昔話
初めて投稿します。温かい目でご覧下さい。
物語の舞台から約三千年前、地に神が降り立ち人々に共存を持ちかけた。人々は神が行使する奇跡の力を体験し、神を崇拝し共存する道を選ぶ者と、神を信じず、人だけの力で生きていく者とに別れていき、それぞれが集落を形成していき、約二千年前、神を崇拝していた人々は神導王国エリシタリアを建国し,人だけの力で生きていくと決めた人々は、考えの違いから集落が増え、いくつもの小国を形成していった。
しかし、現在から約五年前神を信じ崇拝する神導王国エリシタリアは神の御意向と評し、神を信じていない他の国々へと侵攻を始めた。それに対抗するためエリシタリアに次ぐ勢力を持っていたアーセム帝国を中心として多くの国が手を組み、人智連合を結成し、戦争が始まった。
戦争が長引くこと3年、ある一人の男の登場により戦争は終結した。しかし、戦争の終結と共に眩き光が世界中を包み込み、光が収束するとエリシタリアが所有している大昔に神が呪ったと伝えられるシーザー島に巨大な扉と果実がなった巨大な木が現れた。それから、多くの人の目の前に一つの果実が現れ始め、その実を食べると不思議な力を使えるようになっていった。
戦争終結から一年後、頭の中に「やっと始められる」と聞いたことのない声が響くともに扉が開き見たことのない生物が扉から現れ、人を襲うようになった。
エリシタリアと人智連合はこの脅威に対抗するべく、一時、先の戦争の禍根を捨て、協定を結び、兵士を集め生物の侵攻を防いだ。
それとともに、この生物をアーグルと定め、アーグルの侵攻に抗うべく、アーグルの対処法を話し合う『議会』、アーグルの討伐の依頼を請負い遂行する『ギルド』、そして、アーグルを討伐するための人材を育成するための『学園』を創立した。
そして、現在、奴隷として生きる少年とアーセム帝国の皇女の出会いが運命の歯車を加速させていく。
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