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ヒーローは、突然現れる、パート3(251話)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆


(251話と252話は、同じ時間軸です)


~第251話~


☆ヒーローは、突然現れる、パート3☆


(最初は、赤髪の女性のアンの視点です)


聖フォルテ学園では、突然現れた美男のアンジェリーナ様の話で持ちきりになっていました。


「この前、アンジェリーナ様に会いました。

そうあれは……」


私は、両手を前で握り締めてアンジェリーナ様の事を思い出しました。


「うんしょ、うんしょ……

きゃっ!?」


私は、クラスメートから教室で集めた宿題の書類を持って階段を上がっていると足を滑らせて階段から落ちそうになりました。

落ちると思い目を瞑り体を強ばらせました。


「あれ、私は……?」


私は、いつまでも階段の下に落ちないのに気がついてゆっくりと目を開けると今噂にされているアンジェリーナ様がいました。

そしてアンジェリーナ様にお姫様抱っこをされていました。


「すいません、大丈夫ですか?」


アンジェリーナ様は、甘いスマイルを浮かべて何処も怪我をしていないのか質問しました。


「は、はい、大丈夫です……

ありがとうございます……」


赤髪の女性は、アンジェリーナ様に姫様抱っこをされているのが夢の様に思えて夢心地の様に顔を赤らめてうっとりとアンジェリーナ様を見つめました。


「それならば良かったです……

本当にすいませんでした……」


アンジェリーナ様は、私を地面に降ろしました。

甘いスマイルを浮かべて姫様抱っこをした事を謝りました。


「いえ、その……大丈夫です……」


私は、アンジェリーナ様の甘いスマイルが眩しすぎて恥ずかしそうに顔を赤らめて俯きました。


「それならば良かったです」



アンジェリーナ様は、甘いスマイルを浮かべて私の頭を優しく撫でて去っていきました。


「あれが黒騎士様のアンジェリーナ様……

なんと凛々しく素敵な方でしょう……」


私は、アンジェリーナ様の事を思い出して恋する乙女のように顔を赤らめてうっとりとアンジェリーナ様が去っていった方を見つめました。


「……て事がありました」


私は、アンジェリーナ様の事を嬉しそうに語りました。


(ここからは、緑髪のロングヘアーの女性のミドリの視点です)


「実は、私もアンジェリーナ様と素敵な事がありました。

あれは……」


私は、アンジェリーナ様と素敵な事が合った事を思い出してそれを知らせました。


私は、放課後に友達と楽しく話しました。


「危ない!?」


男性が私に危険を知らせました。


「えっ……?


きゃーー!?」


私は、危険を知らせる声を聞いて周りを見渡しました。

氷の槍が私の方に向かって来ました。

氷の槍がぶつかると思い慌ててしゃがんで自分の身を護ろうとしました。

氷の槍が弾く音が聞こえてきたから顔をあげるとアンジェリーナ様が立っていました。

アンジェリーナ様が自分を護ってくれたのだと理解をしました。


「すいません、大丈夫でしたか!?」


魔法を間違って放った男性は、慌てて私に近寄りました。


「ああ、大丈夫さ、これからは、気をつけ下さいね」


アンジェリーナ様は、甘いスマイルを浮かべてこれから気をつける事をお願いしました。


「あ、あの……アンジェリーナ様、ありがとうございました」


私は、アンジェリーナ様から助けてくれたお礼を伝えました。


「なんの事ですか?

僕は、自分の身を護っただけさ」



アンジェリーナ様は、甘いスマイルを浮かべて自分を護っただけだと知らせました。

そしてアンジェリーナ様は、去っていきました。


「アンジェリーナ様は、なんて気高く素敵な方でしょうか……」


私は、アンジェリーナ様が自分を助けたのを誤魔化したのを見てアンジェリーナ様の無償の愛を感じました。

アンジェリーナ様が気高くて素敵な方だと思い恋する乙女の様にうっとりとアンジェリーナ様が去っていった方向をみつめました。


「……て、事が合ったのですよ」


私は、恋する乙女の様に顔を赤らめて両手を握り締めてうっとりとアンジェリーナ様の事を思い出しました。


(ここからは、青色の髪のショートヘアーの女性のアオの視点です)


「実は、私もアンジェリーナ様に助けてもらったのですよ。

この前に……」


私がアンジェリーナに助けてもらった事を思い出しました。

アンジェリーナ様に助けてもらった時の事を話始めました。


放課後に数人の男性に呼び止められて裏庭に連れてこられました。


「あ、あの、私に何か用事があるのですか……?」


私は、恐々と男性達を見つめました。


「この前は、良くも告白を断ってくれたな。

俺のプライドを傷付けてくれたお礼は、お前の体で払わせてもらうからな」


男性は、私の体を嫌らしく舐め回す様に見つめました。


「ひっ!?」


私は、男性の眼差しが恐ろしすぎて地面に尻をつけてガタガタと体を振るわせました。

でも突然男性達がいた場所に何か落ちてきて爆煙が撒き散らしました。

気がつくとアンジェリーナ様が立っていました。

アンジェリーナ様の周りに自分に言い寄った男性達が倒れていました。


「……『ダークエリアヒーリング!』」


アンジェリーナ様は、周りに倒れている男性達に回復魔法にかけました。


「いったい何が合ったんだ……?」


私に告白をしました男性は、ゆっくりと立ち上がり何が合ったのか考えました。


「すいません、大丈夫ですか?

すいません、あなた達を吹っ飛ばしました」


アンジェリーナ様は、私に告白をした男性の頬っぺたを触り甘いスマイルを浮かべました。

でもどす黒いオーラを纏いこのまま男性達を殺すって言っている様でした。


「ひっ!?

す、すいませんでした!?」


男性達は、アンジェリーナ様のどす黒いオーラを感じて慌てて男性達が逃げていきました。

アンジェリーナ様は、私に向かって甘いスマイルを浮かべて去っていきました。

私は、優雅に現れて助けて去っていくアンジェリーナ様が白馬の王子様の様に見えました。

私は、去っていったアンジェリーナ様を恋する乙女の様に顔を赤らめて見つめました。


「……って、事がありました。

あの時のアンジェリーナ様は、尊く素敵でした……」



私は、両手を握り締めて恋する乙女様に顔を赤らめてうっとりとアンジェリーナ様の事を思い出しました。


「えっ!?

アンジェリーナ様に助けてくださっただなんて羨ましいです……」


ミドリは、両手を握り締めて羨ましそうに私を見つめました。


「本当にアンジェリーナ様は、素敵な方ですよね……」



アンは、アンジェリーナ様の事を思い出して両手を握り締めてうっとりとしました。


私とアンとミドリは、恋る乙女の様に両手を握り締めてうっとりとしました。


こうしてアンジェリーナ(アンジュ)信者がどんどん増えて行く事になりました。



ーTo Be Continuedー


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