平行宇宙編AMラジオ「Amikana & Mika」:第15回「アミカナ3さん、聞いてますか?」
<……さて、ここで番組から報告がありまして>
「はいはい。何でしょう?」
<ずっと棚上げになっている、『自分と全く同じ人を見ると、気持ち悪く感じるのか』問題>
「あー! あったね!」
<それで、ようやく、アミカナ3さんと連絡が取れまして>
「おお! 番組スタッフ凄い!」
<実は彼女、公認会計士をしておりまして>
「公認会計士?!……って何?」
<要はお堅い仕事です>
「へぇ」
<で、出演交渉中なんですが、色々とお忙しいらしくて>
「はあ」
<これからも交渉は継続していくそうです>
「よし! 頑張れスタッフ!」
<で、お写真だけ頂いてきたんですが……>
「……」
<……>
「……え?……」
<……ね……>
「これ……ご本人の許可を取ってもらってきたんだよね?」
<そう……だよね?……え、あ、そう。ご本人から、これを使って下さいと言われたそうです>
「……何で証明写真?」
<さあ……>
「何か……感性が独特な感じ?」
<まあ……そうかもね……>
「あの……さ……お忙しいなら、無理に来て頂かなくてもいいんじゃないかな?……」
<何で?>
「いや……何て言うか……後輩として、叱られそうな感じが……」
<ああ。そこは私もそう思う>
「でしょう!……。それにしても、これ、私達と同じ顔?」
<全然そう見えないよね?>
「これ、ほんとにアミカナ3さんなの?」
<そもそも、何で眼鏡してるの? アンドロイドだから必要ないよね?>
「いや、まあ、設定を近視に変更することはできるけど。する意味が分からない」
<え、複製の時って、何かオプションあるの? 『こんな人格で複製します』とかって>
「ない!ない!……と思うけど。少なくとも私の時は」
<え……複製が……その……>
「……失敗してる、ってこと?」
<いや、例えばね>
「分からないけど……とにかく、私や5とは全然違うね」
<え?……え?!……ちょっと! それ早く言ってよ!>
「何?」
<……今、スタッフからで、アミカナ3さんは、この番組を毎回楽しみにしているそうです>
「ちょっと! 何やってんだスタッフ! それ、一番最初に言うことだろ!」
<ヤバい! 滅茶苦茶言っちゃった! どうしよう?!>
「……」
<アミカナ?>
「……っていう感じで、面白おかしな脚本で、番組を進めていますので、是非、アミカナ3さんも遊びに来て下さい!」
<ああ!>
「以上!」
<『AMラジオ>
「アミカナ・アンド」
<ミカ』でした>
<「バイバ~イ!」>
<アミカナ! グッジョ……>




