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やっと5階までたどり着いた。ちょっと息切れしちゃった。てへ!
「あっ綾おはよう!」
「おはよう理紗早いね」
クラスメイトの安永理紗。高校で出会った友達。同じ中学から進学してきた人がいないからって仲良くなった。この学校の同級生の中で一番仲が良いとも言える子。もう1人仲森亜依って子とも仲が良いんだ。
「いや朝課外あるって思って来たんだけど誰もいなくてさ…」
理紗ちゃんと人の話聞きなさいよ
「今日から1年は朝課外なしじゃん。体育祭終わるまでは。昨日先生言ってたよ?」
「嘘~。言ってた?記憶に無いわ。でもじゃあなんで綾はこの時間に?」
「2年の先輩と来たからよ。2、3年生は課外あるからね~。朝課外に夕課外と」
わたしはついついニヤニヤしながら言ってしまった。
「綾。何て顔してるのよ!」
理紗に頬を引っ張られた
「りひゃ。いひゃいはりゃして」
「綾かわいい!」
「かわいくない!かわいいの理紗や亜依でしょ」
「亜依ちゃんはともかく私はかわいくないよ!髪短いし」
そう言って理紗は短い髪の毛を見せてきた。理紗の髪ベリーショートに近い感じだ。亜依も髪は短い方
「そんなんだから。体操服着たら男子に間違われるんだよ!」
「綾は髪長いよね」
理紗はわたしの腰近くまである髪を見下ろした。
「これは、合唱団の定期演奏会でするミュージカルの役柄上仕方ないんだよ。私としては先月の英彦山研修の前には切りたかったんだから!」
「あーはいはい。じゃあ終わったら切るの?」
「さあ。それはまだ決めてないけど?」
「なにそれ!」
私たちは笑った。その時
「はよーす。っているのお前らだけかよ」
「悪かったわね私たちだけで。おはよう片桐景くん」




