテレパシーで伝えた。


「あれ……

あの天使の子供は、誰かに似ている気がするのだが……」


小柄の魔族は、天使の子供を見て誰かに似ている気がして誰だったか考え込んだ。


「ん……(ん……)

もりにたくさんどうぶつがかくれていましゅね(森に沢山動物が隠れていますね)

すべてかりましょう(全て借りましょう)」


天使の子供は、周りを見渡した。

隠れている俺達魔族達を隠れている動物達って例えました。


そして『ん……森に沢山動物が隠れていますね。全て借りましょう』って話そうとしてでも子供の為に上手く話せないようだった。


「へっ……

いったい何を言っているのだ……?」


小柄の魔族は、天使の子供の発言の理由が解らずに戸惑い間抜けな声を出した。


「『だーくにーどるはりけーん!!(ダークニードルハリケーン!!)』」


天使の子供は、ニコニコ笑顔で両手を広げました。

すると天使の子供の体が黒色にまばゆいぐらい輝いた。

沢山の黒色の針と風の刃が魔族達を襲い始めた。


「ま、間違いない!

あの子供は、天使の子供でなくて恐怖の大魔王デスカウントの娘だ!?」


小柄の魔族は、天使の子供ではなくて恐怖の大魔王デスカウントの娘の力を見て大声で恐怖の大魔王デスカウントの娘な事を知らせた。


「な、なんだと!?

親子揃って俺達魔族を皆殺しにするつもりか!?」


背の高い魔族は、驚きの大声を出した。

恐怖の大魔王デスカウントの母親と娘の2人がかりで魔族達を滅ぼすつもりだと指摘した。


「ま、まさか、天使の子供のふりをしたのは、俺達魔族達を誘き寄せる為の罠だったのか!?


ヤバいぞ!

退却だ!

恐怖の大魔王デスカウントの娘に皆殺しにされるぞ!」


俺は、恐怖の大魔王デスカウントの娘が天使の子供のふりをしたのは、俺達魔族達を誘き寄せる罠だと理解した。

直ぐに両手を他の魔族達の方に向けた。

他の魔族達に退却するのを命令した。


「き、恐怖の大魔王デスカウントの娘だと!?

いやーー死にたくない!」


太っている魔族は、俺の天使の子供の正体を聞くと斧を掘り出してもうダッシュで逃げ始めた。


「うぇーん、お母さんーーー?!」


小柄の魔族は、大声を出して恐怖の大魔王デスカウントの娘から逃げる様に去って行った。


「助けてーー!?」


「いやーー!?」


「きゃーーー!?」


「お父さんーーー!?」


「ままーーー!?」


魔族達は、恐怖の大魔王の娘の放った黒色の針と風の刃から逃げる様に森から逃げて出て行った。

その様子は、地獄絵その物に見えるほど無惨な物だった。




ーTo Be Continuedー

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