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異世界の性能を正しく使うには

魔物使いの可能性を確かめつつ

自分の立ち位置を噛み締めながらも

刻一刻と近づく闇を彼はまだ知らない


魔物使いの可能性を確かめつつ

自分の立ち位置を噛み締めながらも

刻一刻と近づく闇を彼はまだ知らない


ハクライはとても賢い子だから

僕は非常に助かります

行く先に向かう道中 僕は色々試しなが

ハクライに餌?物を与えたては

何が出来て何が出来ないのか


ちょっと楽しくなって来た矢先

あれが来たのです


「…ハクライ これも食べてみようか」


はい 僕も悪い子です

これは現実でもみんなが知ってるあの

酸っぱい果実ではないですか


いけなーい いけないよ

酸っぱい酸っぱい果実を丸々と与えちゃうなんて

悪い顔してる?してるよね たぶん


「…おあがり…」


「…ポニョんポニョん…ぷるぷる」


どうなの どうなの どうなるの


「ぷっぷるーぷにゅぷにゅ」


ごめんよ ごめんよ 動きが複雑だから

酸っぱさ 酸味を味わったのね

ごめんよー 意地悪しちゃったね


ん?あれ あれって…竹

異世界に竹 あるのか?

竹…竹の子 竹の子ご飯…食べてぇ


「…ねえ ハクライ この葉っぱだけ食べれる?」


「ちゅいっちゅぅ」


おお 地面が見えてきてる 流石だよハクライ 手入れはされてないから

大丈夫だよね…竹の子採れないかなぁ

でも竹の子って見え過ぎたら

エグ味強くなるから探しやすいのはあれだけど でも食べれないわけじゃないでしょ


だけど人の手が入ってない竹藪だと

どうなんだろう 竹の子少ない?

でも探してみようかな


意外と大変だね かがみながら探すって逆に笹があったほうが見つけやすかったとか


…いやいや あんなにこん盛りしてたんだし 見つけやすい みつけるよ


お これは…ほれほれ


…根っこか やっぱり竹藪あるあるなのかな

竹林農家さん凄いなぁやっぱり


ん?どうしたハクライ?


「どうしたあ ハクライ 食べ過ぎたんかぁ」


「…ぷい」


ん?何なに…おー これは

これは竹の子じゃないか

凄いぞハクライ


意外と役立つ木の棒

スコップないから これでほりほり

周りを削りながら穴掘り


サクサク掘れないけど イケナイわけでもない頑張れコツコツ コツコツと


よーし見えてきたよ 慎重に優しく

ほれほれ ほれほれ


きましたきました チェックメイト

よっしゃーゲットしました

竹の子ゲットだぜ


「…」


「…はーい ハクライお食べ これが竹の子だよ」


「…ぷに」


調理はしてあげれないけど美味さはあると思う

鍋があれば 火があれば煮てあげることも

お米があれば竹の子ご飯なんてのも


うー 口が竹の子ご飯の口に

食べれないとわかると歯痒い


「…ぷりゅぅ」


「えっどうしたハクライ!!もしかして竹の子が合わなかったとか」


「…ぷにぃ」


(キラリ)


ハクライが光ってる名前を付ける前とは何か違うけど

なんだか どうなの どうなるの…

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