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遥か昔の神話の出来事パート3(184話)

☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆



~第184話~


シャドーが下界に降りると台風雨と風と雷が吹き荒れていました。

陸に海の水があふれていて家も流されているところでした。


「これは、酷いです!?

どうか間に合ってください!


『雨風よ、私の呼び掛けに答えて止まってください!』

『水よ、私に従い海に戻ってください!』」


シャドーは、魔法で天候を操り元の晴れの天気に戻しました。 

陸にある海の水を海に戻しました。

そして慌てて子供達を探しました。

子供達を探すと死んでいるの子供達を見つけました。


「そんな……間に合わなかったです……

ルージュに何て伝えたら良いのですか……?」


シャドーは、子供達を護れなかったって思い絶望した様に死んでいる子供達を抱き締めて涙を流しました。


「シャドー……」


エリザベスがシャドーの後ろに立てシャドーになんて言ったら良いのか解らずにただシャドーを見つめました。


「何故だよ、エリザベス!

この本は、下界で起きる事が書かれていました。

人間がいつ死ぬのかも書かれていたはずです。

本には、災害の事も子供達が死ぬ事も書かれていました。

子供達を救う事ができたはずです。

何で子供達を助けなかったんですか?」


シャドーは、エリザベスを睨んで何で子供達を助けなかったのかって質問しました。


「ここに書かれている事は、決まった出来事です。

神様が決めた事を私達が勝手にねじ曲げる事ができません……

違反をしたら私達が罰される事になります……」


エリザベスは、シャドーから視線を反らして神様が決めた事を勝手変える事が出来ない事を知らせました。

そしてエリザベスは、自分だけならば罰されても良いけれどもルージュ達も一緒に罰されるのが我慢出来ないって思いました。


「えっ……?

嘘ですよね……?

あの子達が死んでしまったのですか……?

ごめんなさい……

もっと早く下界に降りていたらこの子達が死なずにすんだのに……

うわーーん……

私があの子供達を殺しました!

ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、無能の私を恨んでください!!

本当にごめんなさい!」


気がつくとルージュがエリザベス達の後ろに立っていました。

死んでいる子供達を見るとその場に座り込んで涙を滝の様にポロポロと流しました。

ルージュの周りに風の刃が立ち込めて風の刃でルージュの体を傷つけました。


「ルージュ、駄目です、落ち着いて下さい!?」


エリザベスは、取り乱したルージュを優しく抱き締めてルージュを落ち着かせようとしました。


「ルージュ、落ち着いてください!

このままでは、ルージュ自身が無事ですまないです!」


シャドーも取り乱したルージュを優しく抱き締めてルージュを落ち着かせようとしました。

でもルージュは、落ち着きを取り戻すところかさらに風の刃が自分を傷つけのが激しくなりました。


「こ、このままでは、ルージュが死んでしまいます!?


エリザベス!」


シャドーは、エリザベスの方を向いてエリザベスを魔法で寝かせる事を目で合図をしました。


「は、はい、解りました!」


エリザベスは、シャドーの言いたい事を理解して返事をしました。

エリザベスとシャドーの体が輝き初めました。

光がルージュを包み込む様に吸い込まれてルージュが気を失い眠りました。


「……私は、もう天界の方針に従う事ができません。

私は、天界を出ていきます」



シャドーは、眠っているルージュをエリザベスに渡して空に飛び上がりました。

後ろを向いたまま天界を出ていく事を知らせました。


「シ、シャドー、本気なのですか……?」


エリザベスは、天界を出ていくってシャドーの言葉を聞いて戸惑いながらシャドーを見つめました。

シャドーが本気で天界を出ていくつもりなのか質問しました。


「……本気ですよ。

ルージュの事をお願いしますね」


シャドーは、後ろを向いたまま天界を出ていくのが本気な事を知らせてそしてルージュの事をお願いしました。

そのまま飛んで去っていきました。

ルージュは、1ヶ月寝たままで起きませんでした。

ルージュは、ゆっくりと目を開けました。


「良かったです。

気がついたんですね」


エリザベスは、目が覚めたルージュを見て安心をした様に微笑みました。


「私は……?

そうか……自分の力が暴走させたのですね……

それをシャドーちゃんとエリザベスちゃんが止めてくれたのですね。

ありがとうございます、エリザベス」


ルージュは、自分の考えを纏める為に自分の頭を触り何が合ったのか思い出しました。

すぐにシャドーとエリザベスがルージュを助けてくれたって気がつきました。

顔を赤らめて照れ笑いを浮かべてエリザベスにルージュを助けてくれた感謝を表しました。


「感謝される事でないよ。

元々私が招いた様な事です……」


エリザベスは、自分のしたことでルージュを苦しめたって思い辛そうに俯きました。


「ところでシャドーは、何処なのですか?

シャドーにも私を助けてくれた感謝を伝えたいです」


ルージュは、シャドーにもお礼を伝えたい事を知らせてシャドーを探して周りを見渡しました。


「ルージュ、シャドーは、天界にいないです……」


エリザベスは、シャドーの事を言い難そうに辛そうに俯きました。

シャドーが天界にいない事を知らせました。


「えっ、それってシャドーが下界に遊びに行っているって事なのですか?」


ルージュは、エリザベスのシャドーが天界にいないって言葉を聞いてシャドーが下界に遊びに行っているって思いました。


「違います。

シャドーは、天界を出ていきました……」


エリザベスは、自分のせいでシャドーが天界を出ていったと思い言い難いそうにつらそうに俯きました。

シャドーが天界を出て行った事を知らせました。


「えっ……?

それって私のせいなのですか……?

私が取り乱した力を暴走させた……

だからシャドーが私に愛想をつかして天界を出ていったのですか……?」


ルージュは、シャドーが天界を出ていったって言葉を聞いてルージュのせいでシャドーが出ていったって思いました。

だから自分を責める様に涙をポロポロと流しました。


「ち、違います、ルージュ!

シャドーが天界を出ていったのは、私のせいなのです!?

だからルージュのせいでないです!

だから自分を責めるないでください!」


エリザベスは、ルージュを抱き締めてエリザベスも涙を流してエリザベスが悪い事を知らせました。

エリザベスとルージュは、互いを抱き締めて涙を流した。


この出来事でルージュ達が破滅に導く序曲になるとは、誰も夢にも思っていませんでした。



ーTo Be Continuedー

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