アラン様の料理を指摘してみました（170話）
☆ヒロイン（主人公）は、悪役令嬢を攻略をする☆
～第170話～
私とエリカちゃんは、アラン様の料理のせいで生と死の狭間の空間に迷い込んでエリーさんに再会しました。
そしてエリーさんからアラン様の料理は、人を殺せるほど危ない料理の事を知らされました。
私は、エリーさんにもっと早く知らせてほしかったって思いました。
私とエリカちゃんは、どうにか生と死の狭間の空間からどうにか抜け出すとゆっくりと目を開けました。
「良かったです……
アンジュ様もエリカちゃんも気がつかれたのですね……
アンジュ様とエリカちゃんが倒れた時は、心配しましたよ……」
アイリスちゃんは、私とエリカちゃんに回復魔法をかけてくれました。
私達が気がついたのを見て安心をした様に微笑みました。
「心配をかけてすいません……
看病ありがとうございました、アイリスちゃん」
私は、頭を下げてアイリスちゃんに心配をかけた事を謝りました。
そして優しく微笑んでアイリスちゃんに看病をしてくれた感謝を表しました。
「……それでアラン様、料理に何を入れたのですか……？」
私は、立ち上がりエリーさんがアラン様の料理の事を言われた事を思い出してジトーとアラン様を見つめました。
料理に何を入れたのか質問をしました。
「えっ、俺は、ただ酸味が足りないなって思い塩酸を入れただけだぞ」
アラン様は、私が何に怒っているのか解らずにきょとんと首を傾げました。
毒物の塩酸を入れたのが当たり前の様に真顔で何を料理に入れたのか答えました。
「……アラン様、塩酸を料理に入れたら普通の人は、死にますよ」
私は、アラン様が料理に塩酸を入れたって言葉を聞いて軽くため息を吐いてアラン様に塩酸を入れた料理を食べたら死ぬ事を指摘しました。
「えっ、でも俺は、塩酸の入った料理をを食べてもどうもないぞ」
アラン様は、きょと首を傾げて塩酸の入った料理を食べてもどうもない事を知らせました。
「それは、アラン様だけです。
それからエリーさんからの伝言です。
アラン様に料理をさせるのは、禁止らしいですよ」
私は、ジトーとアラン様を見つめました。
生と死の狭間の空間で会った時のエリーさんの言葉をそのまま伝えました。
「そうか、エリーがか……
そう言えば昔、エリーと一緒に料理を作って料理に食べられない物を入れるなって良く叱られたよな……
アンジュ、食べられない物を入れない様に気をつけるぞ。
だからアンジュ、俺に料理を教えてくれ！」
アラン様は、エリーさんの事を思い出して懐かしそうに呟きました。
そしてニッて笑い私に料理に食べられない物を入れない努力をする変わりに料理を教えてほしい事をお願いしました。
「それは、構いませんよ。
アラン様に料理を教えさせてもらいますね。
料理を作れる様になってエリーさんをびっくりさせましょうね」
私は、アラン様の料理を教えてほしいって言葉を聞いてアラン様が料理を覚えるのが嬉しくてニッコリと笑いました。
そして料理を作れる様になってエリーさんをびっくりさせる事を提案しました。。
「ああ、料理を覚えてアンジュよりも料理を作るのが上手になってみせるからな！」
アラン様は、ニッて笑い私よりも料理を作るのを上手になる宣言をしました。
「はい、私よりも料理が上手になるのを楽しみにしていますね」
私は、アラン様の私よりも料理を上手になる発言を聞いて優しく微笑んで私よりも料理が上手になるのを楽しみにしている事を知らせました。
「それでは、晩御飯にしましょう。
アラン様とルイ様とエリック君とジュリーちゃんとマリー様とアイリスちゃんとアラン様は、辛いカレーで構いませんよね。
それでアリス様とエリカちゃんとイオン様は、甘いカレーで構いませんよね」
私は、アイリスちゃん達にカレーの食べる種類を質問しました。
「ああ、俺は、辛いカレーで構わないぞ！」
アラン様は、ニッて笑い食べるカレーの種類が辛いカレーで構わない事を知らせました。
「うん、俺は、もちろん辛いカレーが良いよ！」
エリック君は、ニッて笑い辛いカレーが良い事を知らせました。
「そうですね……
僕も辛いカレーで構いませんよ」
ルイ様は、甘いスマイルを浮かべて辛いカレーで大丈夫な事を伝えました。
「私も辛いカレーで大丈夫ですよ」
アイリスちゃんは、ニッコリと笑い辛いカレーで大丈夫な事を知らせました。
「は、はい、私も辛いカレーで大丈夫です……」
マリー様は、緊張しながら辛いカレーで大丈夫な事を知らせました。
「はい、私も辛いカレーで大丈夫ですわ」
ジュリーちゃんは、やんわりと微笑んで辛いカレーで大丈夫な事を伝えました。
「はい、アンジュお姉ちゃん、エリカは、甘いカレーで大丈夫です」
エリカちゃんは、ニッコリと笑い甘いカレーで大丈夫な事を知らせました。
「あ、あの……私も甘いカレーで大丈夫ですわ……」
アリス様は、緊張した様におどおどとして甘いカレーで大丈夫な事を伝えました。
「僕も甘いカレーで大丈夫です」
イオン様は、ニッコリと笑い甘いカレーで大丈夫な事を知らせました。
「解りました。
では、直ぐにご飯の準備をすませますね」
私は、アイリスちゃん達のカレーの種類のリクエストを聞いてニッコリと笑いカレーを食べる準備を済ませると事を伝えました。
お皿にカレーとご飯を人数分入れました。
そしてカレーの人数分をリビングのテーブルの上に運びました。
ーTo Be Continuedー
