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モナドの声を聞く  作者: The third eyes
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モナドの声を聞く 18



○「面と線」について



「存在する線」は、

面という概念に含まれた「面積の構成要素」である。

このために「存在する線」の概念は

無限大に連鎖する力学として、

既にその時点で面と同一で

等価なものである。



つまり線と面は

同じ概念を共有した「同じもの」なのだ。

永遠に連続する線(長さ)の概念が

「同じもの」として広さ(面積)である。



この線の無限大の連鎖も

今の連鎖と同じく

「存在する力学」である。

しかし線は、存在する面の部分としての

「面積を持たない」。

このために面積における線の概念は

存在するものではない。



それは既に

「あるのに存在しない」

実体(モナド)であり、

線が存在しないからこそ

その概念の外側に、

同じものとして

存在としての面積(広さ)は

構築されていく。






○「線と点」について




存在する点は、

線という概念に含まれた「長さの構成要素」である。

線と点も同一で

また等価なものである。



つまり点と線も

同じ概念を共有する「同じもの」である。



無限大に連鎖してつながる点の概念は「線」。



しかし点は

「長さの部分」を持たないために、

線の中には存在しない。

長さの概念の中に存在するとは

同じ「長さの部分」を持つことである。



点は「長さの部分」だけではなく、

全ての部分を持たないものなのだ。



「全ての部分を持たない」とは

イコールでモナドである。



「線における点は

あるのに存在しない(実体)であり、

点が存在しないからこそ

その概念の外側に、

同じものとして存在する線(長さ)が

構築されていく。」





「解説」


「時間世界における今は

あるのに存在しない(実体)であり、

今が存在しないからこそ

その概念の外側に、

同じものとして存在する時間世界(時間軸)が

構築されていく。」


この文章は上記文章の

「線」と「点」という単語を

「今」と「時間軸」という

別のモナドに置き換えたものである。


存在する(モナド)の力学を

我々が理解することは難しい。


けれどもこれを

「今と時間軸」という

別のモナドに置き換えてみると、

その絶対的な力学の支配は

我々の実感を伴うものとなる。



「今は存在しない。

連鎖する今が時間軸である。

今と時間軸は同じものである。」



個(点・今)であるはずの実体が

同じものとして全(線・時間軸)であること。

それが何者にもあがらうことの出来ない

存在の無限大の連鎖

「モナドの力学」(完全無)である。



同じものとして無限大に広がること、

それが存在するモナドの結末(完全無)なのだ。



ライプニッツはそれを

予定調和と呼ぶ。



この「モナドの力学」が

世界の中心にある限り、

我々の宇宙は決して

膨張などしていないことが分かるだろう。



無限大に広がり続けることは、言いかえれば

成長であり拡大することである。

そこに描き出されるものは

空間も質量も時間も増大し、

拡大を続ける宇宙である。



これはおかしいことだろうか?



同じひとつの力学(原理)から生まれた世界で

生命も人間の自我世界も概念を引き継ぎながら

拡大し成長を続けているのに、

この宇宙だけが成長もせず拡大もせず

ただ単に膨張するだけという認識が

本当に正しいだろうか。



宇宙の成長は、

必ず科学が証明する。



実のところ生命世界にも、

種の保存法則などは存在しない。

命は互いに命を求め続けること(本能・食物連鎖)によって

お互いの生命の内外へと拡大し、

生命世界の更なる飛躍と強化とをその「目的」とする。



この世界に保存の原則はない。

エントロピーは増大する。



成長と拡大こそが

大原理である。



生命世界は、

自らが存在するその環境でさえ自らの手で改善しながら

最大限に生命の可能性を広げている。

多様性。

それがモナドの力学である。



我々の意識はまだ

世界の本質に追いついていない。




宇宙の果ては今なお加速しながら遠ざかり

それにもかかわらず

世界はまるで定常のように安定している。



だが最果ての宇宙から我々の宇宙を見ると

光速度で遠ざかり消えゆくように見えるのは

今度は我々の宇宙の方である。



そして140億光年先の宇宙には

140億年後の「今」という我々と同じ時間帯の宇宙が存在する。

そこには今の我々の宇宙と変わらない、同じ姿の他の宇宙がある。

そこからは我々の銀河系の140億年前の姿も

同時に見えているはずである。



我々の銀河系を中心に

宇宙は生まれたのではない。



つまり宇宙にはその始まりとなる

中心(ビックバン)は存在しないのだ。



事実(本当の正しさ)はやがて

我々を導くことだろう。



人間を育てる為に

宇宙はその姿を隠し続けて来た。

正しい理解を示して後、初めて

宇宙は本当の姿を

我々に見せてくれるのだ。



その理解の先に人間は、

この世界を「ひとつの同じもの」として認識する

正しい解答を得ることだろう。



命や人間、人間の精神世界を磨いてきたのは

どんな時代でも

この世界(自然界)である。



我々の目はまだ閉ざされたままなのだ。



The third eyes



私の瞳はあなたの瞳である。



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