表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/66

英雄の薬⑤

「そう……そういうことになります。数時間前までは……


でも今は……フリーターですかね?」


俺は今置かれた状況を加味した上で説明した。



あははははっ


朝霧さんが唐突に、可笑しそうに声を出して笑いだしたので、少しびっくりした。


「何それ。どうゆうこと?


ニートなのフリーターなの? どっちよ。


斎藤課長といい、一真君といい面白い人達ね。


一体君達に何が起こっているの?」


朝霧さんは可笑しそうに笑いをこらえながら問いかける。


「それが僕にもよく分からないんです。


父さんはネトゲ廃人になるって言うし、母さんと妹は居なくなるし、コンビニに行ったら採用されるしで、本当に何が何か頭が回らないんです。


朝霧さん! 助けて下さい!」


 俺は今まで溜まりに溜まっていた鬱憤を全てぶちまけるように、一気にまくし立てて言った。


朝霧さんにも俺の必死さが伝わったのか、真面目な顔に戻り、


「分かったわ。


話は良く分からないけど、今一真君の身に大変なことが起こっていて、


困っているようね。


私にできることなら力になるから、一から順を追って話してみて」


俺は半泣きになりながら、昨日から今日にかけて自分に起ったことを、さっき店長に説明したようにゆっくりと説明した。


さすがに2回目ということもあり、さっきよりも上手に説明ができたように思う。


 朝霧さんは説明を聞くに従って、もともと大きかった目を更に大きくさせて、驚きの表情を見せながら


「うん、それで?」


など相槌を打ってくれた。


途中で質問なども挟まずに、とても話しやすかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ