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遥か昔の神話の出来事パート5(186話)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆



~第186話~


ルージュは、ある決意をしてエリザベスに黙ってある場所に向かう事にしました。

ルージュは、屋敷を出掛ける前にクロと愛馬のペガサスを呼び出しました。


「クロ、今まで私の側にいてくれてありがとうございます。

クロは、まだまだ強くなると思いますよ。

もう私が側にいなくても大丈夫ですよね。

そしてこんな事になってごめんなさい……」


ルージュは、優しくクロを見つめてクロに迷惑をかけた事を謝りました。


「お母様、気にしなく構わないぞ。

妾は、もう大人じゃ。

でもお母様とまた出会えたら必ず力になるぞ!」


クロは、自分の胸を叩いてニッコリと笑いルージュとまた会えたら力になる事を知らせました。


「ペガサス、私の子供の時から側にいてくれてありがとうございます。

ペガサスの事をお兄ちゃんみたいに思っていましたよ」


ルージュは、ペガサスの頬っぺたを触り優しく微笑みました。

ペガサスの事をお兄ちゃんの様に思っていた事を知らせました。


「主よ。

主が幼い時から遣えさせてもらった事を誇りに思います。

また出会える事ができたらその時は、また遣えさせてください」


ペガサスは、ルージュに頬っぺたを触られて気持ち良さそうに微笑みました。

ルージュにまた出会う事ができたら遣えさせてほしい事をお願いしました。

そして軽く涙を流しました。


ルージュは、魔王サタン……シャドーをある場所に呼び出しました。


「シャドー、来てくれたのですね……

来てくれないかもって思いました……」


ルージュは、シャドーが来てくれたのが嬉しくて薄く微笑みました。


「その名前は、捨てました。

今の私は、魔王サタンです……」


シャドー、いや魔王サタンは、無表情でルージュを見つめました。

今は、魔王サタンな事を知らせました。


「いや、シャドーは、シャドーです。

今も昔も私の大切な友達です」


ルージュは、真剣な表情でシャドーを見つめました。


「……ルージュは、あまいですね。

私は、そんなルージュが昔から嫌いでしたよ」


シャドーは、親の敵を見る様にルージュを睨みました。


「そうなのですね。

でも私は、昔からシャドーちゃんの事が好きでしたよ。

でも今日で終わりにしましょう」


ルージュは、8枚の羽を出して頭に黄金に輝く輪っかを出しました。

ルージュの周りを神々しく輝きました。


「さすがは、ルージュですね。

神に並ぶと言われている天界1強いと言われた力の持ち主です。

昔の私でしたら戦いにならなかったでしょうね。

でも魔王サタンになった私の敵でないです」


シャドーも黒色8枚の羽を出して頭に黒色に輝く輪っかを出して神々しく黒色に輝き始めました。

シャドーとルージュの魔法がぶつかり合いその事に爆風が鳴り響いて黒色と黄金色の光が輝きました。

戦いは、互角に思えたけれども徐々にルージュが戦いが押されていき

ルージュは、シャドーの大魔法により後ろの地面に叩きつけられました。


「ルージュの力は、こんな物ですか?

昔は、もう少しだけ強かった様に思いますが……


その模様は、まさか!?

神は、どこまで愚弄すれば良いんですか!?」


シャドーは、ルージュの体にある模様を見て体が黒色に輝き初めて神に怒りを表しました。


「……私の命は、残り少ないです。

だからせめてシャドーだけでも止めます。

でも殺しません。

この命を使いシャドーを封印をします。

私が転生できたら今度こそシャドーを助けたいです…………」


ルージュは、瞬間移動でシャドーの後ろに回り込みそのままシャドーを抱き締めました。

そしてルージュの体が黄金色に輝き始めました。


「止めてください、ルージュ!

それでは、私は、今まで何のため頑張ってきたのか解りません!?

ルージュやエリザベスが幸せになればと思いしてきた事が無駄になります!?

ルージュのその呪いも私がどうにかします!」


シャドーは、ルージュが命を使ってやろうとしていた事に気がついて慌ててルージュを離れさせようとしました。

ルージュやエリザベスの為にしてきた事が無駄になると思い涙を流しました。


「くすっ、やっぱりシャドーちゃんは、昔も今も優しいですね……

シャドーちゃんの気持ちに気づいていましたよ。

そしてごめんなさい、シャドーちゃん……


『ライフシール』……」


ルージュは、シャドーの発言を聞いてやっぱりシャドーが優しいって思いくすって笑いました。

ルージュの命を使った封印魔法を使いました。


「うわーーーー!?」


シャドーは、黄金色の玉に吸い込まれました。

シャドーを吸い込んだ黄金色の玉は、何処かに飛んで行きました。


「エリザベスちゃん、約束破ってごめんなさい……」


ルージュは、ゆっくりと目を閉じながら地面に落ちて行きました。


「ルージュ、何処なのですか!?

私に黙っていなくなるだなんて胸騒ぎがします。

それにルージュの隠し事も気になります……」


エリザベスは、いなくなったルージュを探して天界と下界を探しまわりました。


「この膨大な魔力は、ルージュですか!?

まさかルージュに何か合ったのですか!?」


エリザベスは、ルージュの膨大に膨れ上がった魔力を感じて何か合ったと思いました。

慌ててルージュの魔力の感じた方を向かうとルージュが地面に倒れていました。


「ルージュ!?


そ、そんなルージュが死んでいます……

シャドーだけでなくルージュも護れなかったのですか……?

私は、今まで何をしていたのですか……?

最愛の人を護れなくて……

ルージュ、生まれ変わったら次は、必ず護ります。

ですからルージュ、生まれ変わったら私の側にいてください……」


エリザベスは、ルージュを抱き抱えてエリザベスがルージュとエリザベスに転生魔法をかけるとエリザベスとルージュの体が光になって消えて行きました。


魔王サタンとの悪魔と天使の戦いがこうして終わりました。


でもこれは、終わりでなくて始まりに続く物語でもあります。



ーTo Be Continuedー

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