女神様が舞い降りたパート6(127話)
☆ヒロイン（主人公）は、悪役令嬢を攻略をする☆
(127話と128話は、同じ時間軸です。
2つで１つの話ですから2つとも必ず読んで下さいね)
～第127話～
☆女神様が舞い降りたパート6☆
（この話は、弟のアキラの視点です）
世間は、女神様の話で持ちきりだ。
暴風雨の竜巻から街を護ったとか、村を襲撃をした魔族から1人で護ったとか、溺れた子供を助ける為に川の水を塞き止めて川の水をなくして溺れている子供を助けただとかだ。
でも俺は、女神様って奴が嫌いだ。
だって疫病で苦しんでいる俺達、村の奴等や家族を助けてくれないからだ。
「お姉ちゃん、大丈夫……？」
俺は、ベッドで寝ているお姉ちゃんを心配そうに見つめた。
「ごほごほ、だ、大丈夫だよ……
私にあんまり近寄ったら駄目よ……
病気がうつるかも知れないからね……」
お姉ちゃんは、苦しそう咳をした。
病気がうつるからお姉ちゃんに近寄らない事をお願いした。
「そんなこと気にしないよ。
お姉ちゃんまで死んだら俺、生きていけないよ！！
ごほごほっ！？」
俺は、お姉ちゃんを心配そうに見つめました。
お姉ちゃんまで死んだら生きていけない事を知らせました。
俺も苦しそうに咳をした。
「アキラ、お前もまさか……！？
ごほごほ、お願いします、神様、どうかアキラだけでも助けてください……」
お姉ちゃんは、苦しそうに咳をして両手を合わせて天国にいる神様に俺だけでも助けてほしい事を祈りました。
「女神様が本当にいるんだったらお願いだからお姉ちゃんを助けてよ！！」
俺も両手を女神様にお姉ちゃんを助けてくれる事をお願いした。
でも突然部屋が黒色に輝き始めた。
何事かと思い家の外に出ると村と森全体が黒色に輝き始めた。
黒色の光を浴びていると自然と体が楽になった。
疫病かかかっている証拠の体にできている黒色の斑点が消えました。
病気がかかる前よりも健康の状態になっていた。
「いったい何が起きたのだ……？」
俺は、いきなり疫病がなくなった原因が解らずに戸惑いながら周りを見渡した。
黒色に輝く輪っかが頭の上に浮かんでいて黒色の羽が背中に４枚ある女神様が空を飛んで村を通り過ぎて行った。
「い、今のって女神様なのか……？
女神様が俺やお姉ちゃんや村の人達を疫病から護ってくれたのか……？
うぅ……ありがとう、女神様……」
俺は、女神様がお姉ちゃんや村の人達の疫病を治してくれたと解り両手を合わせて涙を流して女神様に感謝を表しました。
「女神様、アキラを助けてくれてありがとうございます……」
お姉ちゃんも両手を合わせて涙を流して女神様に感謝を表しました。
「ありがたや……ありがたや……」
村の長老のお爺ちゃんも両手を合わせて涙を流して女神様に感謝を表しました。
「女神様、この恩は、必ず返します……」
二十代くらいの女性も両手を合わせて涙を流して女神様に感謝を表しました。
村の人達は、両手を合わせて涙を流して女神様に感謝を表した。
この村にも感謝を表す為に女神様の銅像が立てられた。
この村の人達も女神様の教団に入る事になった。
この村は、疫病から女神様が村の人達を護ってくれた奇跡の村として語り継がれる事になった。
ーTo Be Continuedー
