熱い音色
初投稿なので、改行されてなくて見にくいなどあると思いますので、良ければアドバイスをください!
ちなみに、この物語は作者の妄想と現実を混ぜたものです。吐き気を催した場合は即座に見ないようにしてください。
第一話 熱い音色
広い食堂中にユーフォニアムの音が鳴り響き、俺はその音に夢中になっていた。そんな中、汗がたらりと額から頬へと伝っていくのがわかった。
「やべ、こんなクーラーもついていないとこにずっといたら熱中症になっちまうわ。」
熱中症と言えば先輩がこの間熱中症で早退してたな…あのときもかわいかったな。どうにかして付き合えないもんかね。
なんて先輩のことを考えながら部屋を去っていった。
-そう。これはとある吹奏楽部の、先輩に憧れたひとりの青年の恋の物語-
「今日もあっちー!暑すぎんだろ!」
なんていいながら、吹奏楽部の練習場所である食堂に入っていく。
俺の名前はレキ。担当楽器はユーフォニアム。結構マイナーな楽器でみんなが知っている楽器じゃないが、とても綺麗な音が出る。
「そんなこといっててもしょうがないでしょ!」
そう声を掛けてきたのは、同じくユーフォを担当しているひより先輩。うちのパートは俺とひより先輩しかいないため、俺はいつも面倒を見てもらっている。
「それもそうですね。今日も練習長いですが、がんばっていきましょー!」
そうしてこれから、長いようで短い真夏の練習、いや、俺と先輩のデュエットが奏でられるのであった。